臨床の1症例〜凍結肩に対するSM後の検討〜
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運動器理学療法の革命児です。
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今回は臨床の疑問について深掘っていきたいと思います。
知識は自分を守るために必要なことです。
他人事と思わずに自分が肩が痛くなった時のことを想定して読んでみてください。
今日の臨床でわからなかったことは
SM後の可動域制限、運動時痛についてです。
SM・・・サイレントマニュピレーション
40代女性
右肩の痛み
仕事:子供抱っこをよくする
経過:前から肩こりみたいにあり、四十肩かなと思って痛みは我慢できる程度。
7ヶ月前にじゅうたんを敷く際に「バキッと」した音がなった。
その直後から右肩に激痛が走り、夜間痛・安静時痛、ふれるだけで痛みがあった。
痛みの我慢できず、当院に来院された。
リハビリとSMを実施後、
現在は安静時痛・夜間痛の症状はなく運動時痛、可動域制限が残存している。
理学所見
1st外旋0
挙上80+ 他動120
※+・・・前面痛・・・ワンポイント・・・腱板疎部
理学療法士としてなにができるのでしょうか?
ほかにもこのような患者がおられるのではないでしょうか?
ネットで少し調べてみました。
文献では可動域は格段にあがっていますね!115°→170°と比べ物にならないくらいです。
可動域があがると日常生活動作の幅が広がります。
それはまちがいないでしょう。
しかし、ほかにも問題点は山積みです。。。
腱板損傷と凍結肩の診断をしている。→解決
SMは関節包のどこを破っているのか?→解決
SM後の1週間で4割まで疼痛は経験できるとは、どういった機序なのか?
段階的な運動療法とは?
疑問に残ることはたくさんある。
SM後の不満の患者はおられます。
適応と不適応があるのではないか?→解決
SMとはどういった手技なのか?
何度かお会いしたことのある江戸川病院さんの岩本先生がSMをされている動画がありました。
可動域は格段にあがっていますね!
SMは関節包性の拘縮がある場合は絶大な効果を発揮しています。
SMの禁忌もあります。
もしやられる方はリスクを知った上で行なってください。
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