見出し画像

家にあるものが、立派な防災グッズになるという話。

防災グッズというと、まず思い浮かべるのは、銀色のリュックサック型で、大きく赤字で「非常用持出袋」と書いてあるアレではないだろうか。

我が家にもある。というか正確には、隣の義両親の家にある。備えているご家庭も多いだろう。

なので今回は非常用ではなく、日ごろから使っていてしかも災害時にも役立つものを探してみたいと思う。

季節は冬で、地震により電気ガス水道がストップし、家族で自宅非難をしている場合を考えたい。

たとえば履かなくなったスニーカーは、きれいに洗って寝室に置いておくと良い。地震の際に割れたガラスでけがをしないで移動できる。

次に毛布だ。停電により暖房が効かなくなった場合、手持ちのもので体を温める必要がある。普段から使っている毛布はもちろん、来客用、何枚かあるひざ掛け。掛け布団や夏掛けなども重ねて使えば役立つだろう。季節柄、カイロの買い置きがあれば心強い。

そろそろ買い替えようかという頃合いの古タオルも良い。フェイスタオルなら、たたんでビニール袋に入れれば簡易トイレにもなる。

くたびれてもう捨てようかなという衣類も捨てたものではない。重ね着したり、切り分けて上記の簡易トイレの吸収部に利用することができる。

他にもラップ、ごみ袋、ガムテープ、新聞紙など、すでに家庭にあって災害時に役立つものはいろいろある。

場所と予算が限られた中でも、自分と家族の命を守るため、新しい(値段も高い)ものを買わなくてもできることはある。それを伝えたかった。

ではまた次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?