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雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ防災がしたい。

冬にも夏にも対応した防災がしたい。そう考えていた時にこの有名な一説を思い出した。 令和6年能登半島地震は1月1日、東日本大震災は3月11日。阪神淡路大震災は1月17日だった。この3件の巨大地震に関しては寒さの厳しい時期に発生したものだ。寒さは、人間の心も体も消耗させる。 どんなものがあれば、冬の災害に役立つだろうか。 カイロ、防寒着、マフラー、手袋、軍手、靴下、帽子(毛糸のものがあれば尚良し)。衣料品は重要だ。カイロは言うまでもない。 カセットコンロ、ガスボンベ、水の

    • 花粉症に悩まされながら、災害時の紙もののありがたさについて考える。

      2月も中旬を過ぎ、いよいよ花粉症シーズン真っただ中である。自分自身は花粉症に加えて慢性的な鼻炎があり、この時期は特にティッシュが手放せない。風邪気味の時も然りだ。 さまざまな紙製品が、私たちの暮らしを支えてくれている。ティッシュ、ウエットティッシュ、トイレットペーパー、キッチンペーパー、赤ちゃんの紙おむつ、生理用品、高齢者の方の介護用おむつ、ペットシーツなど。 災害時にライフラインがストップした状況下では、紙製品がその不便さを補うために必要不可欠であることは間違いない。

      • 何を備えるかではなく、だれに備えるか-我が家の場合。

        前回の記事で、防災グッズは何を備えるかではなく、家族構成を考えて誰のために備えるかを考えたい、というようなことを書いた。なので今回は我が家の場合を考えてみたいと思う。 我が家は、私、主人、息子(10歳)、娘(5歳)。 災害時は主人は仕事場に駆り出されてしまうことが分かっているので、私と子どもたちで自宅非難をするという想定である。水やお米、トイレットぺーパーなど誰にとっても大切なものは置いておいて、個人的に「これがないと困る」というものを考える。 私の場合。 コーヒー(

        • 家にあるものが、立派な防災グッズになるという話。

          防災グッズというと、まず思い浮かべるのは、銀色のリュックサック型で、大きく赤字で「非常用持出袋」と書いてあるアレではないだろうか。 我が家にもある。というか正確には、隣の義両親の家にある。備えているご家庭も多いだろう。 なので今回は非常用ではなく、日ごろから使っていてしかも災害時にも役立つものを探してみたいと思う。 季節は冬で、地震により電気ガス水道がストップし、家族で自宅非難をしている場合を考えたい。 たとえば履かなくなったスニーカーは、きれいに洗って寝室に置いてお

        雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ防災がしたい。

          防災士でも防災備蓄収納プランナーでもない、二児の母。

          世界のどこかで起きた地震のニュースを見るたび、自宅の防災と備蓄の見直しをするようにしている。 年明けの能登半島での震災を受けて、また我が家の防災備蓄を考えることにした。 防災備蓄は、何をどのくらい備えればよいのか、迷いの連続だ。とりあえず水か。ガスコンロがあればお湯が沸かせるからあった方が良いか。これだけあればよいのか、足りないとしたらどのくらいあれば良いのか。 未知のものに迷って、決めきれない中にも、えい、と決断するというのはものすごくエネルギーがいる。 なぜこんな

          防災士でも防災備蓄収納プランナーでもない、二児の母。