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教師の実際シリーズ①【修学旅行編】


京都奈良は修学旅行でよく行くので
旅行先の候補にあがらないたまちゃんです🫢


先日、勤務校の3年生が2泊3日で
京都奈良に修学旅行に行ってきました。

修学旅行のときの先生たちがどのように時間を使っているか
を簡単にまとめてみたいと思います。

出発までの勤務日

私の勤務校では、金・土・日の3日間で
修学旅行に行っていました。

ということは、月曜日からの勤務開始で
日曜日までの7連勤ということになります。

土日休みがつぶれるので、振替休日が2日間ありました。
けどやっぱり7連勤は大変そうです、、

出発前日の朝には、生徒の着替えなどの大きな荷物を
トラックに積み込むための手伝いをします。

もちろん勤務時間前の7時45分〜です。
(勤務時間調整は付いているのか?)

そんなこんなでようやく出発にこぎつけます。

3日間の時間の使い方

さて、修学旅行出発の朝!
東京駅発の新幹線の時間が決められているので
その時間に間に合うように最寄駅に集合です。

今回は朝6時に最寄駅を出発し
8時前の新幹線に乗ったようです。

新幹線で京都奈良まで移動し、見学などして
宿に着くのは17時ごろになります。

その後夕飯を生徒とともに食べ
お風呂指導、班長会議、就寝見回り、、、

と、やっているうちに気付けば22時ごろ。
最終的に1日の振り返りと2日目予定の確認をして
先生たちがお風呂に入れるのが23時ごろ。

こんな感じで修学旅行の1日目が終わります。
朝6時前から勤務を開始して終わるのは23時ごろ。
ざっくり計算しても17時間の勤務になります。

もちろん公立中学校の教員には残業代的なものはありません。

そのかわりと言ってはさびしいですが
先生たちには『調整』というものがあります。

宿泊行事の際には勤務時間を超えることがあるので
その分を後で時間休のように取ることができるものです。

校長先生がその『調整』の時間を決めますが、
だいたい3日間で10時間です。


さて、1日目の勤務時間はだいたい17時間。
普段の勤務時間はだいたい8時間〜なので
1日目に9時間近く勤務時間をオーバーしている計算です。


2日目も同じように6時ごろには起きて見回り。
日中は暑い京都の街中で生徒のチェックを行います。

夜も同じように時間が流れていくので
これまた勤務時間を9時間近くオーバー。



最終日は夕方までには地元に帰ってきますが
生徒が家に着くころまで最寄駅で待機するなど
実際に帰れるのは19時ごろになります。


3日間の勤務時間オーバー分はざっくり20時間以上になります。

『調整』という時間休的なものは10時間分しかもらえていません。

残りの10時間分は先生たちの善意でできています。
もう少しここらへんが変わってくれると
働きやすいのにな〜と思ってしまうことも、、、

それでも楽しい

それでも宿泊行事は個人的には大好きです。

生徒たちの普段は見られない姿を見られたり
いつもとは違う環境で過ごすことができるのは
ありがたいことと思っています。

今年度私は中学2年生と一緒にスキー実習に行く予定です!

体力的には大変な3日間ですが
充実したものにできるようにしたいです!

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