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  • 英単語③ 接頭辞re recipe~reconstruct

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    英単語② 接頭辞re reactionからrecessまで

  • 英単語① 接頭辞re relief~reluctant

    英単語① 接頭辞re reliefからreluctantまで

記事一覧

store

前回の記事 restore とのつながりで、今日は store について。 storeはストア、つまりお店のことで、英語の発音はストァという感じです。 このstoreの語源は、 restore…

mikiひと
2週間前
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restore

今日は、restoreです。 最近ではパソコンの機械やデータを初期状態に戻すことを「リストア」と言ったりしますが、英語の発音はリストーァという感じです。 restoreの語源…

mikiひと
2週間前
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restaurant

今日は、restaurantです。 発音は、レスタラントという感じで、つまりレストランのことです。 私はずっとレストランって「休む」という意味の rest から来てるんだろう、…

mikiひと
1か月前
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restその2

前回の記事でご紹介したrestその1につづいて、今日はrestその2です。 「restその1」はゲルマン語系のことばで、「休憩」といった意味でした。 「restその2」はラテン語…

mikiひと
1か月前
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rest その1

今日はrestです。 発音は、レストです。 休憩 rest レストと聞くと、まず「休憩」という意味が思い浮かぶ人が多いと思います。 rest house レストハウス、restless レス…

mikiひと
2か月前
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responsible

今日は、前回のrespondの派生語としてご紹介した、responsibleです。 発音は、リスパンサボルという感じです。 ちなみに、response(レスポンス=応答)という単語も、おなじ…

mikiひと
3か月前
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respond

前回、respiteの記事を掲載してから、すっかりrespite(休止)状態になってしまいました。 お久しぶりの本日の記事はrespondです。 発音は、リスパンドという感じです。 res…

mikiひと
4か月前
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respite

今日は、respiteです。 前回のrespectと同じ語源からきていることばですが、意味は違います。 発音は、レスパイト(レスピト)という感じです。 respiteの意味re-(後ろに)+…

mikiひと
6か月前
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respect

今日は、respectです。 日本語でもカタカナでよく使われるリスペクトですが、英語の発音もそれにわりと近い、リスぺクトという感じです。 respectの意味re-(後ろに)+ spe…

mikiひと
6か月前
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Vienna

今日はビリー・ジョエルのViennaという歌をご紹介します。 Vienna(ヴィエナ)というのは、ウイーンのことです。 ビリー・ジョエルが若いころに父親を訪ねてウイーンに行っ…

mikiひと
6か月前
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The Sound of Silence 5

前回の記事(The Sound of Silence4)の続きです。 やっと、歌詞の最後までたどりつきました。 そしてひとびとは、 みずからが生み出した街灯の神に 拝跪づき、礼拝をさ…

mikiひと
6か月前
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The Sound of Silence 4

前回の記事(The Sound of Silence3)の続きです。 今回はちょっとこぶしの効いたサウンド・オブ・サイレンス 愚かなひとたちよ と、ぼくは言った 静寂とは 増え続ける癌…

mikiひと
7か月前
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The Sound of Silence 3

また前回の記事(The Sound of Silence2)の続きです。 さえぎるもののない光の中で、ぼくは見た 一万人をこえるほどの人々を見た ひとびとは、発語できないことを話しあ…

mikiひと
7か月前
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The Sound of Silence 2

前回の記事(The Sound of Silence)の続きで、もうちょっと日本語訳をしてみたいと思います。 ねぐるしい夢のなかで、ぼくはたったひとり 狭い石畳の街路を歩いた 光輪を…

mikiひと
7か月前
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The Sound of Silence

今日は、前回の記事(resound)で触れたサイモンとガーファンクルの歌(The Sound of Silence)の歌詞を、最初のさわりだけご紹介しようかなと思います。 この歌は、題名…

mikiひと
7か月前
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resound

今日は、resoundです。 なんとなく字面から想像できると思いますが、 re-(再び)+sound(音を鳴らす) の組み合わせで「鳴り響く」といった意味です。 英語の発音はリザ…

mikiひと
7か月前
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store

store

前回の記事 restore とのつながりで、今日は store について。
storeはストア、つまりお店のことで、英語の発音はストァという感じです。

このstoreの語源は、 restore や、その前の記事でとりあげた restaurant(レストラン)とほぼ同じ意味のラテン語です。
(厳密には違うのですが、まあ、だいたい同じ。)

ちなみに「お店」という意味で store(ストア)を使うの

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restore

restore

今日は、restoreです。
最近ではパソコンの機械やデータを初期状態に戻すことを「リストア」と言ったりしますが、英語の発音はリストーァという感じです。

restoreの語源は、前回のrestaurant(レストラン)と同じ「回復する」「復元する」という意味のラテン語です。
restoreは語源とだいたい同じ意味で使われていますが、restaurantの場合は比較的近年になってから「回復する食べ

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restaurant

restaurant

今日は、restaurantです。
発音は、レスタラントという感じで、つまりレストランのことです。

私はずっとレストランって「休む」という意味の rest から来てるんだろう、と勝手に誤解していました。
適当に根拠も調べずに、思い込みをしてはいけないと反省です。

ちなみに、正解の語源(フランス語(⇐ラテン語))は「回復する」という意味です。
偶然でしょうけど「休む⇒回復する」と、何となく、意味

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restその2

restその2

前回の記事でご紹介したrestその1につづいて、今日はrestその2です。
「restその1」はゲルマン語系のことばで、「休憩」といった意味でした。
「restその2」はラテン語系のことばで、「残り(もの)」という意味です。

発音も「その1」と同じく、レストという感じです。
同じ発音で、同じ綴りなのに、じつはまったく別のことばです。

なぜ英語にラテン語系のことば?

ちなみに、どうして英語には

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rest その1

rest その1

今日はrestです。
発音は、レストです。

休憩

rest レストと聞くと、まず「休憩」という意味が思い浮かぶ人が多いと思います。
rest house レストハウス、restless レストレス(落ち着かない、不安な)とか、このrestの仲間ですね。

このrestの語源は、古英語のreste(休息、寝床)。
これはさらにゲルマン祖語のrasto-から来ています。
この語はもともとは距離の単

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responsible

responsible

今日は、前回のrespondの派生語としてご紹介した、responsibleです。
発音は、リスパンサボルという感じです。

ちなみに、response(レスポンス=応答)という単語も、おなじ仲間(respondの派生語)です。
「メールの返信」などの意味でよく使われる「レス」は、このレスポンスの省略形だろうと言われています(もちろん、この省略形は日本でしか通用しません)。

responsibl

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respond

respond

前回、respiteの記事を掲載してから、すっかりrespite(休止)状態になってしまいました。
お久しぶりの本日の記事はrespondです。
発音は、リスパンドという感じです。

respondの意味re-(返す、見返り)+ spond(約束する)
 ⇒ 約束し返す、見返りを約束する

動詞

(言葉、手紙などで)応答する、回答する

(刺激などに)反応を示す

(機械などが)応ずる

(治療

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respite

respite

今日は、respiteです。
前回のrespectと同じ語源からきていることばですが、意味は違います。
発音は、レスパイト(レスピト)という感じです。

respiteの意味re-(後ろに)+ spite(見る)
 ⇒ 振り返って見る ⇒ 止まって考えなおす ⇒ 休止する

名詞

一時的な中断、休止

延期、猶予

死刑執行の猶予(法律用語)

動詞

(執行などを)猶予する

(取り立てなどを

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respect

respect

今日は、respectです。
日本語でもカタカナでよく使われるリスペクトですが、英語の発音もそれにわりと近い、リスぺクトという感じです。

respectの意味re-(後ろに)+ spect(見る)
 ⇒ 振り返って見る ⇒ 注目に値する ⇒ 尊敬する

名詞

尊敬、敬意

(深い)関心、尊重、配慮、(注目する)点

関連、関係

あいさつ、よろしくとの伝言

動詞

尊敬する

考慮する

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Vienna

Vienna

今日はビリー・ジョエルのViennaという歌をご紹介します。
Vienna(ヴィエナ)というのは、ウイーンのことです。
ビリー・ジョエルが若いころに父親を訪ねてウイーンに行った経験がもとになっている歌ということらしいです。

急ぎすぎだよ
落ち着いてごらん
まだ若いのに背伸びしすぎじゃないか
そんなに頭が良いというのなら聞くが
何がそんなに心配なんだい?

いったいどこで火事が起こってる?
いった

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The Sound of Silence 5

The Sound of Silence 5

前回の記事(The Sound of Silence4)の続きです。

やっと、歌詞の最後までたどりつきました。

そしてひとびとは、
みずからが生み出した街灯の神に
拝跪づき、礼拝をささげた
そのとき街灯の啓示は、
言葉としての姿をあらわしはじめ、
警告の光を一閃かせた
啓示は告げる
「預言は地下鉄の壁や共同住宅の会堂に記されている」
そして
ひそやかに囁いた
静寂の音響につつまれて

And

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The Sound of Silence 4

The Sound of Silence 4

前回の記事(The Sound of Silence3)の続きです。

今回はちょっとこぶしの効いたサウンド・オブ・サイレンス

愚かなひとたちよ
と、ぼくは言った
静寂とは
増え続ける癌のようなものだと
きみたちはわかっていない
さあ、あなたを教え導く
ぼくの言葉に耳を傾けなさい
さあ、あなたに差し伸べる
ぼくの腕に掴まりなさい
それなのに
ぼくの言葉は音もせずに落ちた雨粒のように
静寂の源泉の

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The Sound of Silence 3

The Sound of Silence 3

また前回の記事(The Sound of Silence2)の続きです。

さえぎるもののない光の中で、ぼくは見た
一万人をこえるほどの人々を見た
ひとびとは、発語できないことを話しあい
ひとびとは、聴取できないことを聞いている
ひとびとは歌を
声を合わせることもない歌を創造っている
そう、だれにもできはしない
静寂の音響を止めることは

And in the naked light I saw

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The Sound of Silence 2

The Sound of Silence 2

前回の記事(The Sound of Silence)の続きで、もうちょっと日本語訳をしてみたいと思います。

ねぐるしい夢のなかで、ぼくはたったひとり
狭い石畳の街路を歩いた
光輪を撒く街灯の下に
佇むと
冷たく湿る空気が身をつつみはじめ
コートの襟を立てた
そして
夜の闇をつらぬくネオンの閃光に
目を射抜かれた
その瞬間ぼくは
静寂の音響に接触たのだ

In restless dreams I

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The Sound of Silence

The Sound of Silence

今日は、前回の記事(resound)で触れたサイモンとガーファンクルの歌(The Sound of Silence)の歌詞を、最初のさわりだけご紹介しようかなと思います。

この歌は、題名からしてなかなかひねりが効いていて、
The Sound of Silence
=「沈黙の音」とか「静寂の音」という、逆説的な表現ですね。

そういえば、あのThe Sound of Musicのミュージカル作品

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resound

resound

今日は、resoundです。
なんとなく字面から想像できると思いますが、
re-(再び)+sound(音を鳴らす)
の組み合わせで「鳴り響く」といった意味です。

英語の発音はリザウンドという感じで「ザ」と濁ります。
覚えないといけない重要な単語ではないのですが、この際、soundという単語についてもついでに調べてみようと思ってとりあげました。

resoundの意味re-(再び)+ sound(

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