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【厳選】9月〜11月に発売 おすすめ小説

2023年9月から11月に発売されたハードカバーの小説の中から、おすすめをご紹介します。
以下は、著者や価格を含めたリストです


「黒い絵」 - 原田マハ(価格:1870円)

ついに封印を解かれたのは、著者初の「ノワール小説集」。嗜虐と背徳によって黒く塗りこめられた、全6作品を収録する衝撃作!

深海魚 Secret Sanctuary
高校生の真央は友だちも彼氏もいないうえ、クラスメイトからいじめられていた。そんな真央が安息を得られるのは押入れの中だけだった。真っ暗にすると「海の底」のようで……。

楽園の破片 A Piece of Paradise
ニューヨーク発の急行列車は遅れていた。ボストン美術館での講演会でスピーチをする予定の響子は焦る。もうひとりの話者のレイとは7年間の不倫関係を清算したばかりだった。

指 Touch
私は私大の日本美術史博士課程の2年生。家庭を持つ彼の研究室で助手をしている。ある週末に奈良の室生寺を訪れ、ずっと手をつないでいる私たちは、どう見ても不倫カップルだ。

キアーラ Chiara
アッシジには10年ぶりの再訪だった。亜季は文化財の修復科のある芸術大学を休学して20歳で渡伊し、長年フレスコ画修復の修業をしていたところ、中部の大地震に見舞われ……。

オフィーリア Ophelia
わたくしは絵の中の囚われ人。水に浸ってあとひと息で命が絶えるその瞬間を、生き続けています。ロンドンから日本へ連れて来られたわたくしが目撃した、残虐な復讐とは…。

向日葵(ひまわり)奇譚 Strange Sunflower
超売れっ子の役者・山埜祥哉の舞台の脚本を書きたくて、脚本家の私は、ゴッホが主人公の脚本を完成させる。が、脚本が仕上がった直後に、ゴッホらしき人物の奇妙な写真を入手して……。
(Amazonより引用)

「しっぽの殻破り」 - 福徳秀介(価格:1650円)

福徳秀介さんの短編集は、そのユニークな視点と繊細な表現によって、青春の微細な瞬間や感情を捉えています。

彼の物語は小気味よい言葉で綴られ、読者を爽快な結末へと誘います。
そして、特典小説も含めると、その作品はさらに魅力的に感じられることでしょう。

「カーテンコール」 - 筒井康隆(価格:1870円)

「巨匠、最後の挨拶」は、筒井文学の主要登場人物が織りなす魅力的なエピソードや、筒井作品に蓄積された独自の技巧や思索が凝縮された掌篇小説集です。

著者がこれを最後の作品集としているというのは、ファンにとっては寂しいニュースかもしれませんが、その作品が圧倒的な傑作であることは間違いない。

読者はその多様な感情や独特の物語性に圧倒される。

「にがにが日記」 - 岸政彦/齋藤直子(価格:2200円)


この本は、社会学者が大阪と沖縄、音楽に魅了された自身の生活を7年間にわたり記録したものです。

彼の日記は発見と内省、諧謔と哀切に満ちており、ウェブマガジン「考える人」の人気連載として掲載された「おはぎ日記」と、最愛の猫との特別な日々が含まれています。

「食べると死ぬ花」 - 芦花公園(価格:1870円)

絶対に、それを■■■はいけない――。ページをめくるごとに後悔が増す戦慄ホラー。

最愛の息子を失った桜子がカウンセラーから与えられた謎めいた壺にまつわる戦慄のホラーストーリーです。

息子を取り戻すという謎めいた約束に翻弄されながら、後悔が増すページをめくるごとに緊張感が高まります。

連載時から話題となり、で描かれる地獄のような物語としてホラー界に衝撃を与えた気鋭作家の作品です。

ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編: Sister編 井上真偽 (著)

「新・読書体験」は、古き良き商店街で起きた不穏な事件を三姉妹と四兄弟が異なる視点で推理するパラレルミステリーです。

物語は「Brother編」と「三姉妹編」の二つの視点で進み、同じ事件や手がかりでも推理の展開は異なります。

焼き鳥店「串真佐」の三姉妹が事件に巻き込まれ、展開する物語には推理の面白さが満載です。

各エピソードでは謎が解き明かされるにつれて、物語がどのように進むのかが読者を驚かせます。

ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編: Brother編 井上真偽 (著)

この作品は、古き良き商店街で起こる事件を四兄弟と三姉妹の二つの視点から描いた、史上初のパラレルミステリーです。

物語は「Sister編」と「兄弟編」の二つの側面から展開され、同じ事件や手がかりにもかかわらず、推理の進行は全く異なります。

兄弟の探偵役である四人が、事件の真相を探る中で繰り広げられる謎解きと展開が読者を引き込みます。

各エピソードでは、事件の解決に向けてさまざまな真実が浮かび上がり、その瞬間が読者を驚かせることでしょう。

「銀河鉄道の夜」 - 宮沢賢治(価格:1320円)


  • 古典的な名作であり、心温まるファンタジーの世界を楽しめます。

丸の内魔法少女ミラクリーナ (角川文庫)  村田沙耶香

この物語は36歳のOL・茅ヶ崎リナが、魔法のコンパクトを使い「魔法少女ミラクリーナ」に変身して、仕事や日常の難題に立ち向かう様子を描いています。

しかし、親友の恋人との関わりで奇妙な魔法少女ごっこに巻き込まれ、ポップな始まりから一転して皮肉やパンチの効いた結末に至る表題作や、「秘密の花園」といった作品が含まれています。

これらの物語は、さまざまな「世界」と向き合う人々の姿を描いた衝撃的な4つの篇です。

⚪︎村田沙耶香さんのおすすめ作品


これらの作品は、さまざまなテーマ性や文体を持っており、読者の好みに合った一冊を選んでください。楽しい読書の時間をお過ごしください!📚✨



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