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#4【高校受験】偏差値35の中学生が半年で偏差値70の高校に合格した話。

夏を制する者は受験を制す。

byどっかの誰かさん。

この言葉はみなさん一度は
耳にしたことがあるだろう。

正直、耳タコです。
各受験で必ずと言っていいほどの常套句。

私は、無知のまま中学三年を迎え、
梅雨時期に数学と英語の基礎固めを終えました。

前回までの内容は下にリンクを貼っております。
お時間ある方は是非。

さて、今回は受験の総本山
夏の勉強について書きます。

最後までどうぞお付き合いください。

ゾーン開放

数学と英語は基礎を終え、夏休みに突入。
この時点で、社会、理科、国語はノータッチ。

塾では夏期講習が毎日行われ、
徹底的に学力を伸ばすフェーズに入る。

私はご存じのように手付かず教科があるので
基礎固めが必要な国語を中心として
数学、英語は応用力向上(実践問題への取り組み)。
社会と理科は海馬を限界突破させて問題集を1からひたすら解く。

初期段階ではこんな感じで目標設定しました。

とにかく毎授業、全力で取り組み、
予習と復習を毎日繰り返していました。
計画性が欠落しているので、好きな教科を
ガンガン回すって具合です。

これも毎日、楽しかった。

知れば知るほど、解ける解ける。

ペンが走る。

夏期講習の初日に社会と理科はテキストが与えられ、
一ヶ月をかけて終わらせるという予定でしたが、
3日で終わってしまいました。

「ちゃんと、身になってるの?」
「問題解けなかったら意味ないよね?」

そんな言葉は当時の私には刺さりません。
楽しかったので無敵状態でした。

マリオはスターを取るとこんな感じなのか。

奇跡的に、頭に入っていたのです。
文章、単語を丸暗記するのではなく、
問題を風景画のようにイメージし、
そこに描かれているモノが答え。

そういう感覚で記憶を定着させ、覚えていきました。
幼少期から細切れになったモノの共通点を見つけ、
連続させ、ストーリーを妄想するのが好きでした。

例えば、仮面ライダーとウルトラマンを戦わせるみたいな。

ビッグマウス模試

私の場合は1ヶ月後にぴったり終わらせると遅いので
今となってみれば、ルールを無視して
好奇心のまま勉強してよかったです。
少しは怒られましたが。。。

夏期講習の折り返し地点あたりで
人生で初めての模試を受けることに。

自分の立ち位置、目標校までの距離。
ワクワクでした。

ただ、その前に目標校のオープンスクールが
あったので参加しました。
周りは頭のよさそうな子ばかり。
さすがに場にのまれました。
同じ中学の子たちはみな優秀で、
「なんでお前がいるの?」
という空気が伝わってきました。

ですが不思議なことに、学校関係者の話を聞いているうちに
私がその学校に入学するイメージが湧いたのです。


「やっぱり、ここに行くしかないな。」


ビッグマウスです。すみません。
これくらいの気持ちでごまかさないと
正直、受験は戦えないと思います。
自分を騙す。
これも受験攻略の一つだと考えます。

オープンスクールが終わり、その足で
初の実戦模試に向かいました。


目標校に自分がいけるというイメージで
問題を解いたので、スラスラーっと解いてました。
手応えとかは正直、分かりません。
初めてですから。

一通りの試験を終え、その日はゆっくりしました。

敵との距離

初めての模試を終え、あくる日に授業に向かいました。
テスト返却です。

成績上位者は、塾内に張り出され、
謎のプレッシャーを負います。


結果は、、、

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