ビートルジュース ビートルジュース(2024🇺🇸)
原題: BEETLEJUICE BEETLEJUICE(2024、アメリカ、105分)
⚫︎監督:ティム・バートン
⚫︎出演:マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラ、ジャスティン・セロー、モニカ・ベルッチ、ジェナ・オルテガ、ウィレム・デフォー
あの『ビートルジュース』の続編。
空撮で始まるオープニングとか、往年のクレジットフォントとかがもうワクワクさせてくれる。
ウィノナ・ライダーは当然年は取ったけど、年を取ったことを除けば全く変わっていない。
今って90年代だっけ?と思うようなキャスト陣(ダニー・デヴィートまで出てたのには気づかなかった)の中でただ一人新風を巻き起こしているジェナ・オルテガがとてもかわいくて魅力的。
90年代のレコード集め(部屋にはピクシーズの『トロンプ・ル・モンド』のポスターが)とドストエフスキーが好きな青年とのツーショット場面なんて、バックでマジー・スターが流れだしたりして青春ティーンエイジャー映画的展開にまで発展。
(ハロウィンの夜のキスシーンでまさかのシガー・ロスが流れたのはビックリしたが…。)
そんな脱線ありつつも、ダークファンタジーコメディというティム・バートン印のステッチ模様の遠近感めちゃくちゃの王道を傾きながら突き進んでいく。
特殊メイクのおかげもあるけど、ビートルジュース(マイケル・キートン)が変わらずキレッキレの暴れっぷり。
日本語吹替の山寺宏一の演技も完全に映像とマッチしていてすばらしかった。
サリーの生き写し(死んでるけど)のようなモニカ・ベルッチも良かった。
テンポもよくダレることもなく一切飽きることなく、小難しいことも考えることなく楽しめた。
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