卒業式②

今日はPTA会長させてもらっている中学校の卒業式。
少し寒かったけど、天気も良く、ほんと卒業式日和の良き日。

私は登校してくる生徒たちを出迎えるために、8時45分ごろに校門前にスタンバイ。地域のおっちゃんたちや、元PTA会長などなどいつもの顔ぶれ。いよいよ卒業式ですなぁなんて言いつつ。
もちろん、私以外全員、全力マスク。
いつまで続けるんやろうか。。

そんなこんなで一通り子どもたちや卒業生の保護者さんたちも入ったかなぁという9時半に校長室へ。

「マスクは・・・？」と聞かれるかなと思ってたけど、聞かれることなく。
前校長も来られて和気あいあいとしゃべって楽しい時間。

ちなみに「マスクは？」と聞かれた場合に考えていた答えは「マスク着用はお願いですよね。一旦そのお願いを受け取って考えた後、マスクをしないという選択をしました。ただそれだけです」というもの。

国がちゃんと説明しない。特にこのごろひどい。
「感染対策としてのマスクは見当違いでした。すいません」って言えばいいのに絶対言わない。
個人の判断も、なぜ決めたときじからじゃなくて、3/13を待つ必要があるのか。そして学校はなんで4/1からなのか。卒業式もなぜ保護者だけマスク着用なのか。こんなバカバカしい喧噪に加担したくないので、私はマスクをしないという選択をした。

9時40分。じゃあそろそろ体育館に移動しますかと移動。
体育館に入るとき、私を見て「おっ」って思う人おるかな。
みんな、マスクは任意。所詮お願いベースやからどっちでもいいんやでって考えてほしい。そんな気持ちで。ファーストペンギンにでも人柱にでもなんにでもなるから。お願いって言われたらしゃーないなって思わないでほしい。そして、あなたの素顔が子どもたちの素顔に繋がるってことも考えてほしい。

式開始前、昔からよく知ってる技術の先生が「保護者の皆様はマスク着用をお願いします」とアナウンス。ちょっと胸がキュッとしたけど、やり過ごす。

式は滞りなく終了。マスク外していいって言われて、半分満たないくらいかな？素顔で卒業証書を受け取る子どもたちがいたことは嬉しかった。きっと思い出に残る卒業式になったんじゃないかな。

式終了後、保護者さんたちの前と、職員室で全先生たちの前、2回お話させていただく場面があったけど、どうにか終了。

保護者さんたちの前では、いつも何話そうか迷う。同じ保護者やのに知ったようなこというわけにもいかんし。
とりあえず、
・卒業おめでとうございます
・ただでさえ思春期なのに、それプラスコロナで喜怒哀楽、悲喜こもごも濃密な3年間だったということのねぎらい
・今年度生徒会を中心に「つながり」というスローガンを立てて様々な取り組みがされた。人との接触を避けましょうというところから始まったコロナ禍の中で考え出された「つながり」ということばの重さとすばらしさをお話し

そんな感じ。

職員室では
・卒業後にばったり出会ったときに声かけてもらったらやっぱり子どもたちは嬉しい
・顔を覚えづらい3年間やったかと思うけど、これからも子どもたちを見てやってほしい
・私はウィズコロナどころか、ウィズアウトコロナとか、グッバイコロナでじゅうぶんやと考えていたので、校長先生たちには突拍子もない発言でご苦労かけましたと。
・地域の人は「もうコロナ前には戻らないと思います」なんて言う人がいますが、私はまだまだ諦めてないし、諦める気もない。その気概で来年度ももう一年させていただきますので、よろしくお願いいたします。
という内容。

ま、十分伝わったかな。

一年に渡る、校長先生をはじめとした先生たちとのやりとりで、きっと、適当な発言をしてるわけじゃない。とか、この人がこうしてるのは考えた末のことやってことが分かってもらえてるかもしれないなと考えた一日でした。

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