「和音の響きの移り変わりに親しむ」
和音の響きの移り変わりに親しむって難しい!
今、五年生では「静かに眠れ」や「こげよマイケル」
六年生では星の世界など和音の移り変わりに親しむ目標が貫かれています。
和音の響きの移り変わりに親しむって難しい!
もう一度訴えてみました(笑)どうすれば分かってもらえるのでしょうか?
自分なりにいくつか手立てを考えてみました。以下、実践です。
① I→Ⅳ→Ⅴ→Ⅰの響きを演奏してみる。
リコーダーや鍵盤ハーモニカ、歌で演奏をしたり聴いたりして移り変わりを感じ取ります。私はトーンチャイムで演奏してみたところ、興味をもって聴き入る様子がみられました。
I→Ⅳ→Ⅴ→Ⅴ とかI→Ⅳ→Ⅴ→Ⅳとかで演奏すると、
「終わった感じがしない」「なんか変」などと、違和感を感じ取る姿も見られました。みんなで分担して演奏すると楽しく取り組めました。
教師が弾いて聴かせるよりも効果的でした。
②楽譜を見せて、構成音を確認してみる。
例えば、既習曲の「こげよマイケル」「茶色の小瓶」「星の世界」「茶つみ」「富士山」など、コードに合わせて音が使われていることに気づきます。理論的に知る事ができます。
③どの和音が合うかな?
旋律だけの楽譜を用意し、どの和音が合うか、演奏しながら確認して当てはめてみます。
クイズ形式で楽しんで取り組めます。
④始めと終わりの挨拶をI→Ⅴ→Ⅰにする
和音に合わせて礼をします。ちなみに毎回日直にピアノで弾かせています。
自分で弾かなければいけないので、責任感と緊張感を感じます。
また、長期間にわたって和音に触れるので忘れ防止です。
結局、積み重ねって大事だなって思いました(笑)
和音を知ってもらうために色々と工夫してみました。どうでしたか?少しでも参考になれば嬉しいです。
やってみて思ったのは、積み重ねって大事って事です。
・和音を読もうと思っても、音名が分からない子、
・旋律をつくろうと思っても、和音とかよりリズムが分かっていない子
・周りの響きを聴き取る力、つられないで歌うこと
・鍵盤ハーモニカが演奏できない! などなど。。。。。。
まとめ
教科書ってうまく考えられていて、内容が繋がっているのだなぁと思いました。
私は専科を始めたばっかりで、子供の既習がどこまであるのか分からず進めていたため苦労しました。(今回は全く知識のない状態からスタートしました。)
和音に限らず、リズムや音名、技能など、もれなく教えていきたいなぁと、
思いを新たにしたところです!五年生にはしっかり身につけさせたいと思います。
他にもこんなことするといいよなんて事がありましたら教えて下さい!
独り言
なんでいきなり和音とかコードとか理解させるのだろう???
いきなり異質な感じがしませんか?笑
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