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感情メーター

私の感情メーターの針は、大体「0」か「100」を指している。

<喜>
嬉しいことはすごくうれしい。
他者と喜びを分かち合う場面では、
他より自分の喜びが大きすぎると感じることもある。
でも大きく喜んだ分、
その出来事もより大きな思い出として残る感覚がある。

<怒>
一度怒りが爆発すると、なかなか収めることはできない。
自分がすごくイライラして機嫌が悪いということは、
大体の場合、メタ認知できる。
そのイライラをどう解消していいか悩み、
とにかく食べてみる。
とにかく物に当たってみる。
とにかく寝てみる。
けれど、それが解決に直結しないことも分かっており、
対処のためにとった行動に対しても、イライラすることとなる。
どう頑張っても怒りをおさめられない自分にイライラし続ける。

<哀>
世界が終わったかのように悲しくなる。
なかなか悲しみが色あせない。
悲しい記憶は、鮮明に思い出される。そしてまた悲しくなる。
悲しかった出来事を寝ている間に思い出して、
朝起きると涙がこぼれていることがよくある。

<楽>
楽しいことはとことん楽しい!
楽しみすぎて次のことが手につかなくなることもしばしば。
何をするにも「楽しいかどうか」を重視してしまう。
テンションが上がりすぎて、それしか考えられなくなると
その状態が中毒のように感じて怖くなることも。


0か100だから、感情が移ろうのは少し怖いことに感じている。
自分でコントロールできないから。
動き出したら最後まで止めることはできないジェットコースターのような。
そんな自分を怖いと思い、何もできなくなる日もある。
感情に振り回されたくないという気持ちから、
なるべく無の感情を保つこともある。

逆に、いいことがたくさんあるのも事実である。
楽しいことを追い求めすぎるがゆえに、
大学生活を存分に謳歌している自信がある。
感情がオーバーリアクションしてくれるから、
何事も大きく記憶として刻み込まれる。

この感情メーターを操ることはむずかしい。
対応することもむずかしい。
けれども、試行錯誤しながら付き合っていくことは、
結果として、人生をおもしろくしてくれている。気がする。

あみ。





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