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【結果発表】第6週目(9/11):『自身のオリジナル楽曲の作り方としてどのパターンが多いですか?』

こんにちはKAZUNOです。2022年8月から毎週日曜日にTwitter上で音楽アマチュアアーティストの成長を支援するための市場調査アンケートを配信させて頂いております。
今回も、第6回目(9/11~9/17迄)のアンケート調査結果が集まりましたので結果をご報告いたします。

今回も回答者数は9名の方々にご協力頂きました。いつもご協力下さっている方々のおかげで、今もここまで継続することができております。本当にいつもご協力頂きましてありがとうございます。

今回のKAZUNOコメント

さて、今回の質問内容ですが、みなさんはこの結果はどういう風に見えますか?この結果をもとに一緒に考察していきましょう。

Twitterでも少し呟きましたが、この結果ってその人が『いつまでに』『何を求めるか』『どんな自分になりたいか』によって答えや価値観は人それぞれだと感じるものの話題の1つではないかと僕は思うんです。

今回、『作詞/作曲/編曲すべてが協力者』と回答した人は0人でした。

僕の場合は個人のアーティスト活動を始めるキッカケとなったのはあるオーディションを受けたことが始まりでした。そして数多くの有名なアーティストを手掛けた人の手が少し入った初めてのオリジナル楽曲『紫蘭の花』という家族のことを歌ったが生まれたのでそのときは、今回でいう0回答だった『作詞/作曲/編曲すべてが協力者』ということになります。でも僕はその楽曲を今でも誇りに思いとても大切にしています。

それから、もう1つのオーディションに合格して毎月30分枠のライブに出演することを余儀なくされた僕はその楽曲を参考に自身でもオリジナル曲を増やしていくといった挑戦をしはじめるようになりました。

これまで弾き語りでカバーしてきた楽曲から歌詞やコード進行など他のアーティストの方々の所謂『オマージュ』から入っています。結局、『オマージュ』といってもさほど音楽的技術がある訳ではありませんので『オマージュ』とも感じないようなオリジナリティがあるような楽曲にしかなっていないような気もしますが、最近は逆にそれでよいような気がしています。

ところでみなさん『守・破・離』ってご存知ですか?

自分を特別価値の高い存在と思いたい欲求や人と違った独創的なものを作りたいといった願望はお持ちだと思いますし『誰かの真似』って思われたくない気持ちもあると思います。
でもその結果、納得のいく楽曲がなかなか作れずリリースできずで、立ち止まるようなことがあったとしたらそれは僕は勿体ないような気がします。

初めのうちは人の真似でもいいと思います。むしろ沢山真似をしないと見えてこないものも沢山あると僕は思っています。
プロだって実は蓋を開けてみたらインスピレーションは他の人の過去の楽曲を参考にして作っているものばかりだったりしていると思いますし、音楽にはこれまで発見された心地よく響くコード進行や法則が存在するのでそれに対して無知な状態のままで逆らうおうとしてもなかなか良い音楽は生まれないと思うんです。カノンの旋律はヒット曲を生みやすいとかもその一例ではないでしょうか。
だから沢山好きなアーティストの真似をしてカバーして、後にオリジナリティを少しずつ付加して共に見つけていけるようになるといいですね。

対して『作詞/作曲/編曲』が全てできる人は僕もとても尊敬しています。
誰かに頼ることなく、一人で楽曲を生み出せるようになると初期費用はかかると思いますが、そこから先の楽曲制作の早さや費用面で大きなメリットを生み出せるようになるのでやはりとても魅力的です。

また、楽曲制作のプロセスにおいてどれも携わっているため、多くの知識とスキルこそ必要にはなりますが、それがわかってくるようになるとそれだけ楽曲制作における様々な過程における楽しみや繋がり、感動も広がると思いますのでそれは何よりも代えがたいスゴイことだと思います。

現在、僕の場合でいうと作詞/作曲は自分で行い編曲はある人にお願いしています。今回のアンケート結果でいうと一番多いパターンになります。
自分の持っている人脈の中で人間的にもセンス的にも最も尊敬している人に編曲をサポート頂いているため、仕上がった楽曲から学ぶことも多く、自分の楽曲の良さを何倍にも引き出してくださるので現状にとても満足しています。

そうやって僕が編曲をお願いするようになって感じたことは、とにかく自分と同じようなジャンルや楽曲が好きで、自分を理解してくださり、より楽曲のパフォーマンスを高めてくれるような人と出会えるかどうかはとても大切なことだと思いました。そしてその方にご協力頂けるような自分でいなきゃいけないって思いながらその繋がりをいつまでも大切にしていきたいと思っています。とはいえ、いつまでもその方が自分に協力して下さる保証はありませんので、今の自分の楽曲制作における目標としては、やっぱり今のうちにその方の編曲技術を吸収していきながら、少しでもその方に近づいて自分で編曲できるようになることだと思っています。逆に自分の音楽との相性が合わない人と一緒にやろうとしてもお互いに不幸な結果になりやすいような気もしています。お互いが楽しく無理なく曲作りできる環境と関係性にあることが何より大事だと思うからです。

そのように僕が心から尊敬している人があるときこんな言葉をかけてくれることがありました。

『編曲(アレンジ)は、あくまでもとの曲を飾っているだけだから、もとの曲を作っている人の方がよっぽどすごいことですよ』

僕は当時その方が謙遜されて仰られているだけのように聞いておりましたが、満足に品質の高い編曲ができない自分に対して『もっと自信を持ってもいいんだ』と思えるようになったその言葉を今でも大切にしています。

作詞もしくは作曲は『0から1を生み出すプロセス』です。
だからこれができる方は、その時点で自身の中の世界観を表現していることになると僕は思います。最近では作詞の内容で人を唸らせるほどの素晴らしい楽曲を目にする機会も増えてきました。その人の頭の中の世界が他人にもわかるように現実世界に飛び出すって考えてみればスゴイことだと思います。僕の楽曲も拙い表現しかできないのですが、なるだけ印象に残るフレーズや口ずさみやすいフレーズを意識するようにして楽しみながら作らせて頂いています。

まとめ

今回、まとめとして何がいいたいかというと、どの結果においても『使える時間』『目的』『得意とするもの』『人脈』など様々な制約において、自分の強みを活かしながらできることをやっていき。そして少しずつ楽しみながらできることを増やしていけたいいですね。っていうことです。

一人で完結できるとスゴイ!って思いますが、協力者に囲まれながら自分の楽曲を増やせる人もそれはそれでスゴイことです。
たぶん、きっとどちらのかたもどちらの芝が青く見えていることと思います。

また音楽アーティストが自分を高めるために必要な要素としてはそこだけでもありません。それは生のパフォーマンスであったり、人を引き付ける魅力だったり、生き様だったり、宣伝する力だったり、もうホント上げればキリがありません。(そう考えると人ひとりでできることって限界がありますよね。。。)

だから正解なんてないんです。
みんな自分にないものは欲しがるものですし、理想の自分を手に入れるために努力もするものです。だからといって焦る必要もないですし、むしろアーティストなので自分しかできないところに想像力を働かせて目を向けることも大切なのではないかと思う今日この頃です。

ひとつひとつのことに感謝して関わる人達とともに楽しみながら、これからも自分たちのペースでできる可能性を少しずつ広げていけましたら幸いです。

今回もご協力頂きましてありがとうございました。
第7回のアンケートも展開させて頂きましたので引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。

~KAZUNO~

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