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自己紹介に代えて:9つの問い +1

 この度、ジブラルタル峻(私)へのインタビューを敢行しましたので、ここに公開しておきます。


1.まず、性別、年齢、職業をお尋ねします。


ジブラルタル峻(以下、峻):男性、40代、会社員です。

2.どんなお仕事を?


峻:企画職です。小さな会社で地味に。

3.小説はいつ頃から書いていますか?


峻:実質2023年からかな。
二十歳前後に何度か小説のようなものを書こうと試みた記憶がありますが、書き上げることはできませんでした。
その後小説からは距離を置いて生きていたと言えると思います。

今、小説がどのようなものか、それがよく分からないままに書いているところがあります。
結局、自分が、これは小説だなと思ったものは小説と明示して公開することにしています。

4.どのような本を読みますか? 読んできましたか?


峻:ハイデガー、サルトル、カフカ、ドストエフスキー、ツルゲーネフ、ペソア、デリダ、フッサール、メルロ=ポンティ、フーコー、ヘーゲル、カント、ショーペンハウアー、ドゥルーズ、レヴィナス、アンドレ・ブルトン、トーマス・マン等をつまみ読み、というところでしょうか。

尚、10代の頃は人文系の新書ばかりを、20代から30代半ばあたりまでは自己啓発書やビジネス書ばかりを読んでいました。
一方で小説は数えるくらいしか読んできませんでした。

5.哲学がお好きなのですか? そうだとすると、それはなぜですか?


峻:哲学が好きというのは確かだと思います。それがなぜなのかは分かりません。
自分の内奥に知的コンプレックスがあるのかもしれません。それゆえに「知を愛する」。さながら片思い・叶わぬ恋みたいな様態です。(こういうことを言うから妻に気持ち悪がられるのですね)

特に、ハイデガーをはじめドイツ語話者の著書が好きで、いつか原典に当たりたいという思いもあり、独学でマイペースにドイツ語を学んでいます。ドイツ語技能検定試験二級を数年前にパスしました。
そのことがまたドイツ語圏の書物に自分を向かわせることになっているというのもありそうです。

6.そもそもなぜ今、noteで小説を書くことになったのですか?


峻:いくつかの動因があると思います。

・いつの間にか知り合いが大手出版社から小説を刊行していたことを知り、自分でも意外な程に衝撃を受けた。自分もできる範囲で表現をしてみたくなった。
・自分だけに向けて書くという行為を超え出ていきたくなった。
・アカウントをとったままのこれ(note)を動かしてみたかった。
・友人に「ジブラルタル峻」なる名前を与えられ面白がって。

他にもありそうですが、主にはそんなところです。

7.あなたにとって「書くこと」とは? なぜ「書く」のですか?


峻:書くというのは、捉えることであり、捉え返すことです。見ることであり、見えていないものが何なのかを明らかにすることです。何かを認めることであり、認められない何かに気づくことです。削り出すことであり、また削り出せないことに苦慮することです。
その取り組みの総体が自分にとって楽しく、またスリリングなことです。

なぜそんなことをするのか? 楽しいことだから、というのが一つの答えです。
また、突き止めたいことがあるから、捕まえておきたいことがあるから、かもしれません。
ただ結局はよく分かりません。
よく分からないからこそ書くし、書き続けるのかもしれません。
世に出すか否かというのは別問題として。

8.公開するテクストとそうでないテクストがあるのですか?

峻:そういうことになると思います。
内向きの、自分に向けたテクストを書くことは多かったと思います。
先程も触れましたが、それを超えたいと思うようになってきています。
自己完結的ではなく、自分以外の人も読むモノ、または読めるモノとして小説に挑んでいるように思います。

公開してきたテクストの話で言えば、過去縁あって、作曲能力に長ける方と出会い、作詞をする時期がありました。曲という衣服をまとった自分の言葉が不特定の方々に受け取られるという喜ばしい経験に恵まれました。
それがこの今の創作活動に繋がっているという実感はあります。

9.ご覧の皆様へメッセージを。

峻:天邪鬼なもので真面目にふざけたり、あるいは、ふざけずに不真面目だったりするかもしれません。ご容赦下さい。

ここまで読んでくださいまして、ありがとうございます。
各記事への「スキ」やコメントを嬉しく思っています。

10.私はあなたであり、あなたは私ですか?

峻:何て答えればいいのかな。イエスでありノーです。

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