部活。
僕は小学校1年に那覇市にある沖縄YMCAというクラブチームでサッカーを始めた。
かなりのデブだった僕はキック力だけが飛び抜けていて、チームの監督や他チームの選手、監督から「黄金の左足」と呼ばれていて、ちょっと嬉しかった記憶がある。ただ太ってて、動けないからあまり黄金の左足を疲労する機会はなかった。
中学もサッカー部に所属。(首里中学校)
顧問の先生からパスはチームで一番上手いと誉められていたが、やはりここでも圧倒的に動けなかった。
他校の選手たちからは「首里のすくい上げ」というあだ名をつけられていた。
理由は、試合中ボールをすくい上げて相手ディフェンスの裏にスルーパスを出しまくっていたから。(チームのエースにそればっかりやんな!と言われ途中からやらなくなった)
高校もサッカー部に所属。(首里東高校)
とにかく走った。中学の頃と比べてあきらかに走るメニューが多くて、今思うとよく3年間やってたなと思う。
相当サッカーが好きだったんだなー。
そして高校時代は試合に出れなすぎて、あだ名はなかった。
(クラスで作るTシャツのクラTに書かれる自分の名前は、僕が古典の授業で小雨の降るなか中庭で俳句を作ってた姿がウケて「松尾芭蕉」って名前になったから、高校時代のあだ名は松尾芭蕉かもしれない)
小学校からサッカーを12年間やって、部活を引退して13年が経って思う事は
部活は絶対にやった方がいい。
部活で団体行動することで将来会社員になった時になにかしら役に立つし、なによりいつまでも色褪せない良い思い出ができる。
練習中に、膝の半月板損傷して手術して痛い思いしたけどクラスメイト全員から励ましの手紙を貰ったり、顔面に膝が入りグランドに血の水溜まりができるくらい大量出血して痛い思いしたけど、可愛いマネージャーが治療に付き添ってくれて痛みなんか吹っ飛んだ。等々…
今は生活の為バイトしないといけないから、部活を諦める人も多いと聞く。
それでも部活は本当にお金では変えられない良い経験ができる。