#19.3/6vsオリックス(OP戦)

試合前の見所

巨人の先発は菅野。オリックスは山岡。両チーム開幕投手が先発します。巨人はこの連戦を菅野とサンチェスが100球目処に長めに投げる予定です。開幕ローテに向けて調整も後半になってきました。

巨人のスタメンには1番に亀井。これは昨年の固定パターンです。大城がキャッチャーで出場し、ファームから昇格した吉川大がDH。三振が続きますがモタもスタメンです。

オリックスのスタメンにはルーキーの勝俣。この辺りの両チームの新戦力の見極めもシビアになってきますね。

試合結果と個人成績

0-1でオリックスの勝利。

先制はオリックス。4回にドラフト5位ルーキーの勝俣が菅野からソロHR。

オリックスはこの勝俣に中川圭、宗、西浦颯、宜保、紅林、頓宮と数年後のオリックスの中心を担いそうな若手が豊富ですね。もちろん主力の吉田正、福田周、安達やモヤ、ジョーンズといった助っ人も強力ですが。

投げてはプレミア12でも活躍した山岡が7回8奪三振で無失点ピッチング。

山岡は通算3年で408奪三振。一試合平均の奪三振は約8個。150キロ超の速球と大きく落ちる縦スラとチェンジアップの二つの決め球で奪三振率の高い投手です。

オリックスの話が長くなってしまいましたが、このブログは巨人の大ファンが書いています(笑)

お互い開幕を意識かつ別リーグで手の内を気にせず公式戦さながらの好ゲームでした。

さて、今日のジャイアンツです。

先発の菅野は初回からピリッとしない投球が続きました。6回を1HRを含む被安打9、四死球2、奪三振4。WHIPだと1.83ですね。(WHIPの平均は1.3くらいです)

逆にそれだけ内容が悪いのにソロHRのみにまとめたのは流石でした。昨年の過去ワーストと言われても11勝を思い出します。

これでOP戦の防御率は1.93になりました。そう考えるとあまり数字悪くないのが意外です。

菅野のあとはビエイラとデラロサが無失点で抑えます。

最終回に岡本がレフト線へ適時打を放ちますが、リクエストで判定覆りこのまま試合終了。散発4安打で山岡-比嘉-増井のリレーに完封負けです。

巨人は2勝6敗で現在OP戦最下位です。

考察

今日はモタが早いイニングで交代になりました。これで8連続三振。

モタ、開幕一軍が遠のいてきた気がします。。。

ほとんどが空振り三振なんですが、最後の球は全部落差のある球なんですよね。また、緩急にも今の所適応できてないので、カーブやチェンジアップ、シンカーのような球を低めに集めて、最後落差のある球で仕留める。

直球が早く、落ちる球が決め球というタイプの多いパリーグ相手で弱点が露呈した感じです。セリーグだと横浜のヤマヤスとか、阪神の藤川とか、同じチームだけど澤村、デラロサみたいなタイプには弱そう。

逆に軟投タイプの投手、セリーグはほとんどそうだけど、決め球もスライダーやシュート、球速も平均は140~145くらいの投手には強そう。

他には若林にやっとヒットが出た事。ファームから吉川大が昇格して早速DHで出場。こちらは二打席ノーヒット。

最終回の多分ハイライトされないシーンだけど、山本のバントがすごく上手だった。増田大、吉川大、若林、田中俊、湯浅、この辺りとの生き残りどうなっていくか。

モタがもし降格となると、原監督は外国人は基本投手2:野手2と言っていたけど、現実的に投手3:野手1になりそう。サンチェス、デラロサ、ここにメルセデス、ビエイラ、ディプラン。(野手のウレーニャは現時点ではモタより厳しそう)

無理に外国人枠を使う必要はないのだけど、メルセデスが開幕は間に合わなくとも早い段階で戻ってきたらモタはなかなか厳しいかもしれない。

そうなると、外野は亀井-石川-陽あたりかな。

石川はここまで22-8で中島より僅差で良い打率.364。陽は打率.118。今日の交代の場面で(予め誰と誰が変わるか決めてたかもだけど)控えほぼ全員外野守れる中で石川が交代したわけだし。


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