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「内田篤人のプロとしての引退。」

平手友梨奈の記事が想像以上に、みなさんに見て頂いて
かなり戸惑いを隠せなかったのですが、やっぱり好きな人について
書くと熱量があるから伝わるのでしょうか。
タイミングともあったかと思いますが、うれしかったです。

ということで、タイトルある通り好きなもの繋がりということで
鹿島アントラーズの内田篤人選手について書こうと思います。
平手友梨奈の卒業と彼のプロ選手としての引退には通じるものがあり。
書いていきます。

ワイドナショーでゲスト出演もしていたし!

■内田篤人とは?

静岡県田方郡函南町出身の元プロサッカー選手。
ポジションはDF(右サイドバック)。
鹿島アントラーズ、ドイツのシャルケに所属をし
日本代表でも活躍をした、イケメン選手。

彼をイケメン選手として形作りのはもったいないが、
顔・ふるまいすべてが備わった選手です。

■内田選手の言葉1:「プロサッカー選手として終わったんだな。」

彼の引退のスピーチは、何十回と見た。
その中で、彼は「引退」をする理由に、
「今までの鹿島の選手/先輩/伝統をプレーで伝える事が出来なくなっている瞬間にプロ選手として終わったんだな」という言葉を発していた。

プロも引退とは複雑である。
彼も怪我をしているし、他にも志半ばで引退する選手もいる。

彼は記者会見やインタビューでも
「一緒にプレーしている仲間に、自分がセーブをしながらプレーをしているのが申し訳ない。」
と何度も話していた。

彼の中の、「プロ」とは、「90分間100%の状態でプレーし、鹿島の哲学である勝利を掴む」という事なのである。

それが出来なくなった、瞬間に彼は引退を決断した。

平手友梨奈もこれに近しい感覚だったのではないだろうか?
アイドル?表現者としての自分の中の「プロ」に納得がいかず卒業をした。

内田選手も自分の中の「プロ像」からあまりのギャップを感じ
引退を決断したのではないだろうか。

■内田選手の言葉2「勝てたら見せるし、負けたら見せない」

このシーンもまた彼を語るうえで、外せないシーンである。

東日本大震災で日本が苦しむ中で、重要な一戦で試合前
被災地の方に向けたメッセージを書いたTシャツを準備していた。

世界的に有名なGKである「ノイヤー」という選手が彼に「これを見せるのか?」と聞くと、「勝てたら見せるし、負けたら見せない」と答えた。

そして、ノイヤーは試合前にこう答えた。
「僕がゴールを守るから、大丈夫だそれを見せよう」

結果は映像を見て頂けると分かる通り、ノイヤーの最後の劇的なパスからのゴールによりシャルケというチームは勝利をし、彼は全世界にメッセージを発信した。


ここにも彼の「プロ」があり、勝利をしない限り自分勝手なメッセージは
出せないという中で、これを結果チームメイトの力もあり見せることが出来た。

■内田選手の言葉3:「世界と日本の差は広がった。」

彼はプロの選手として引退したので、炎上する様なこと言っていいでしょ笑と言いながら、「世界と日本の差は広がった」と表現をした。

今日のワイドナショーでも話していたが、日本のレベルはあがっているが
世界のレベルは同時にそれ以上にあがっていると話していた。

彼はインタビューでよく
「海外にいくなら、活躍しないと意味がない。いくことが目的になっている選手もいる。」と言っていた。

まっすぐな表現ではあるが、サッカーに限らずすべてにおいて
今日本は世界と比較すると、各段におくれをとっている。。

また彼はこう言っていた。
「自分はプロの選手として終わったが、自分の経験を後輩に伝えて自分よりすごい選手を作ることはワクワクする」と。

そう、ただかれは「サッカー選手としてのプロ」を終えただけで
「サッカー業界としてのプロ」から引退をしたわけではない。

平手友梨奈も同じ。彼女も欅坂・アイドルとしてのプロを卒業したが
表現者としてのキャリアは続いている。


■最後に:通訳の涙

彼が、選手として愛されていたことが分かる動画である。

これは何度見ても涙がでる。

僕も今、メンタルをやられてからは
現場の広告会社・プランナーとしては一線から離れているし
もしかしたら、もう二度と現場のプランナーとしては活躍できないかもしれない。

でも、それだけが人生じゃないし、キャリアではない。
そう気づかされた。

うっちーありがとう!!

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