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㊗日本ミステリー文学大賞新人賞受賞!『燃える氷華』斎堂琴湖|埼玉探訪記④

第27回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した斎堂琴湖さん。受賞作『燃える氷華』の舞台である埼玉県のお話を斎堂さんに伺いました。
作品の裏話や書店さんのお話など、もっと『燃える氷華』を楽しんでいただくためのプチ情報をお届けしてきました!!
探訪記は本日最終回…!!
ですがまだまだ楽しいコンテンツをご用意しております。お楽しみに!!

埼玉探訪記 Vol.4

文=斎堂琴湖

みなさま、こんにちは。斎堂琴湖です。
第27回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞、2024年3月にデビュー作『燃える氷華』が発売になりました。

『燃える氷華』のご当地ポイント紹介最終回、今回は作中に登場したあれこれを紹介していきます。

■十万石まんじゅう
知らない方はスルーするでしょうが、『燃える氷華』販促ポップでも抜きだされるほど埼玉県民はひっかかる、「うまいうますぎる十万石まんじゅう」。
埼玉県民に異常な認知率の高さを誇るのは、テレビ埼玉で流れる定番CMのお蔭。
公式サイトに行くと、トップページでそのCMが見られますので、ぜひみなさま、ご覧ください。

■大宮公園
このご当地ポイント紹介第二回で紹介した氷川神社の周辺に広がる大きな公園です。サッカー場、野球場、競輪場のほか、小さな遊園地や小さな動物園もあって親子連れでも楽しめます。
『燃える氷華』作中に登場する時計もちゃんとありますよ。

④大宮公園の時計塔

■大宮そごう
『燃える氷華』、大宮駅東口の〈事件現場〉に継ぐ重要な舞台、大宮そごう様。大宮駅西口を出ると、左斜め前にすぐ見つかります。

大宮そごう

正面には大きな時計が飾ってあります。以前はからくりで動いていたのですが、今は動いておらず、でも正時には綺麗な音が鳴りますので、もし行かれたときは聴いてみてください。

大宮そごう時計

以上、4回にわたってお送りした、埼玉県民の著者が送る『燃える氷華』ご当地ポイント紹介、いかがでしたでしょうか。
ほかにも大宮にはこんな素敵ポイントがあるよ、と言ったご意見がありましたら、ぜひお寄せください。
そして大宮がお気に召していただけましたら、ぜひ本を片手に(←これ重要)聖地巡礼などしていただければと思います。

著者プロフィール

斎堂琴湖(さいどう・ことこ)
1968 年、埼玉県生まれ。所沢市在住。会社員。「警察官の君へ」で第27 回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しデビュー。

『燃える氷華』あらすじ

大宮署の刑事・蝶野未希は17年前に息子の遥希を亡くした。雪の日に、廃工場の冷蔵庫に閉じこめられて死んだのだ。犯人は捕まっていない。
ある日、非番で大宮駅を訪れていた未希は、駅前で発生した車の爆破事件に遭遇。被害者の三上は、遥希の葬儀を執り行なった葬儀社の社員だった。さらに数日後、三上の同僚だった男もまた、大宮駅前で刺殺される。17年前の事件が、時を超えて動き出した――未希は捜査にのめり込むが、思いがけない出来事が彼女を襲う。

次回もお楽しみに!!

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