見出し画像

はじめまして、日本一敷居の低いミステリー誌です。|ジャーロ編集部

自己紹介

「ジャーロ」は、光文社が刊行するミステリー専門誌です。
創刊は2000年9月。今年22年目を迎えました。
22年の間には色々な紆余曲折があり、今は電子雑誌として刊行しています。

「ミステリー専門」といっても、専門的な作品を肩肘張って追及しているわけではありません。
むしろ「ミステリー専門」というのは言い訳みたいなもので、ミステリー好きが楽しめる作品を、広く深く紹介することを信条にしています。

ベストセラー作家のシリーズ連載や、気軽に読める読み切り短編、挑戦的な評論・コラムまで、すべてが一見さん大歓迎!

ジャーロを入り口として、ミステリーの魅力を新発見してもらえたら嬉しく思います。
目指すは、「日本一敷居の低い」ミステリー誌なんです。

最新号は、5/27発売。

「作中のトリックについて質問したい」
「『○○○』の続巻は出るの?」

などなどのお問い合わせや感想・ご意見は、お気軽にTwitterやnoteにお寄せください。
可能な範囲で最大限、喜んでお答えします!

★noteでは「#ジャーロ」を付けて投稿してもらえると嬉しいです。


noteを始めたわけ

さて、そんなジャーロ編集部が、このたびnoteの運営を始めることになりました。

「ジャーロをもっと知ってほしい」という気持ちは、もちろん大前提にありますが、それよりも「ミステリー読者のいまを知りたい」というのが、大きな理由です。

この数年間で、ミステリーに限らず文芸誌を取り巻く環境はどんどん変化しています。
2015年頃からデジタル文芸誌への転換が一部で起こりはじめ、「ジャーロ」も2016年に完全電子化。
さらに最近では、電子書籍にとどまらず、ウェブでミステリーや小説を読む方もますます増えてきました。
新たな書き手・才能が、ウェブから生まれることも少なくない。

でも、そんな状況を傍から眺めているだけでは、なかなか読者の目線に迫ることはできません。

実は、最近もその難しさを実感する出来事がありました。
前々回号から、無料で読める「試し読み版」を配信しているんですが、このダウンロード数が思ったほど伸びないんです…。
自信をもってお届けできる内容なのになぜ……と編集部一同苦悩する日々……。

こちらがその、試し読み版「ジャーロ dash」最新号

「広告不足では?」「媒体力が弱いのでは?」と言われれば返す言葉もないのですが、それ以外にも、編集部サイドの問題として改善できることがあるように思えてならないんです。
ぶっちゃけ皆様がどんな感想を抱くのか、聞くことができれば……。

……とまあ悩みが尽きないわけです。

そこで、多くの書き手・読み手が集まるnoteを通じて、皆様の興味や関心を学び、より面白いジャーロとして還元するべく開設に踏み切りました。



部員のこと

電子雑誌とはいえ、紙で溢れるジャーロ編集部。

編集長以下、部員は全部で6人います。

ジャーロは2カ月に1回・隔月刊行なので、1カ月おきに休んでいると思われてしまうかもしれませんが、休まずに「ジャーロ」以外の仕事もしています。

その名も「文芸第一編集部」
ミステリー小説を中心に、ジャーロ連載作品や書下ろし作品の単行本を制作する編集部です。
つまり、部員全員が「ジャーロ編集部」兼「文芸第一編集部」所属という形になります。

同じ社内の人が混乱するほど、めちゃくちゃ分かりにくいので、note内の自称は「ジャーロ編集部」に統一しますが、雑誌「ジャーロ」と単行本を作っている編集部ーーそれが「ジャーロ編集部」の正体です。

これから部員一同、皆様に楽しんでもらえるミステリー情報の発信に努めますので、ぜひ色々と教えてください。

まずは、「ジャーロdash」への感想・ご意見、お待ちしています。(切実)

書いた人/ジャーロ編集部・藤野


この記事が参加している募集

自己紹介

いただいたサポートは、新しい記事作りのために使用させていただきます!