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8月新刊『録音された誘拐』阿津川辰海さんのサインが新しくなりました!

2022年は、まさに〝阿津川辰海イヤー〟!
5月に発売された『入れ子細工の夜』に続いて、
待望の長編『録音された誘拐』と読書エッセイ『阿津川辰海 読書日記 かくしてミステリー作家は語る〈新鋭奮闘編〉』が8月24日に発売されます。

そんな最新刊2冊の発売にあたり、サイン本作成のために、阿津川さんに来社いただきました。
そのサイン本の冊数、なんと合計600弱! 
今まで阿津川さんの最高記録だった400冊を軽く超える新記録達成です。

約600冊!サイン用書籍の山がこちら

これまでの阿津川さんのサインは、楷書体でしっかりお名前を書くスタイルだったのですが、漢字5文字でわりと画数も多いので、平均ペースは1時間で100冊が限界。
それだと休憩なしで6時間かかる計算になり、腕にかかる負担も怖ろしい……。
そこで一念発起! 筆記体の新スタイルに挑戦されました。
そのサイン、某デザイン専門会社に頼むという力の入れようで、ペン習字のごとく自宅でかなり練習してからの来社だったのです。

しかし、実際に本に書くのは初めてなので、最初はかなり緊張しているご様子。
『録音された誘拐』から始めますが、前半はなかなかサインが安定しません。
「辰が難しいですねー」
「海はこのほうがいいですかね?」
など、ひたすら書きながら、書きやすくてかっこいいサインを追求していきます。


半分すぎくらいでだいぶ安定してきたサインがこちらです!

『録音された誘拐』

そして、次は『阿津川辰海 読書日記』に移るのですが、こちらは横書きのサインに挑戦します。
両方購入してくれた読者に、2種類違う方が喜んでもらえるのでは、という阿津川さんのサービス精神がなせる業です。

『阿津川辰海 読書日記』

紺色の見返しにゴールドの細ペンで書かれたサインがよく映えますね。
今回サインした中に、じつは1冊だけシルバーのペンで書かれたものがあるのですが、
それを購入した方はレアなアタリを引いたということで、ご了承ください。
(最初に書いた1冊です!)

そんなこんなでかかった時間は、途中休憩をはさんで約4時間半。
今までの1時間100冊ペースからするとだいぶ早くなりました。
やはり筆記体は早いです。

阿津川さんが渾身の力で書き上げた最新刊――
二転三転するスリリングな展開に騙される阿津川流“令和の誘拐劇”と、
どうかしてるくらいの熱量と文字量が詰まった読書日記の発売まで、あと数日。
ぜひ楽しみにお待ちください!

書いた人/ジャーロ編集部・永島


*サイン本は、一部書店にて取扱い予定です。


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