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2024/4/8-2024/4/14

・今週面白かったエンタメ①
プリシラ
楽しみにしていたソフィア・コッポラの最新作。久しぶりにガーリーでおしゃれな雰囲気の予告編でテンション上がった。今回も『哀れなるものたち』に続いて『プリシラ』一色にしていたホワイトシネクイントで鑑賞。
エルヴィスとプリシラのストーリーはそこまで入れていかなかったけど、プリシラの登場から映像がおしゃれで学校の制服もかわいかった。出会った時から大スターだったエルヴィスが十代のプリシラを子供扱いしながらも惹かれるのがわかるくらいプリシラが魅力的だったけど、両親が心配する気持ちも理解できる。
『エルヴィス』ではエルヴィスとパーカー大佐の関係性がメインでプリシラの存在感はあまりなかったように見えるが、今作では反対にエルヴィスとプリシラがメインでパーカー大佐は会話で出てくる程度だが、パーカー大佐がエルヴィスをコントロールする反動で、エルヴィスはプリシラをコントロールするのかなと思った。一緒に住むようになってからエルヴィスの怖い側面が出てくるが、心の中で無理ーと思いながら観ていたし、エルヴィス役のジェイコブ・エロルディは『ユーフォリア』といいこういう役が似合うのがじわる。
夫の不在による孤独と抑圧された感じは過去作の『ロスト・イン・トランスレーション』『マリー・アントワネット』に通じると思ったし、プリシラの心境の変化をヘアメイクやファッションでも見せていてよかった。
楽しみだったあまり、パンフレットに水色がかわいいトートバッグ、ポストカードつきのドリンク・パイのセットも購入。1996年のPARCOスプリングキャンペーンでソフィアが撮影した写真も飾ってあり、『ヴァージン・スーサイズ』に出ていたレスリー・ヘイマンもモデルで参加していてかわいかった。

・今週面白かったエンタメ②
春になったら
4月クールのドラマが始まっているのにやっとネトフリで完走した。
3ヶ月後に癌で死ぬ父・雅彦と3ヶ月後に結婚する娘・瞳が主人公だが、親子の関係性ももちろん、それぞれの仕事や仲間たちとの関係性も丁寧に描かれていてよかった。彩度強めの映像があたたかくもおしゃれに見えて、初めの方に親子で海に行ったシーンはめちゃくちゃ映えていた。
死に近づく雅彦と助産師で新たな命に向き合う瞳、瞳の婚約者で売れないお笑い芸人のカズマルくんと長年実績のある実演販売士の雅彦の対比が効いていて、治療しないことを受け入れるまでの瞳の葛藤や、売れない芸人との結婚を許してくれるまでが印象に残っていて、お笑い好きから見てもカズマルくんのネタはどうかと思ったけど、中盤で親子とカズマルの息子を呼んで披露したネタはこういうことかーとグッときた。雅彦とカズマルがサシ飲みするシーンもよかった。最終回も素敵なアイディアで最後まで明るさと優しさを忘れない終わり方だった。
瞳が雅彦とは激しく喧嘩するけど、助産師や友人といる時は相手を思いやる優しさがあり、人間味あふれて魅力的だったし、演じていた奈緒の演技も自然でよかったし、カズマルと瞳がお似合いで微笑ましかった。ノリさんは台詞回しにらしさが残っていたけど、憎めなさや軽さがあるキャラクターが似合っていた。ふっかさんも瞳に片思いしている友人役で出ていたが、カズマルくんに嫉妬しつつも瞳をあたたかく見守っていていい奴だったな(よく食べていたもんじゃを食べたくなった)。

・今週の購入品
IHADAの薬用ナイトパック
花粉なのか紫外線なのか顔がひりひりし出したので、評判をよく聞いていたイハダのナイトパックを買って使ってみたら、朝にはひりひりが治まって落ち着いたのでやっぱりよかった。そろそろ花粉いなくなってもいいんだけどなー。

・今週の一曲
BABYMONSTER / SHEESH
ベビモンがファーストアルバムを出して、この曲を音楽番組でパフォーマンスしているけどぶちかましていてかっこいい。休養中だったアヒョンが復帰してこの7人が完成形と思わせてくれるし、みんなに見せ場があって個性が引き立つプロデュースもさすがです。最後にテンポを落とす展開は意外だったけど、YGお得意の大団円で終わるのに様式美を感じてしまう。ブルピンもグループ活動のみYGと再契約しているので、パワーダウンは否めないと思うが、YGはベビモンを大事に育てていってほしい。

・今週のプライベート
一気に暑いくらい暖かくなって日差しも強くなってきて、そろそろゴールデンウィークと思わせてくれる。久しぶりに新しい美容院で切ってもらったが、担当した方とすごく話が弾んで楽しかった。

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