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本屋さんをご紹介します

本を読むのがいつにも増してはかどる季節になりました。読書の秋です。近頃、あらたに作品をお取り扱い頂く機会がありましたため、ご紹介いたします。夏の間につくった、封筒に詰めた物語、「アイス・サマー・コーヒー」。去年の秋に綴った、秋の物語たち。ショートストーリー集、「海の見えるホテルの朝食」。などなど、あります。ご紹介いたします店主さんは、オンライン、あるいは古本市などのイベントでの活動を多くされているので、みなさんのお住まいのお近くに来られましたら、ぜひぜひ足を運んでくださったら嬉しいです。

〇クマヒコ書房さん
オンラインや古本市などで本の販売をなさっているクマヒコさんは、「絵を描く」本屋さんです。店主の、吉村 哲さんが描かれる絵は、やわらかく、愛らしく、ほのかな懐かしさもあれば、神秘的な雰囲気も漂います。ほんとうに大好きです。胸の奥がキュウと鳴るような感じがします。(ぜひご覧ください!▶ instagram)
絵描きの店主さんによる「絵のある本」のセレクトも、胸が躍ります。文と絵って、最強です。「海ホテル」の追加納品と、新作「アイス・サマー・コーヒー」をお取り扱い頂きました。催事なども含め、随時お知らせして下さいますので、お楽しみにしてください。

〇歩く本棚さん
歩く本棚さんは、本棚を背負って歩く、活動をされています。ゲストハウスや古本市での出張販売をされていたり、無人駅でポップストアを開かれたり。このたび、幣作も旅に一緒に連れて行ってもらえることになりました。

ホホンと興味深いのは、活動のきっかけは「本を売る」ことではなく、「自宅にある本を運んでみる」という、実験的なものだというところ。透明な扉をつけた本棚を背負って町を歩くと、すれ違う人たちは「本だ」とそれを知覚する。すると、本というアイテムが公共物になっていく。本を共有地として自分をひらき、そこから偶然のアクセスが広がっていく。
わたしは、本のまわりにいる人たちのことが大好きです。読書家でも、そうでなくても。ぜひ、歩く本棚さんの訪れる町を、チェックしていただけたら嬉しいです。▶ instagram

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この度は、お取り扱い頂きありがとうございました。本のある場所に、たくさんの人が集まることはわたしにとって、神聖な景色のように思えます。こうやってどなたかのお力を借りて作品を届けられること、ありがたく思っています。本と人の、善き出会いがありますように。

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