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【駅メモ攻略】外房線・内房線でなよりと巡る!房総の魅力再発見の旅! 1日目

2023年9月から2024年3月に行われたイベント「外房線・内房線でなよりと巡る!房総の魅力再発見の旅!」の攻略の記録です。

まずイベントの概要を説明しつつ、攻略初日の様子を。


イベント概要

  • 開催期間: 2023年09月30日(土) ~2024年03月17日(日)

  • ミッション対象駅:8駅

    • 五井、木更津、浜金谷、館山、江見、安房鴨川、勝浦、大原

  • ミッション対象スポット:下記7か所から3か所にアクセス

    • こみなと待合室 最寄り:五井

    • 護念山 證誠寺 最寄り:木更津

    • 鋸山(鋸山ロープウェー) 最寄り:浜金谷

    • Kamogawa SEASIDE BASE 最寄り:安房鴨川

    • かつうら商店(勝浦市観光協会アンテナショップ) 最寄り:勝浦

    • 大原漁港「港の朝市」 最寄り:大原

    • “渚の駅”たてやま 最寄り:館山

  • クリア報酬:記念フィルム萬祝染まいわいぞめ風の着物のなより」

    • 条件:全ミッションクリア

  • コラボ情報

    • コラボグッズ配布(大原、勝浦、安房鴨川、館山、木更津、五井の駅改札)

      • ポストカード:「サンキュー♥ちばフリーパス」or「サンキュー♥ちばフリー乗車券」+アプリのイベント画面を提示

      • 缶バッジ:特急下車時に特急券等(特急列車利用を証明できるもの)+アプリのイベント画面を提示

    • コラボグッズ販売

      • オリジナルフレーム切手、アクリルスタンド: 千葉県南部の各市町の郵便局

      • 江見駅郵便局 来局記念券: 江見駅郵便局

      • アクリルキーホルダー、クリアファイル: 安房鴨川、館山のNewDays、江見駅郵便局内オフィスキオスク

    • BIGパネル:勝浦、安房鴨川、江見、館山

    • 駅待合室のステッカー装飾:安房鴨川、木更津

駅と郵便局が一体になっている江見駅郵便局の縁で始まった「友荷ゆうになより」のイベントも4回目を数えた。毎回異なるミッション対象スポットが選ばれており、「まだまだ魅力的なスポットあるよ!」と強くアピールしている。

どう攻略するか?

イベント対象駅の位置関係。まんべんなく散りばめられている。

コラボグッズの配布条件に「サンキュー♥ちばフリーパス」が含まれている以上、これを使わない手はないだろう。

千葉県内のJR線、一部私鉄、路線バス、東京湾フェリーが2日間乗り放題という太っ腹な切符。千葉県内発着の「フリーパス」(3,970円)と東京都区内発着の「フリー乗車券」(4,790円)がある。

加えて、グッズ配布のもう1つの条件「特急に乗車」もどこかでやっておきたい。東京~君津を走る「さざなみ」と東京~安房鴨川を走る「わかしお」がある。

ミッション対象スポットは、駅からの距離も考慮に入れつつ、このエリアを走る概ね1時間1本の各駅停車に乗れるかどうかで判断すると良さそう。

自分は、1日目は外房のスポットを拾いながら対象の8駅にアクセス、2日目は内房のスポットにアクセスしてミッションコンプリート、という計画を立てた。さらに、2日目に江見駅郵便局の営業時間に来訪すべく、日曜~月曜の2日間で攻略することにした。

駅メモ攻略のために休みを取る!これぞ駅メモerの覚悟だ。

2024年1月14日(日)10:55 総武線某駅

今回の旅の相棒。

東京都から千葉県に入った駅で「サンキュー♥ちばフリーパス」を入手。
ここから旅が始まる。

しかし今回はどの電車に乗るか事前に見ていなかったので、千葉へ向かう車中、さしあたり直近のプランを決める。
えーと、千葉で外房線に乗り換えると、蘇我駅で京葉線から外房線に向かう特急わかしお7号に乗り換えできるな。

…乗り換え時間2分しかないけど。

緊張が走る。2分で特急乗り換えなんてやったことがない。何しろ自分はまだ特急券を持っておらず、特急券の購入からやらないといけない。

蘇我駅に到着。下車してまず左右を見渡す。おそらく特急券の券売機があるはずだ、と踏んだのだが、見つからない。イチかバチかで2階の改札に向かったところ、精算機の横に念願の券売機があった。最初の下車駅である勝浦までの自由席特急券を買い、慌てて車内に乗り込む。

間に合った…!

2分で特急に乗れた――
それは正に「2分間の奇跡」――

しかし席の前のカゴに入っていたパンフレットが言っていた。
「えきねっとで事前購入できますよ」と。

…あぁ、確かに「特急乗るぞ」と決めた時点でえきねっとで特急券を買えば良かったのか。
コラボグッズの受け取りに特急券そのものが必要だと思ったのだが、イベント概要をよく見ると「特急列車利用を証明できるもの」であれば良いので、えきねっとの購入履歴などで代替できそうだ。
結局、直前にそんなにバタバタする必要はなかったのだ。なーんだ。

落ち着いたところで車窓を眺める。

なんか白いんですけど。

ここは…雪国ですかね?

ちょうど前日は関東で雪が降った。東京では初雪を観測しつつも積雪はなかったのだが、千葉の方はそこそこ積雪があったようだ。東京との(物理的な)温度差を感じる。

少し進むと雪はなくなった。だだっ広い田畑が広がる、これぞ房総。

外房線は意外と海が見えるところが多くない。御宿を過ぎた辺りでチラッと見えるくらいだ。

チラッと。

海が見えると、その次が勝浦駅だ。

勝浦駅 ~かつうら商店(勝浦市観光協会アンテナショップ)

勝浦駅到着。

早速、駅の改札で切符と駅メモの画面を見せてグッズをゲット。

ポストカードと缶バッジ。かわいい。

改札を出たところで、なよりのイベントパネルを発見。

顔のそばに穴が2つ空いている。何かな?と思って近づくと…なんかしゃべってるぞ!
なよりの声で周辺の観光案内をしてくれている。どうやら空いていた穴は人感センサーとスピーカーのためのものらしい。いつの間にかパネルがハイテクなことになっている。

さて、勝浦駅のスポット「かつうら商店」は、駅から勝浦漁港へ向かう途中にある。駅からはざっくり徒歩10分程度。

どこか懐かしい雰囲気の街並みを歩く。
かつうら商店に到着。

ここでは勝浦でとれたシイラ(マヒマヒ)を使った「勝浦マリンバーガー」を売っているとのことでちょっと楽しみにしていたのだが、あいにく店員さんが地元の人とガッツリ話し込んでいたので、早々に撤退。。。ちゃんとおでかけカメラで「粟生津しいら」を置いてスタンバイしてたのにw

遠見岬神社へ

ここまで歩いてきたついでに、かつうら商店のそばにある遠見岬とみさき神社へ行ってみる。

うっかり忘れていたが、正月モード。

遠見岬神社は、3月に石段を使ったビッグひな祭りが行われることでも有名だ。以前の駅メモイベントでスポットになったこともある。

石段の手前の社務所でおみくじが売られていることに気づいた。勝浦のカツオにちなんで「勝男かつおみくじ」と名付けられている。

300円。カツオの中におみくじが入っている。

運勢は末吉。「旅行:さしつかえない」だったのでまぁ良しとしよう。

ちなみに女性向けの「金女きんめみくじ」もある。キンメダイも勝浦の特産だ。

3月には巨大なひな壇になる石段を登る。
参道の途中から見下ろす勝浦漁港の風景が素晴らしい。
お参り。穏やかな海であることを祈った。

昼飯:勝浦タンタンメン

さて、良い時間になったので昼飯にする。地元の魚もおいしそうだが、勝浦には名物の「勝浦タンタンメン」がある。なよりの観光案内でも「食べてみてはいかがなの!」と言っていたのを思い出し、今日の昼飯決定。

実は遠見岬神社のすぐそばに勝浦タンタンメンの店がある。

そこで食べられればスムーズだったのだが…

終了のお知らせ。

この時、昼の1時を少し回ったあたり。早い!早いよ!
どうやらここで行われる朝市の時間に合わせた営業時間のようだ。うーむ、出発が遅かったか。

少し店を探し、国道沿いにある「てっぱつ屋 勝浦店」に入った。

シンプルな造りの店。プレハブかな?

勝浦タンタンメンとライス、餃子のセットを注文。

着丼。

勝浦タンタンメンは一般的な担々麺とは違い、ラー油が多く使われているのが特徴。見ての通り真っ赤っかだ。一見すごく辛そうに見えるが、こういうのはいわゆる旨辛、辛さの中に旨味が…

…いや、待て。すごく辛いぞ。

一気に汗が噴き出す。一緒にライスを付けていなかったら即死であった。
公式サイトによるとこれでも辛さは5段階中の3とのこと。最高の辛さだったらどうなっていたか。

しかし辛さのおかげで体は一気に温まった。漁師や海女さんが海で冷えた体を温めるために作られたという勝浦タンタンメンの効果を実感しつつ、駅へと向かった。

安房鴨川駅

次は勝浦から各駅停車に乗って安房鴨川へ。

到着。
後から特急も到着。昨年の「房総特急ななより」とツーショット撮影。
待合室にはイベント装飾が施されていた。
改札外にBIGパネル。

南房総鴨川 菜な畑ロード

安房鴨川のイベントスポットはKamogawa SEASIDE BASEなのだが、今回そこは見送り、ちょうど開催中だった「南房総鴨川 菜な畑ロード」に行ってみることにした。

会場に到着。

「ロード」と銘打たれていたので道沿いに並んでいるのかな?と思ったが、広大な菜の花畑が広がっていて、その中を歩けるようになっていた。広さなんと1万坪。

パノラマでどうぞ。

数時間前に自分は雪を見たはずなのだが、ここでは一足先に春がやってきていた。このふり幅の広さも千葉ならでは?

千葉に縁のあるでんこ達と記念撮影。

時間を忘れて写真を撮っていたら、次の電車の発車時間が迫って来ていた。慌てて走って駅へ戻る。ちなみに駅からは徒歩20分くらい。遠かった。

館山駅 ~“渚の駅”たてやま

次の目的地は館山駅だ。駅に着いたら、イベントスポットの「“渚の駅”たてやま」へ向かう。

“渚の駅”たてやまは、駅から正面に見える「北条海岸」沿いに15分ほど歩いた所にある。

場所を確認して、ふと、今日の日の入りの時間が気になった。

ぐぐった。

乗っている電車の館山駅到着予定時刻は16:37。日没まで13分。

…駅に着いてからの行動は決まった。

夕陽に向かって走れ!

ああ、陽が沈む。ずんずん沈む。

さりとて“渚の駅”たてやまには恐らく間に合わぬ。
せめて海岸、北条海岸で沈み行く夕陽を拝ませてください!

ま、間に合った…!

日の入りが海ではなく山だったのは想定外だったが、なんとか間に合った。

マジックアワーを迎え、どこを見てもエモい風景を写真に収めながら、“渚の駅”たてやまへ向かって歩く。

渚の駅たてやまに到着。さかなクンさんの絵がトレードマーク。

“渚の駅”たてやまからは「館山夕日桟橋」という桟橋が伸びているのだが、個人的には北条海岸の砂浜から見る夕暮れの方が好みかなぁ。もしかしたら、季節によって夕日が海に沈むようになると感想も変わるかも。

こんな感じです。

無事スポットにアクセスし終えて、駅方面へ戻る。再び砂浜に戻って写真を撮っていると、夕方5時のチャイムが流れてきた。

館山市では、市出身のYOSHIKIが作曲した「Forever Love」がチャイムに使われているそうだ。

夕暮れの海を見ながら聴く「Forever Love」。最高にエモい。
これは良い時期に館山に来たな、と思った。風強くてめっちゃ寒いけどw

空の青が濃くなってきた。

1日目終了

日もすっかり暮れたので、駅に戻った。

館山のBIGパネル。やはり夕日がモチーフ。

内房線を千葉方面へ向かう各駅停車に乗り込む。

道中、風が強くて徐行運転したり、小動物と衝突して一時運転見合わせしたりと色々と難儀しながらも、なんとかミッション対象の駅にすべてアクセスすることができた。

最後の駅である五井駅にアクセスしたところ、図らずもスポットの「こみなと休憩室」にもアクセスされ、その結果としてミッション「対象スポット3か所アクセス」も達成、全ミッション達成となってしまったw

あ、やっちまったw

明日、どこ行こうかな…

ひとまずお疲れさまでした。2日目へ続く。


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