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【駅メモ攻略】地下鉄に乗って京都を巡るっ3

JR東海イベントの帰りについでに攻略してきた、京都市営地下鉄のコラボイベント「地下鉄に乗って京都を巡るっ3」の攻略の思い出です。


イベント概要

  • 開催期間:2023年09月07日(木) ~ 2024年03月07日(木)

  • ミッション対象駅:京都市営地下鉄烏丸線・東西線全31駅

  • ミッション対象スポット:ジェイアール京都伊勢丹

  • ミッションクリア報酬:京都まんきつきっぷ

  • コラボ情報

    • 「地下鉄に乗るっ」×「駅メモ!」シリーズコラボクリアファイル&地下鉄1日券セット(1,500円)

      • 京都国際マンガ・アニメフェア2023(2023/9/16、17)で完売

「3」と銘打たれているが、京都市営地下鉄とのコラボイベントは4回目になる。自分もイベントの度に京都に向かい、クリア報酬の「京都まんきつきっぷ」を受け取り、コラボでんこの引き換えに使っている(たいていガチャの引きが悪くて1体引けないので)。果たして今回は。

どう攻略するか?

京都市営地下鉄は、烏丸線と東西線という2つの路線からなり、京都駅から北に行った烏丸御池駅で交差する十字型(正確には「力」のような形)の路線となっている。

Wikimediaより。
Maztani - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンク による

他路線やバスを使ったショートカットもしづらいので、素直に行って戻ってを繰り返すのが無難かと思われる。

地下鉄を巡るのに役立つきっぷとしては、「地下鉄1日券」がある。値段は800円。

攻略にあたり、これは恐らく必須と言っていい。というのも、以下の理由によるものだ。

  • 基本的に往復の乗車になるので、不正乗車防止のため

  • 地下鉄はGPSが入らないので位置飛びしやすく、希望した駅を取るために最悪下車して地上まで出ないといけないため、そこまで損にならない

  • 駅の位置の都合上、必ず下車しないと取れない駅がある(山科駅)

3つ目の理由については、地下鉄の山科駅がJRの山科駅と実際は別の位置にあるにも関わらず、同じ位置になっていることが原因だ。

地下鉄の山科駅は、どちらかというと隣接している京阪山科駅の方が近く、チェックインするとほぼ確実に京阪山科駅に「吸われる」。そのため、わざわざ下車して、山科駅にアクセスできる場所まで徒歩で移動してチェックインする必要がある。

なお、唯一のスポット「ジェイアール京都伊勢丹」については、京都駅の構内でアクセスすれば無意識のうちに取れそうなので省略。

2024年2月12日(月)11:30 JR京都駅前

駅の外に出ました。

駅を出てすぐの入口から、京都駅の地下街に潜入。地下鉄の切符売り場に向かい、1日乗車券を入手する。

さっそくキャラクターがあしらわれている。
「もえ」はキャラクターの名前なのでご安心ください(?
1日乗車券ゲット。よろしくお願いします。

烏丸線を攻略するっ

まずは烏丸線を南に下がって、竹田駅へ向かう。途中の九条駅、十条駅あたりが取りづらいが、一旦下車するなどしてなんとかゲット。

竹田駅で下車し、今度は北へ上がるために階段を渡って乗り換える。

階段に「地下鉄に乗るっ」の巨大ポスターが。市バスもよろしく。
…うーん。新幹線じゃダメ?

竹田駅は近鉄京都線との接続駅となっているため、近鉄経由の京都行きに乗らないように注意しつつ、国際会館駅行きの列車に乗り込む。

ところで、烏丸線の車両が駅に接近すると、いわゆる「接近メロディ」が鳴る。国際会館行きの方はいかにも京都らしい和音階の琴のメロディで、「あぁ、京都来たなぁ」としみじみと思わせる。京都駅で地下鉄に乗った観光客の心をぐっと掴むメロディ。ベタだと言われればそうなのかもしれないが、あからさまなくらいでちょうど良いと思う。

道中は位置飛びによる駅の取りこぼしもなく、無事烏丸線の全駅にチェックイン達成。

国際会館の近くには宝が池という池と公園があり、池越しに国際会館と比叡山を見ることができる。ゆったりと散策するのも良いが、今回は先を急いで折り返すことにする。

とりあえずイベントのポスターは押さえておいた。
手前の2名が新しいコラボキャラ。

烏丸御池駅で乗り換えるっ

烏丸御池駅で下車し、東西線に乗り換え。

構内でちょっと寄り道して、「地下鉄に乗るっ」のポスターが掲示されている展示スペースに行ってみる。

こんな感じで展示されてます。
四季ごとのポスター。
女性キャラ3名のポスター。(実際はもう数名いる)
男性キャラもいるぞ。駅メモには出てこないけど。

さらに、京都市交通局のリアルを伝える「見える化」のポスターも掲示されていた。

コロナ禍などで苦しい経営状況を伝えている。
パロディ感あふれる作品も。
ちなみに烏丸御池駅はNHK京都放送局の最寄り。

一通り堪能したところで、改めて東西線のホームへ向かった。

東西線を攻略するっ

同じ京都市営地下鉄でも、東西線は、烏丸線とはかなり特徴が異なる。ホームドアは天井から床までを覆うフルスクリーンタイプ(駅ごとにドアの色が異なる)、発車案内はLEDではなく液晶画面、そして接近メロディではなく発車メロディが鳴る。発車メロディは烏丸線よりもさらに「京都らしさ」が増している。

そんな東西線に乗って、まずは西の太秦天神川駅に向かう。
太秦天神川駅では、地上で嵐山方面へ向かう京福電鉄嵐山線に乗り換えできるが、イベント的には特に何もないので、素直に東方面へと折り返す。

実は、東西線には京阪京津線が乗り入れている。乗る列車を間違えると、御陵みささぎ駅の先から地上に出て、知るも知らぬも逢坂おうさかの関を越えて琵琶湖方面へ運ばれてしまう。京阪京津線は1日乗車券の範囲外なので運賃も追加で払わないといけない。位置飛びでうまくチェックインできなくて下車した時など、要注意。

御陵駅の次が、記事の最初で言及した山科駅だ。チェックインを試すもやはり京阪山科駅に「吸われて」しまったので、下車してJRの山科駅へ向かう。
駅前に行けば取れるかな?と思ったのだが、Googleマップとも駅の位置が微妙に違うようで、結局山科駅にチェックインするためには地下道を通ってJRの線路の北側まで出る必要があった。出た先は普通に住宅地。…なんでこんなところに来たんだ?という疑問符が取れなかったw

再び地下鉄に戻って終点を目指す。山科から先は位置飛びもなく、スムーズに終点の六地蔵駅に到着した。
地下鉄の全駅にチェックインし、ジェイアール京都伊勢丹のスポットと合わせてミッションコンプリート、報酬の「京都まんきつきっぷ」をゲット。

この後ガチャを引いたら、やっぱりコラボキャラを1体引くことができず、早速「京都まんきつきっぷ」を使う羽目になったw

せっかくなので京都観光するっ

さて、時刻は14時過ぎ。帰りの新幹線は17時過ぎのものを予約していたので、まだ少し余裕がある。せっかく京都に来たんだし、少し観光していくことにした。
ここから行きやすそうなのは、伏見稲荷大社だ。JRの六地蔵駅から奈良線で稲荷駅に行けば、駅前が伏見稲荷だ。早速JRに乗り換える。

どうでもいいけどJRへ向かう出口が「8番出口」っぽかった。
前からワイシャツ姿のおっさんが出てきたら完璧だったw

六地蔵駅から3駅で稲荷駅に到着。

駅の目の前に大鳥居がある。
狐像。口にくわえているのは稲穂とのこと。
二の鳥居をくぐって
楼門に到着。

しかし…海外の観光客多いな。
さすが日本を代表する神社だけあって、海外観光客の注目度も高いのだろう。周りの声を聞いてみても日本語があまり聞こえず、様々な言語が聞こえてくる。

以前伏見稲荷に来たときは、参道のお店できつねうどんといなり寿司を食べた記憶があるのだが、今回はもう人が多すぎて入れる気配が全くなかったので、本殿で参拝だけして、すごすごと退散してきた。

オーバーツーリズムの真髄を見たような気がする。

京都駅に戻るっ

再び奈良線に乗って京都駅に戻ってきた。

奈良線の快速「みやこ路快速」が停車中。「お茶の京都」ラッピング。
0番線ホームには金沢行きのサンダーバードが停車していた。

この春に北陸新幹線が敦賀まで延伸するので、金沢行きのサンダーバードは間もなく運転終了となる。
発車案内も撮っておくか。

あれ。

アナウンスによると、沿線火災があった影響で運転を見合わせているとのこと。車内の乗客も2時間を超える長時間の停車にかなりぐったりしていた。

そんなサンダーバードを尻目に改札を出て、再び地下に入った。何故かというと、地下の「コトチカ広場」の壁面に、「地下鉄に乗るっ」のキャラクターが描かれているのを見に行こうと思ったからだ。

本当は最初に地下に入った時に行きたかったのだが、なぜか見つけることができず、再挑戦となった。
…が、割とあっさり見つけてしまったw 地下に入ってすぐ曲がれば良かったのか。

駅メモコラボバージョンの「太秦萌」と記念撮影。

しかし、コトチカ広場、言うまでもなくひっきりなしに人が行き交っている。遠巻きに全体像を撮ろうとすると必ず他の人が写ってしまうので、人が減ったタイミングで意を決して接近し、ササっと撮って撤収。

昼飯:味味香 京都ポルタ店のカレーうどん

そう言えば、昼前に京都に到着してから昼飯を食べていなかった。さすがに腹が減ってきた…

飯屋を求めて辺りを歩いたところ、「京のカレーうどん」と書かれた店を見つけた。入ってみる。

食べログの写真にも載っている牛肉が乗ったうどんがとても京都っぽいが、ここでは食べたい欲に従って、とり天カレーうどんを注文。

来ました。
接近。

ねぎは九条ねぎではないような気がするがw、おあげが入ってくると一気に和風感が増す。味も出汁が利いて、お上品な味わい。これはまさに京のカレーうどんやわぁ、と思いながら美味しくいただきました。

旅の締めの新幹線

お土産もたんまり購入し、長かった旅も家に帰る時を迎えた。

今回の旅のきっかけは、どちらかというとJR東海とのコラボイベントだった。となれば、最後に乗る新幹線は…

「N700Sですね!」

やっぱ「東海なな」の元ネタ車両で締めないとね。
N700Sの運行予定 を事前にチェックし、それに合った列車を予約した。かなり後の時間になり、かつ3列シートの真ん中という窮屈な席だったが、まぁそこは致し方なし。

出発前に名物のアイスも確保済み。

「シンカンセンスゴイカタイアイス」として有名なスジャータのアイス。車内販売は終了したものの、新幹線ホームの自販機で買えるようになっている。試しに購入してみたものの…さすがにスゴイカタイアイスではなくなってたw エンターテインメント性はなくなってしまったが、濃厚な味わいは変わらず、甘さが2泊3日の旅で疲れた体に染み入る。

最後の岐阜羽島駅取得で、予想外にイベント完全制覇。

しかし本当に疲れていたのか、名古屋を過ぎた辺りから記憶が定かでないw
ハッと気が付いて少しチェックインし、そしてまた寝落ち…を繰り返しながら終点の東京に到着。

東京駅で改めてツーショット撮影。
栄光のS。

晩飯:旅の締めの駅弁

駅メモの遠征で東京に戻ってくると、無性に腹が減る。そんなとき、東京駅で駅弁を買って帰るのがここ最近のマイブームになっている。
今回もキオスクで駅弁を見てみたところ、「おっ」と思うものがあったので買ってきた。

「ゐざさ」の焼き鯖寿司。

パッケージには「東熊野街道」とある。調べてみると、新宮から奈良を結ぶ街道とのこと。ゐざさ自体は奈良県の会社だが、今回の旅で新宮に行ったご縁、ということで購入。旅の締めに美味しくいただいた。

ちなみに、弁当のお供には近所の自販機で買った綾鷹。わざわざ京都でなくても京都の老舗茶舗と協業で作ったお茶が買えるって、よくよく考えたら凄いことだなぁw

旅を振り返って

振り返るにしても、JR東海イベントで行った尾鷲、尾鷲に向かう途中で寄り道した長良川鉄道、さらに和歌山と京都、と、振り返るものが多すぎるw

ひとまずイベントに特化して振り返る。

JR東海イベント

今回のJR東海イベントで行先が尾鷲というのを見た時、特急ひだで高山本線とにらんでた自分は正直「尾鷲…?」と思ったのは確かなのだがw、行ってみるとしっかり楽しめたのは言うまでもない。改めて尾鷲への旅を提案してくれたJR東海には感謝だ。

JR東海は、「推し旅」という名前でアニメやゲームのキャラクター等とコラボした旅のキャンペーンを数多く行っている。

駅メモも第1弾の飯田線、そして第2弾のふじかわ&南紀とキャンペーンをやってきたが、今後また新たなイベントが来るかもしれない。
次こそは特急ひだ?それとも特急しなの?意表をついてリニア?
駅メモも最近アニメコラボに力を入れているし、JR東海×アニメ×駅メモという異次元コラボもあるかも?

…と書いていたら第3弾のアナウンスがあった。JR西日本のエリアにもちょっと進出するらしい。

「地下鉄に乗るっ」イベント

今回も地下鉄を堪能した…のだが、やっぱり地下だけで完結するイベントはちょっとキツイなぁ、というのが正直なところだw

せっかくの京都なんだし、地下鉄で行ける観光スポットとかを織り交ぜたりすれば、「京都を巡るっ」の名に恥じない、「京都まんきつ」できるイベントになるだろうになぁ…と思う。鉄道はあくまでも移動手段だからね。


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