How to protect Romanticism

ロマン主義（ロマンティシズム）
ロマン主義は、それまでの理性や合理性を重んじる古典主義に対して、自由な感性による感情表現や多様な美の表現を尊重しました。・・・ ロマン主義者たちは自然を崇め、「自然に還る」ことを求め、自然の名のもと、自由や力、愛などを崇拝し、非現実的な世界に憧れました。言い換えるなら、現実に対する否定的な態度をとり、夢のような想像の世界を求めました。

出典：TRANS.Biz 「ロマン主義」とは？絵画や文学・音楽の特徴をわかりやすく解説

「ロマンティシズム」、日本語で言えば「ロマン主義」。
もとは文学や芸術分野における精神運動の一つを指しますが、その意味が分かりやすく解説されていたので、こちらを引用させていただきました。
「ロマンティック」という言葉は、現代でも文学や芸術に関係のないところで、普通に使われていますよね。その言葉から連想される世界観ほぼそのままかと思います。

今日私の語りたい「ロマンティシズム」は、文学的な話ではなく、日常のお話。
このストレスフルな社会を、華麗に、優雅に、美しく生きていきたい私の、ちょっとした生存戦略。

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以前、とても刺さるコメントをいただきました。

嫌かもしれないのでお名前は伏せます

「ロマンティックさとクレバーさ」

私のテーマってこれだなぁと。

みなさまご存じのとおり、私は非現実的な物事が大好きで、大切にしていて、志しています。
私の過去の記事をふりかえると、夢みたいなことを真剣に書き連ねているかと思えば、間には現実より現実(?)みたいな記事が、ずっしりと挟まっています。

空想的でロマンティストなときと、合理主義で、淡々と無駄を切っていくリアリストなとき。どちらも自覚があります。それは、私自身にとっては「情緒不安定」だとか「二面性」だとかで、違和感や嫌悪感のある性質です。どちらにもなりきれない中途半端さが、とても厄介だと思ってしまいます。

昔はもっとロマンティストな割合が強く、常々夢みたいなこと（ハリウッド女優になりたいだとか、ビバリーヒルズに住みたいだとか）ばかり言っていましたが、大人になるにつれてリアリストな一面が強くなってきた印象です。
たいていの人がそうでしょう。きっとそれが大人になるということなのですから。

でも、現実的か否かを置いておいて、私の理想の人生について可視化したとき、やっぱり私の根本は何も変わっていませんでした。望みの核は変わっていない。
私は一度だって世間一般の思う ”現実的な” 未来を望んだことはないのです。中間地点に現実的なイベントが挟まってきただけで、これからの人生全体を包む世界観は、一貫して夢々しいもの。
だって私の理想ってこんなのですよ？（笑）

inspiration

大人になるにつれて、スピリチュアルやフェアリーゴッドマザーや白馬の王子様に期待するのではなく、自分自身で理想に近づく方法があることに気づき、実際に行動するようになったことで、理想へのアプローチが現実的になっただけで、夢見ることができなくなったわけではないのです。

ロマンティストなときも、リアリストなときもあるのは、私が「情緒不安定」だからではない。
浴びるほどのインスピレーションが湧いてきて、とにかく将来のヴィジョンをより膨らませ、鮮明なものにする時期と、冷静に現状を分析して、それらを精査し、どのルートが自分に最適で、最短距離で実現できるのかを考え、行動に移す時期が交互に来ているだけなのでは？
ロマンティストな私とリアリストな私は、二つの異なる人格ではなく、常にひと続きで同じ理想を追い求めている、というのが感覚的には腑に落ちます。

私は誰よりも現実的なロマンティストなのかもしれない。誰よりもロマンを本気で信じている。私にとっての現実がこれなの。

ただ夢見るだけなら不思議ちゃんでいい。「あの子はファンタジーなんだね」でいい。
でも私は真のロマンティストとして、誰よりも現実的でありたい。

「賢い、知的な」という意味を表す英語は、“wise” “intelligent” “smart” “clever” など複数ありますが、私には “clever” が最適だろうと思います。
「頭の回転が速い」という意味があるゆえに、「賢い」の中でも狡猾で、強かな印象の強い、「ずる賢い」というニュアンスが強いワードです。
私には他のワードが持つような聡明さ、思慮深さといった意味での知性は欠けている自覚がありますし、何よりもロールモデルであるブレア・ウォルドーフ（「ゴシップガール」）は、他でもないcleverな人物です。

現実世界では地に足をつけて、戦略的に生きていく。

非現実的な人生を実現したいと望む人ほど、現実との乖離があるのだから、そういうものを好まない人よりも、もっと現実的で、冷静で、合理的な思考が必要なのではないかと思います。

ロマンティックさとクレバーさ。

自分の大切にしたいものを守るために、ロマンティシズムを守るために、誰よりもリアリストでいよう。

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私クラスの脳内ハッピーちゃんになると、「こんなにも鮮明にしっくりくる未来を想像できるってことは、これは確定した未来で、未来から記憶が送られてきているんだ！♡」くらいには、真剣に思うわけです。マルチバース顔負けの世界観で生きております。

というわけで、コメントをくださったフォロワーさん。
まさかここまで話を膨らまされるとは思わなかったと思いますし、真意とかけ離れていたら大変申し訳ないのですが、とってもうれしかったです！改めてコメントありがとうございました！