【漫画】ベランダの壁越しのスローなストーリーがちょうどいい | 『うきわ -友達以上、不倫未満-』

ベランダで毎日数分話すだけで、段々と惹かれ合う
日常の延長で出会い、同じ時間を過ごせる関係って素敵

不倫ものは過激で展開の早いものが多いが
全く違いスローでゆるーと進む関係性が心地よい物語です。

忙しい毎日を送り、ちょっとした我慢が積み重なってパンクしそうな人
にオススメな、隙き間を与えてくれるお話


今、テレビ東京でドラマ放送してます。
毎週月曜23時6分〜
主演は門脇麦ちゃん、相手役は直太朗！（森山直太朗）

あらすじ

社宅のベランダを舞台に、｢不倫まで壁1枚｣という、お隣同士の
傷ついた男女が織り成すビターで切ないラブストーリーを描いた作品。

お互いの配偶者が不倫をしている
いわゆるサレ妻「中山麻衣子」とサレ夫「二葉一」がお互いの悩みを共有し
助け合い、次第に関係が友達以上、になっていく。


だけれどお互いの相手のように不倫関係にはなりたくない。
友達以上、不倫未満


これは、うわき、ではなく、うきわ、である。と


好きなシーンは

麻衣子は、双葉との関係を
悩みで溺れそうな時うきわを投げてくれる。そのおかげで
悩みの渦をぷかぷかと浮かぶことで過ごすことができている。
うきわがないと沈んでしまう。
と話す。

うきわがないと沈んでしまう、と
一時はお互いに相手に溺れてしまいそうになるが
双葉が冷静に
「うきわは自分でふくらませられにゃあいつか溺れる」と
つぶやくシーン。


単なる不倫ものではなく、人の成長の物語。




まず舞台が社宅、ベランダっていうのがいい。
お隣さんと仲良くする話は心があったかくなる気がする。
凪のお暇とか。

広島弁のゆるさも相まって、スローな生活が想像できるところもいい。

ドラマにいたっては
門脇麦、彼女の素朴なイメージがより一層作品をよくしていて
思わずリアルタイムで見入ってしまった。

直太朗のおじさん感も絶妙でいい！