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IGCSEの模擬試験、Mock Examinationってどうなってるの?

(本記事は2021年2月3日にブログに投稿した記事です。)

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IGCSEの試験で重要となってくるのは、実はモックと呼ばれる模擬試験なんです。

進学先に出願する時点では IGCSE の最終成績が出ておらず、模擬試験の結果で仮出願するからなのです。

今回は IGCSE のPredicted Grade(見込み成績)の土台となる模擬試験(通称モック)の内容とその重要性についてお話ししたいと思います。

1. モックの重要性についておさらい

前回の記事をさらっとおさらいすると、コロナウイルスのパンデミックにより2020年5月に予定されていたIGCSEとAレベルの本試験がキャンセルとなり、所属している学校が付けたPredicted Grade(見込み成績)をケンブリッジに送付し、その後ケンブリッジがそのPredicted Gradeを元にFinal Grade(最終成績)をつけるということになりました。

でも、学校が付けたPredicted Gradeよりだいぶ悪い成績をケンブリッジが付けたため、世界中から抗議が殺到し、最終成績が訂正されたというお話しでした。

2020年は前代未聞の事態ではあったものの、まさかのIGCSEキャンセルになった時、最終成績の主軸となったのは半年前に行われたモックのスコアだったことから、モックに真剣に取り組む意味の大きさが分かり、現役生にとっては実体験として非常に勉強になりました。

コロナ禍の昨今、半年先のことが分からない不安な情勢が続きますが、やるべきことをしっかりやっていれば慌てることないということなのです。とはいえ、日々の生活の中でしっかりと勉強を継続していくことが一番難しいことなのですが...

2. IGCSE のMock Examinationの中身とは?

試験内容だけでなく、試験を受ける場所、時間割も本試験と同じような本番に近い設定で行われます。

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