Shinya Matsuyama

siro Inc.

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マガジン

  • note.bassdrum

    • 178本

    「つくる」ための知識と技術を持つテクニカルディレクターが中心に集まる組織、BASSDRUM(ベースドラム )です。検証や実験、読み物などを発信していきます。お仕事のお問い合わせは、 hello@bassdrum.org まで。 https://bassdrum.org/ja/ https://twitter.com/BASSDRUM_org https://www.facebook.com/BASSDRUM.org/

  • 作品について書いてみるシリーズ

    作ってきた作品を語るシリーズ

  • Tesla Model3を買ってわかったことを書く

  • 子供のためのプロダクトシリーズ

    • 12本

    siroの松山が娘のためにプレゼントを作るシリーズなど、子供のためのプロダクトシリーズについてまとめるマガジンです。

  • 娘の誕生日プレゼントを作るシリーズ

    自分の娘のために作った誕生日プレゼントを紹介していきます。

最近の記事

すこし不思議

ヘッダーはなんの関係もありません。 「どんな漫画が好きか」と問われたので、藤子F不二雄のSF短編集と答えた。 すこし不思議SF短編集は、ScienceFictionのことではない。SukoshiFushigiなのだ。この時点でなんとも素敵な。 様々な良作があるSF短編集。「すこし不思議」というのが完璧なテーマだと思う。 自分が好きなのはとにかく「すこし不思議」なんだなと思う。本当のSFの映画とかも好きだけど、タイムスリップものとか、タイムリープものとか、パラレルワール

    • 「時の囁き」について語る

      からくりの森に参加したということは、以下の記事ですこし書きましたが、その続きを作品ごとに個別に書いていこうと思います。 ちょっと書きすぎてしまってるので、作品を見たあとに読んでもらうのがベストではあります。 機械式時計の魅力「からくりの森」に参加するのは二回目で、機械式腕時計について考えるのも2回目。2年目という言い方でも間違ってないと思います。とにかくいろいろ考えてきました。 「機械式腕時計のムーブメントを活用して機械式腕時計の魅力を伝えてほしい」というお題なんですが

      • エンジニアリングについて考えていること

        割と人生の長い時間を「エンジニアの松山です」と名乗ってきた。最近ではあんまり言わないのだが、言わなくなっただけでベースは変わりない。今日は久しぶりにこの「エンジニアリング」について語ってみる。 辞書を調べるエンジニアリングを調べると「工学」と出てくる。では工学を調べてみる。 子供の頃の自分が当時担任の先生から「エンジニア」という言葉を聞いて親に聞いたら「技術者」と教えてくれたのを思い出したが、今聞いても面白そうな学問だなと思う。 基礎科学を応用するための学問。と言われて

        • ポジティブシンカー

          私はポジティブシンキングなようで、毎日楽しいです。先日その自覚をしたので話してみます。 基本的な考え方私は人を楽しませるようなものを作るのが好きです。だから、娘の誕生日プレゼントは自分で作ってきました。 作品を作るのが好きなので、メディアアートの分野で作品を作った時期もあります。アートはコンセプトに傾倒していく必要があり、とくにメディアアートは難解なコンセプトに傾倒する傾向があります。それはあまり楽しくない気がしてしまい、もっとライトな楽しみやすい親しみやすい作品を作って

        すこし不思議

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          5本
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          14本
        • study room
          8本

        記事

          からくりの森が始まりました

          今年のからくりの森がついに本日(10月11日)からオープンしました。からくりの森は今年で3回目の開催となります。私、松山としましては2023年の第2回、今年の第3回と続けての参加となります。 昨年の振り返り昨年は、もうそれは「天下一武道会」さながらでした。 からくりの森1回目で3作品も展示した強者のnomena。 ロンドンから日本へと移ってきたTangent。しかもわりとご近所さんの吉本さん率いるチーム。 セイコーウォッチのデザイナーのみなさん、そして、我々siro。

          からくりの森が始まりました

          ひらめきのスキル

          今日、長岡造形大学でしゃべってきた。もう一つまちなかキャンパスというところで、生涯学習プログラムを受講してる様々な年代の方々にもしゃべってきた。 1日に2回90分近い講義をしたのは初めてかもしれない。 ふたつのネタ大学生には「作り続けること」というテーマで語りました。もう一つのは、「娘の誕生日プレゼント作ってみた」ということで、プライベートワークでやってる娘のプレゼントを自作するシリーズの紹介。 いずれも「作る」がテーマになってる。 作ることの重要性私にとって「作るこ

          ひらめきのスキル

          本気を出さない時代

          あえて、強めのタイトルにしてみました。叩かれたらやだけど。 自分がいろいろやってきて思ってること学生の頃から、個人でアプリケーション開発してシェアウェアで売ってみたり、なんか作品ぽいものを作ったりしてました。その時もそれなりに情熱を注ぎ込んでましたが、その後の高専の卒業研究や大学の卒業制作あたりから、ターボがかかってました。あれは本気に近い感じでやってたと思います。 「好きなことをやってるし、とことんやろう」というモードに入ってたと思います。 当時学生のころから、そうい

          本気を出さない時代

          音楽の棚

          自分の過去作について語るシリーズ。 今日は音楽の棚について語ります。これはいつの作品かというと、2007年ですね。17年前。 音楽をかける操作当時はiTunesがそこそこ使われ始めたくらいの頃で、まだiPhoneが日本に来てません。iTunes Storeはすでに展開されてます。 そんな頃、自分はインタラクティブ・アートなるジャンルに入りそうな作品を多々展開してました。でもアートまっしぐらではなく、家具とも言えるようなものなど多く作ってたので、インテリアとかデザインとか

          何が言いたいのかというと

          ここ最近、自分がこれまでに作ってきたものをリファレンスに話せることが増えている。 仕事我々企画をする立場の人たちは、何らか閃いたアイデアを伝えるために、スケッチを描いたりCGでパースを描いたりするんだが、ほとんどの場合過去の誰かの仕事などの記録写真を使ってアイデアを説明する。 これはパクってるわけではなくて、説明の上でリアリティがあるので使うのだけど、やっぱりなんか違和感がある。 どうせ作るなら見たこともないような素敵なものを作りたい。でもその説明に見たことがあるような

          何が言いたいのかというと

          雑感

          日記みたいなの書く。 ここ最近今忙しい。いくつかの制作が大詰めに迫っている。そのうえ、他でも企画してるものが多い。大きな仕事も新しく始まりかけてる。チームに人が足りないということで、人も増やしてる。増えた。回して回して、自分も走って走って。 割と不安と爽快感を味わってて今は悪くない。この先を無事に乗り切ったら大したもんだと思う。 と、とにかくパツパツな今だが、こんな感じにも慣れてきて、まだ仕事以外のことを考えたりしてる。 ゴールイメージ自分の場合、このことを考えてる時

          コーヒーについて知ってること

          昔、妻がカフェをやるということで習ってきたコーヒーのドリップ。それを妻から教えてもらい、日頃から豆を挽いてドリップして飲んでる。かれこれ14年くらいは飲んでるので、その中で分かったことを書いてみる。 自分の道具まず、ミルについて。ミルなんてなんでもいいんじゃないかと思ってたけど、どうもここは影響力がすごいということを知っている。 今使ってるのは、みるっこ。 最初、コーノスペシャルのみるっこを使ってたんだけど、それよりもノーマルのみるっこの方が挽き目が安定してることをしり

          コーヒーについて知ってること

          什器作ってみた

          siroという会社で「展示を作る仕事」を中心として様々なものを企画から制作(製作)までという仕事をしています。 デスクトップサイズは今までも作ってきた今日は、什器を作るようになりました。っていう記事を書くんですが、これまでも、こぶりなものは自分たちで作ってきていました。 以下は北九州市科学館「スペースLABO」の事例ですが、こういうサイズ感のものは一部内製、一部外注でパーツを製作し、社内で組み立てして納品(設置も行く)という形で仕事をしてきました。これらは、体験設計等を含

          什器作ってみた

          展示の仕事をする時に大事にしていること

          私は娘たちに「お父さんはなんの仕事をしてるの?」と聞かれると「展示を作る仕事だよ」と答えるようにしています。やっと自分の仕事を明確に語れるようになりました。 自分の原体験自分の場合は、小学生のころからプログラミングをやっていた関係で、なにか人と共感できてない感を常に持っています。プログラミングの世界では「任意の点」とかそういう「変な」日本語が多用されるんですが、そんな言葉を知ってる人は身の回りには大人でも少なかったですね。「は?」という顔をされる事が多かった気がします。「N

          展示の仕事をする時に大事にしていること

          仮に人類が滅亡するのだとした場合

          最近読んでる本とかそういうのを総合すると、だいたい人類は絶滅の方向に進んでいて、もうそろそろ止められないところを過ぎたんじゃないか的な話をしてるように聞こえた。 気象についてここ最近は「30年に1度の〜」などという枕詞が多すぎる気がする。要は毎年見たことがないような大きな台風が着てるし、毎年大雨が見たことがないレベルになってる。ということなんだろう。 これは感の悪い自分だってわかるけど、二酸化炭素が増えて温暖化が進んだからだと思う。 エコバッグこういう異常気象が目の前に

          仮に人類が滅亡するのだとした場合

          思考実験

          今日は移動が多くて疲れた。まだ寝るには少し早いが、かといって仕事をする元気もない。こういうときは「短時間に楽しめる創作」として最近重宝してるnoteの記事を書くのがちょうどいいだろう。 今日は思考実験ということで、日頃から考えていることを垂れ流すように書いてみて、それをChatGPTに相槌をうってもらい、更に考えを流していくということをやってみる。 超長文になるだろうが、興味のある人は読んでみて欲しい。 社会について思ってること私 最近、世の中をみるにつけ違和感があり

          本が読めないから、聞くことにした

          自分は正直なところ本を読むのが苦手だ。なんていうか面白そうな本であっても、読んでると違うことを考え出してしまって、目が文字を追ってるだけでなんも頭に入ってこない状態になったりする。そんなこんなで、とにかく本を読むのが苦手だ。 ビジュアルシンカー上記のポッドキャストで知ったのだが、「ビジュアルシンカーの脳」という本がある。 こちら、本当に面白い。いや、本が読めない自分は本を買ったにも関わらず途中で止まってるんだが….。 あなたは考える時に「言葉で考える」派ですか?それとも

          本が読めないから、聞くことにした