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子どもとの時間に疲弊しないために、意思決定のストレスを減らす

母になってはや7年です。

子どもとの時間を楽しめるようになりたいなんて、いまさら何を言っているんだと思われるかもしれませんが。

子どもたちの学校が夏休みに入り、サマーキャンプ(夏休みの習いごと)も申し込んだのは終わってしまい、子どもたちとわたしの濃厚な1週間が始まりました。

子どもたちがずっと家にいると、わたしは午後あたりからぐったりしてきます。彼らが入ってこられない部屋にこもって、静かな時間を過ごしたくなります。

子どもたちのことは、なによりも大切に思っているはずなのに、いつもそうなってしまうことが、わたしの気持ちを沈ませます。そこには、罪悪感も混ざっています。

彼らが元気すぎて、疲れてしまうわけではありません。

しょっちゅう兄妹喧嘩になり、いちいちわたしに言いつけにくる
キャンディを食べていいかと、許可を求めてくる
ダメだというと、このキャンディはどうだと更に聞いてくる
一日のスケジュールを、わたしが決めないといけない

よく考えてみると、子どもたちと一緒にいると、細かい判断を無数に繰り返しているんです

キャンディ一つをとってもそう。

いまキャンディを食べさせてもいいか。
→ごはんの前だからダメ。
いつならいいのか。
→ごはんの後。
なにを食べていいのか。
→あんまり体や歯に悪すぎないやつ。
どれが「あまり体や歯に悪すぎないやつ」なのか。
→・・・
これはどうか。
→ダメ。
これならどうか。
→……いいよ。(このあたりでもう面倒くさくなっている)

こんな感じの問答が、日に何度も繰り返されています。うちには子どもが2人いるので、2人分です。

その合間には、兄弟喧嘩が入ります。手が出たときだけは仲裁しますが、それ以外はもう放っておきます。でも、懸命に相手をやり込めようとする粗削りのやりとりが耳に入ってくるだけで、また頭の中がジャックされます。

勝手に外で遊んでくれたらいいんですけどね。最近は暑すぎて、なかなか外で走りまわって遊ぶのも難しくて。アメリカは車社会で、子どもだけで行ける場所も限られています。

子どもと一緒に遊べるのも、あと数年くらいだよ。いまを楽しんで。

こういう言葉が本当の意味で理解できるのは、余裕があって、調子がいいときだけです。わかってはいるんですけどね。だからこそ、子どもとの時間を過ごしてこんなにぐったりしないで済むようにしたい。

たぶん、わたしには、意思決定のシステムが必要なんだろうと思います。ルール作り。いちいち考えて決定するから疲れるのです。ルールに則って、答えがチーンと自動的に出てくるシステムがほしい。

今日はもう寝て、明日元気になったら、それを作ろうと思っています。


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