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#小学校

忘れられない先生

忘れられない先生

最初に断っておくと、強烈なインパクトを持つエピソードはなにもない。ただ、このお題で考えたときに、心に浮かぶ先生がいる。

その先生は、井坂先生といって、私が小学6年生だったときの担任の先生だった。

眼鏡をかけて、髪が少しぺったりした感じの中年の男の先生だった。当時小6だった私にはそんな風に見えていたのだけど、もしかしたら今の私より断然若かったかもしれない。

口元の表情がユニークな人で、生徒から

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書くことが好きだった記憶が、これから書く私をきっと助けてくれる

書くことが好きだった記憶が、これから書く私をきっと助けてくれる

思い起こせば、私は、子供の頃から書くことが好きだった。

きっかけは、小学1年か2年のとき。日記を書くという宿題が定期的にあった。週に2、3回くらいだっただろうか。毎回、冒頭は「先生、あのね。」で始めることになっていて、日記帳は「あのねノート」と呼ばれていた。

毎回の文字数はわずかなもの。一字ずつが大きなマスになっている作文ノートに、3行から5行くらいだっただろうか。何が楽しかったのかはよく覚え

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