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ずっと、"結果よりも、それに至る過程でどのようなプロセスを踏んだかに興味がある"と主張してきたことと、ESGに関連するお金の動きについて

しばらく前のことだけれど、国内の感染者数が激減していた去年の秋、2021年11月19日に開催された”MASHING UP conference vol.5”に参加した。2年前にも参加したのだけれど、その時のテーマや顔ぶれがだいぶ変わっており、パンデミックの影響から来る社会だけでなく個々人の変化を感じずにはいられなかった。Covid-19によって、将来の見当がつかなくなったこと、ものごとの正解がなくなったことが、現実問題として浮き彫りになってきている。それは、個人的にはとてもワクワクすることでもある。ただ、社会としてはそれは時に不安要素として浮かびあがることももあるだろうし、今までの価値観の延長線上で今までのまま続けていきたいという考え方の人も少なからずいると思う。変化の時期、さまざまな心持ちの人がいる。変わるにせよ、変わらないにせよ、価値観のパラダイムシフトが起こっている時期に、考えるきっかけとなるキーワードやトピックスが散りばめられていたイベントだった。特に、”パンデミック後の世界と世界経済を考える”というセッションでは、社会を見渡してみた時にいくつかの面白いキーワードやトピックスが見えてくる。組織で働く一個人としての価値観を想像するのに参考になった。自分への反芻も込めて、そのトピックスやテーマを噛み砕いてまとめてみたいと思っている。
(なお、この議論に参加されていたのは(敬称略)
・サムライインキュベート代表取締役 榊原健太郎
・早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール教授 入山章栄
・MPower Pertners ゼネラルパートナー 村上由美子
・リンクス 代表取締役社長 加藤有紀子)

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