音楽と”ノートのいたずら書き”

音楽が好きだ。
音楽から感じる感情が好きだ。

今日もイヤホンをしている。
ちょっと大きめの音で「RUANN」を聴いている。

北の大地で解散したバンドが
北の大地で再結成することを発表した。

レコード大賞を２年連続で取ったアイドルの
中心人物が今日卒業をコンサートを迎える。


どちらもストーリー性が高い。
だから人々が惹かれる。


どちらもTwitterのトレンド欄を騒がせており、
多くの人が心の淵にあった想いを綴っている。

溜めていた想いを吐き出すように。

音楽にはストーリーが重要だと思う。

聴く側が把握していなくても
アーティストには”ストーリー”がある。


ストーリーがある以上、
”音楽はBGMじゃない”


”音楽は栞”という言葉を見たことがある。

「この曲こんな時に聴いたな」という経験は誰にでもあると思う。
その経験があって”今の自分がある”

音楽は自分が心の中に置いておいた思い出を
そっと蘇らせてくれるものだ。


これは”楽曲で描かれている世界観”と
”過去の自分が経験した世界観”が似ているから。

もしかすると今聴いている音楽が
未来のあなたが今を思い出すきっかけになるかもしれない。


ノートの隅っこによく書いていた
”なんの意味もないイタズラ書き”に似ている

未来の自分が「バカだな」と思うように
音楽にこれから浸っていたい。