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私のカメラ機材紹介〜FUJIFILMのXH-1編〜

初めましての皆様こんにちは。私ジョージと申します。

私はTwitterInstagramブログKindle本で情報発信を行なっている高校教師です。

今日は私のカメラ機材の紹介第2弾を行っていこうと思います。

今日の主役はFUJIFILMのXH-1というカメラです。

This is XH-1。シンプルにカッコいい。

このカメラは2018年に販売開始され、もう5年以上前のモデルにはなるのですが、私にとって今でも頼りになるフラッグシップカメラになります。

それではどうぞ!

このカメラを買った経緯

まずはこのカメラを買った経緯について少しお話をさせてください。

私はこのカメラを買うちょうど半年くらい前にFUJIFILMのXT-30Ⅱというカメラを購入していました。

このカメラは軽量・コンパクトで写りもよく、自分にとって完璧なカメラだと思いバシバシ写真を撮っていました。

この時の思いは今も変わらず、今でも大切に使い続けています。

ですが、強欲な私はこんなことを思ってしまったんですね。

ミラーレスの使い勝手の良さを持ちつつ、一眼レフカメラのようなガッチリ感のあるカメラも使ってみたいなぁ〜と。

そしてせっかくなら同じFUJIFILMのXマウントで統一したいなぁ〜と。
(FUJIFILMならほとんどのカメラがAPS−Cセンサー搭載で、XT-30Ⅱとレンズを共有できますからね!)

そしてできればそこまで高くない奴が欲しいなぁ〜と。

本当に欲張りな男ですよね。

ですが私の欲に全力で応えてくれるカメラがあったんです。

それがFUJIFILMのXH-1というカメラでした!

このカメラは2018年に販売され、今では中古品でしか購入ができませんが、私が欲していた①ガッチリボディ②Xマウント③そこまで高くないカメラ(中古で8万円〜)という3大欲求を全て叶えてくれたのです。

ちなみに私はマップカメラで中古品(美品)を8万円台で購入しました。
※マップカメラのサイトURL →  https://www.mapcamera.com/

このカメラは5年前に発売されたカメラですが、写真を撮ることに関しては一切妥協をしていない、使えば使うほど良さを味わえる最高のカメラだと思います。

それでは第2弾のカメラ紹介〜XH-1編〜をご覧くださいませ!

5年前の『フラッグシップカメラ』

このカメラは先ほど書いたように2018年に発売されたカメラです。

2018年当時、このカメラはFUJIFILM初のフラッグシップカメラとして登場しました。

2023年現在では、今回紹介しているXH-1の正統進化版としてXH-2(高画素機)とXH-2S(動画特化型)という2機種がフラッグシップとして販売しているという状況ですが、私は自由気ままに写真を撮るという1点に関して言えば、2018年発売のXH-1は現役ピチピチのXH-2やXH-2Sに負けず劣らずの名機だと思っています。

※ちなみに私はこれを『キムタク現象』といっています。キムタク(木村拓哉さん)って昔は絶大な人気を博していましたが、今でも若い世代に負けず、絶大な人気を誇っていますよね。もちろん若い世代と比べたらキレキレのダンスは踊れないかもしれません。でも、だからと言ってキムタクの価値は下がらないじゃないですか。要は良いものは時代に関係なく良いものなのです。XH-1は私にとってカメラ界のキムタクなんです!笑

やっぱりFUJIFILMが最初のフラッグシップ機として出しただけあって完成度は非常に高いです。

もちろん動画性能やAF性能など、数字上のスペックでは最新版には到底適いません。

ですが、ぶらっと自由にスナップ写真を撮る私の用途からすれば、XH-1でも十分満足いく撮影ができますし、何よりフラッグシップのカメラを使っているという高揚感を感じながら撮影に臨むことができるのは素晴らしいことだと思います。

このセンサーならではの写り

このカメラは2018年に発売されたものなので、当然搭載されているセンサーも最新のものよりも2世代前のものになります。

私が所有しているXT-30Ⅱと比較しても1世代前のセンサーです。

正直な話をすると、私は購入する前にXH-1の古いセンサーを少し心配していました。

写りや解像度が微妙だったらどうしよう?と不安になりながら購入を踏み切った記憶があります。(中古購入のみで実機を触ることができなかったため)

しかし実際にXH-1で写真を撮ってみて、この不安は一気に吹き飛びました。

普通にいい。

何ならすごくいい。

ここでFUJIFILMのカメラの予備知識をお伝えしておきます。

FUJIFILMのカメラは同じセンサーを積んだ形状違いのカメラをたくさん作るのが特徴です。
(例えばXT-30ⅡとXT-4とXE-4とXS-10が同じセンサーを積んでいるなど)

つまり違うカメラを買っても同じセンサーを積んだカメラであれば、実質同じ絵が撮れるのです。

『上位機種と同じ写りが下位機種でも堪能できる』という意味では良いのかもしれませんが、『写りが同じだったら2台もいらないじゃん』となってしまうのも確か。

そういった意味だと一つ前のセンサーを使った当時のフラッグシップ機であるXH-1と、一つ進化したセンサーを搭載した小型軽量のXT-30Ⅱはある意味、違ったコンセプト・違った写りをするカメラであり、2台持ちをする意義があると言えるのです。(我ながらナイスチョイスだと思っております。)

写りの違いについて少しだけ触れておきます。

写真ど素人な私の肌感覚的なところでお伝えすると、XH-1に搭載されているセンサーは、色濃いめ・線太めで被写体が目立つ写りをするような気がしています。(コッテリ元気系)

そしてXT-30Ⅱに搭載されているセンサーは色あっさりめ・線細めで繊細な写りをするような気がしています。(あっさり儚げ系)

なんかラーメンみたいな表現になってしまいました。笑

でもこのセンサー違いによる表現の違いが私にとっては興味深く、両方使ってみたくなる要因となっているのです。

少しだけXH−1で撮影した作例を載せます!
このセンサーが持つコッテリ感(色乗りの良さ)を少しでも感じ取ってもらえたらと思います。

徳川庭園(レストラン会場)
徳川庭園が作る影
徳川庭園(紅葉)
なんかレトロっぱさを感じる街並み
満員御礼のお伊勢さん(おかげ横丁)
何の変哲もないただの白いお花

安心安全な手ぶれ補正つき

このカメラを買った理由の一つが手ぶれ補正です。

このカメラを購入した時にボディ内手ぶれ補正が内蔵されていたのはこのXH-1とXT-4とXS-10の3機種だけでした。

そして先ほど書いたようにXT-4とXS-10は私が所有しているXT-30Ⅱと同じセンサーですので、正直、追加購入するメリットをあんまり感じなかったんですよね。

センサー違いで、XT-30Ⅱには内蔵されていない手ぶれ補正がついているXH-1を購入して本当に良かったと思っています。

実際に写真を撮っていても手ぶれ補正の恩恵を得られているなと感じることがしばしばあります。

私は普段、XF18−55/f2.8〜f4のレンズ(またの機会にレビューしようと思っています)をXH-1に装着して撮影をすることが多いんですが、この組み合わせで撮った写真を見返すとレンズ側の手ぶれ補正とボディ側の手ぶれ補正が相まって、かなり微ブレが抑えられているなと感じます。

正直、XT-30Ⅱ(ボディ内手ぶれ補正なし)と単焦点レンズ(手ぶれ補正なし)との組み合わせで撮ると※やっぱり微ブレ写真が何枚か出てきてしまっていたので、この微ブレしない安心感はやっぱりフラッグシップだなと感じます。
※撮影者の腕がないのが1番の原因

この手ぶれ補正のことを考えると、いざという時の撮影(クオリティの高い写真を撮りたい時)はXH-1を選ぶかな〜って感じです。

お気楽スナップなどをする場合は、多少の微ブレがあっても全然いいか(むしろその方が味があっていいかも)と思えるので、XT-30Ⅱもバリバリ持ち出してはいますけどね!

要は使い時ですね!

古き良き天面のアナログ操作仕様

XH-1の良いところとして天面がアナログ仕様であるところも語らせてください。

やっぱりFUJIFILMのカメラはアナログ式なんですよね!

私はFUJIFILMのカメラの魅力は『デジタルとアナログの融合』だと思っています。

今回紹介するXH-1は天面の物理ダイアルで『ISO』と『シャタースピード』がアナログ操作で設定できます。(ちなみに絞りはレンズ側で行います。)

このアナログ式の操作がいい。

自分の意志・自分の手でカメラを操縦しているという感覚になるんですよね。

これは車好きがマニュアル車しか乗らないのと少し似ているかもしれませんね。(ちなみに私はオートマチック限定の免許なので、当然オートマチックの車しか乗りません。笑)

所有しているXT-30Ⅱ(こちらのカメラも天面に物理ダイアルがついている)と操作感が似ているのもグッドなポイントです。

ちなみに最新機種のXH-2とXH-2Sでは天面の物理ダイアル仕様が廃止されて、他社カメラのようなモードダイアル仕様に変わってしまっています。

まぁ利便性という意味ではモードダイアルが便利なのは重々分かってはいるのですが、アナログ感に魅力を感じている私としては率直なところ最新機種(XH-2とXH-2S)よりもXH-1の方が操作感は好きだな〜って感じです!

まぁこのあたりも人によりけりなところですね!

見て安心持って安心の頑丈さ

XH-1の堅牢性にも触れておきましょう。この章のタイトルにも書かせてもらったようにこのカメラの頑丈さはフラッグシップゆえの特徴です。

ここに関してはXT-30Ⅱと比べて圧倒的に差がある部分でもあります。
※もちろんXH-1とXT-30Ⅱはコンセプトが違うカメラなので比較すること自体がおかしいのかもしれませんけどね。

やっぱり頑丈=安心感なんですよね。

もちろん防塵防滴性能もあります。

どんな環境でも安心してカメラを使うことができるというのはフラッグシップならではの特権だなと感じます。(まぁ私は基本的に晴れの日しかカメラは持ち出さないんですけどね。)

いい意味でデカい機体

いま先ほど、XH-1の頑丈さのメリットについて触れました。

しかし、頑丈さゆえのデメリットもあるのです。

それがデカくて重いということです。笑

一眼レフカメラと比べて軽量にできるのがミラーレスの売りだったはずなんですが、このカメラに関しては正直、重さ的には一眼レフカメラとあまり変わりません。

ですが、私はこのデカくて重いというデメリットをなくすことができます。

それぞれ紹介させてください。

重いけど重くない!

「何を言っているんだお前は!」と思った方もいるでしょう。

でも本当にこう表現するしかないんですよね。

そりゃカメラを持ったらその分の重さは感じますよ。

ですがカメラを構えたら………重く感じないんですよね〜。笑

これはマジックでもなんでもなく、グリップの形状がしっかりと計算して作られていて、カメラを構えた時に重さを感じさせないように設計がしてあるんだと思います。FUJIFILMの開発者さん天才です!

持ち運ぶ際にそれなりの重量にはなるのはどうにもできませんが(これがどうにかなったとしたらそれはもう完全にマジックです)、撮るときに重さを感じないならいいじゃないですか!

重さによって撮影に悪影響を及ぼしたりしないんですからね!

カメラは写真を撮るものなので、写真を撮るときに重くなかったらそれは実質、重くないのであります。笑

だから『重いけど重くない』は正しい表現なんです!!!

デカい分、ボタンが多い!

次のデメリットはデカいという面です。

これに関しては完全にデメリットを上書きできるメリットが存在します。

それがボタンの多さです。

機体がデカいということはそれだけスペースがあるということ。

スペースがある分、ボタンをたくさん配置できるのです。

そしてFUJIFILMのカメラはこのボタンにたくさんの機能を自由に割り当てることができます。

十字キーの上・右・下・左にもそれぞれ項目の割り当てが可能!
液晶画面を上・右・下・左にスライドした(タッチファンクション)時の項目も設定可能

ちなみに私はどのボタンにどの機能を割り当てようか2週間くらい悩みました。笑

それくらいボタンの数と設定できる項目が多いということですね!

自分にとって使いやすいカメラにカスタムできるのもFUJIFILMのカメラの良さだと思います!

注意点

ここまで散々褒めちぎってきましたが、1点だけ注意してほしい点があります。

それがバッテリー持ちです。

正直、バッテリーの持ちはそんなに良くはないです。

おそらく手ぶれ補正が内蔵した分、電力消費が増加したんじゃないかと思います。(XS-10も電池持ちが良くないって聞いたことがあります。)

私は手ぶれ補正の恩恵をかなり受けているので、それが理由でバッテリーの持ちが悪いなら「しょうがないな」と素直に受け入れられます。

ですので私はXH-1を持ち歩くときは一緒に予備バッテリーを持っていくことが多いです。

純正ではないですが、普段使いしていて全く問題なく使用できているためVemicoの予備バッテリーが個人的におすすめです。(何と言っても2つ同時に充電できるバッテリーチャージャーが本当に便利です。USB-C接続で給電ができるのもポイント高し!)

XH-1とXT-30Ⅱの両方で使えるため、非常に重宝しております。

何ならバッテリーグリップ(バッテリーが一気に3つ挿せちゃうやつ。ごついXH-1がさらにゴツくなっちゃいますけどね。)でも買っちゃおうかしらなんて思っている今日この頃の私です。


まとめ

FUJIFILM初のフラッグシップミラーレス機XH-1。

今回はそのXH-1の良さを余すところなく紹介させていただきました。

すでにXT-30Ⅱを使っていた私にとっては最高の2台持ちが実現したと感じております。

これからもこのFUJIFILM2台体制で色々なところに出向き、たくさんの瞬間を切り取っていきたいなと思っております。

最後まで記事をお読みくださり、ありがとうございました。

皆様の写真ライフに幸あれ!



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