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ビジュアル実証経済学 失業
世界中でCOVID-19の感染は拡大し、日本含め多くの国で外出や集会の制限(自粛)措置が取られた.これは,医療崩壊や公衆衛生などはもとより,個人の自由や権利,オープンデータとプライバシー等の様々な議論を巻き起こした.そして今,非常事態宣言の長期化とともに,経済的な補償に関する議論が盛んに行われるようになった.
今回は,政府公官庁の公開するデータを中心に経済関連のデータのから失業に関するデータを可視化してみたい.なお,本稿はe-StatのAPIを用いたデータ取得(一般的なAPIより少々煩雑な仕様)に対する技術的習得を目的とするものであり,データから推測される事象などから,一連の政府対応への批判や今後の諸々の補償問題に関する何らかの政治的な意図を含むものではありません.
まず初めに上記のe-Statページから https://www.e-stat.go.jp/api/ へと進み,利用ガイドに沿って,アカウントを作成する.アカウント作成後に,開発支援情報などの記載事項に従い,AppID(アプリケーションID)を発行する.以降,コード内に"YOUR API KEY"とあれば,それはAppIDを示す.
総務省統計の労働力調査のデータから失業者と失業率に関するデータを取得し,データ整形を行う方法は下記の通りになります.この時,政府統計コードとStatDataIDは対応していないことに気を付けてください.
取得した労働力調査のデータから,完全失業者数と完全失業率の1968年1月以降(2011年3月~8月は欠損)の時系列(5歳階級・性別)ごとのグラフを作成した.下記,Tableau Publicに公開してあるので,年代ごとの失業率を調べたい方は,参考にしていただければ幸いである.
「このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。」
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