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のんきなジョナサンの冒険第4章の感想

のんきなジョナサンの冒険第4章の感想

第4章のストーリーは、
泣きながら抱き合っている女性と3人の子どもたち、その近くにいる違う農家の男性に出会い、女性と男性のやり取りをみて驚く少年の場面を書いたお話です。

女性は農家を営む旦那さんが食糧管理警察に
逮捕されてしまったと話し、少年が罪状を聞くと「作物を作りすぎたことが理由」

食糧管理警察はどのくらい作物を作り、どのくらい売ったらいいかを申し渡した。作物がたくさんできて価格が下がると

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のんきなジョナサンの冒険第2章の感想

のんきなジョナサンの冒険第2章の感想

第2章はたどり着いた島で働くきこりの話。

突然目の前で逮捕された女性を少年がみて、
何事かと驚く少年。

この島では木を切るのに100人もの人々が
棒を使って叩き、1か月近くもかけて作業していました。
それに対して、女性が斧を発明し数時間で木を
切ったことで、
「仕事をおびやかした」として捕まりました。
少年は自分の島では、斧やノコギリで誰でも木を切れるし、木から舟なども作っているので、なんで便

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おすすめの本を紹介します

おすすめの本を紹介します

今回は最近知人に紹介していただき読んだ
「のんきなジョナサンの冒険」
という本の感想を聞いてみました。

この本は、ホノルルのハワイ・パシフィック大学で経済学の准教授および起業家精神センターの所長を務めているケン・スクールランドさんが書いた本で日本語に翻訳されたもので、
日本ではほぼ馴染みがありませんが、
世界では広く読まれているようです。

スクールランドさんは、どういう方かというと、米国際貿

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隷従への道

隷従への道

日本税制改革協議会(JTR)が発刊した『隷従への道』を紹介します。

著者フリードリヒ・A・ハイエク

ハイエクは20世紀を代表する自由主義の経済学者で、オーストリア学派で、ノーベル経済学賞も受賞しており、経済学に重要な貢献をしました。
主な著書としては、「隷属への道」や「貨幣発行自由化論」などがあります。
ハイエクの主張は簡単に言うと、

「社会主義の計画経済は選択の自由を奪う」

「国が計画を

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