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20代前半でミレーナ〜10ヶ月経過して感じるメリット・デメリット〜

皆さま、お久しぶりです。
避妊と月経困難症緩和のために20代前半でミレーナを装着したナナです🐥
1年弱が経過して、今ミレーナをどう思っているのかについて記事にまとめました!

装着直後のnote:


2ヶ月経過後のnote:

結論、装着してよかったか?

2ヶ月経過した時にも書かせていただきましたが、
よかったと感じています。

実はミレーナを入れると決めた時、最重視していたのは「避妊効果」でした。
しかし今感じている最大のメリットは意外と「生理のつらさの緩和」なんです。

今回の記事では、10ヶ月経って感じるミレーナのメリット・デメリットをお伝えします。
*専門家ではないので、一個人の経験としてご参考までに。

10ヶ月経過して感じるミレーナのメリット

1. 生理が来なくなった!
まず、毎月あんなに苦しい思いをしていた生理が来なくなったんです。

ぴたっと来なくなったというよりは、徐々に経血量が減り、装着後4ヶ月目くらいからなくなりました。

バイエル薬品によると、「黄体ホルモンの作用により子宮内膜がうすくなるため、月経の回数が減り、約20%の人では月経が起こらなく」なるそう。

生理が来ない身からすると、毎月生理によって予定が狂ったり、
気持ちや体がしんどい思いをしていた日々が信じられないくらい、快適です。

ミレーナを外す時期が来ても、妊娠したい気持ちが無い限りは再度入れるつもりです。

2. ダブル避妊による安心感
避妊についてのnoteでも話したとおり、
ミレーナを入れた後も、パートナーとはコンドーム必須です。

ミレーナ+コンドームのダブル避妊による安心感は、セックスに対するポジティブな感情を生み出すと思います。
お互いが安心して気持ちよくセックスできることは私たちにとって大切なことなので、大きなメリットです。

3. コスパ
ミレーナは良コスパ◎です。
周りの女性が自身で行っている避妊の選択肢を聞くと、最も多いのは毎月2000〜3000円のピルです。
(ピル+性交時にコンドーム使用、もしくはピルを飲まずコンドームのみの人も多い。)

ミレーナ(保険適用)の場合は、初期費用+5年間の定期検診を入れても40000円に届かないくらいです。5年で割ると月々600円程度!

しかも数ヶ月に一回受け取りに行く手間や飲み忘れの心配、旅行先へ携帯する必要も無いので、
体内への挿入に抵抗感が無ければミレーナの方がコスパが良いと思います。

10ヶ月経過して感じるミレーナのデメリット

ミレーナの良さは存分に感じていますし、私は入れてよかったと思っていますが
デメリットが無いかというと、そうではありません。

続いて、ミレーナのデメリットについてお伝えします。

1. 初期費用
メリットで伝えたとおりコスパは良いのですが、最初にどっと出ていくお金が発生するので、ピルと比べるとお手軽さは劣るかもしれません。

私の場合、パートナーと費用を折半してもらったのでそこまで大きな負担ではありませんでしたが、
高校生や大学生、その他個人の経済状況によって初期費用を負担できるかどうかは異なるため、デメリットになりうるかもしれません。

2. 生理が来ないことによる不安
メリットの裏返しですが、生理が来ない=妊娠や病気の可能性を疑ってしまうのでどうしても不安に感じてしまうことはあります。

心配なことがあればすぐにかかりつけ医にかかること。
ミレーナに限らず、体の変化に敏感に耳を傾ける姿勢を保つことが大切だと思っています。

3. 定期検診
ミレーナを入れた場合、装着後1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、そして1年ごとに定期検診に通う必要があります。(参照
これは、ちゃんとミレーナが定位置に挿入されているかをチェックするためです。

これを手間(デメリット)と感じるかは人それぞれだと思いますが、
私の場合、20歳を迎えてからは婦人科で1年に1回の定期検診を受けているため、そのついでに行くことは苦になりません。

2年に1回は子宮がん検診と重なりますし、逆に「ミレーナの様子見に行かないと!」と、診てもらうことを忘れない良いきっかけになるのでは?と思います。

4. 周囲の視線
まだまだミレーナに対する偏見はあります。
今のところ、友人にミレーナのことを話すと、ぎょっとされることの方が多いです。

私がメリットだと感じる「生理が止まる」という現象も、
人によっては「怖い」「なんでそんなことするの?」といった反応があります。

「なぜそこまでして(体内にものを入れてまで)生理の影響を緩和・避妊したいのか?」という声は、日本の性教育が遅れていることの裏返しではないでしょうか。
女性が自分の体を守ったり、生理に影響されず生活する権利は保障されるべきなのに、偏見の目を向けられることは辛いなぁと感じます。

こうやって体験談が増えることで、悩んでいる女性が一歩踏み出す勇気を持てることを願っています。

おわりに

現代の人間は健康や娯楽のため、薬や添加物もばんばん摂取するし、ワクチンも打つし、美容整形もするし。
自分の生活環境や仕事の生産性を向上させるために、栄養ドリンクやコーヒーをたくさん飲んで体をコントロールする。

なのに、なぜ女性は生理のつらさを我慢しなければならないのか?
セックスする時に妊娠の不安と戦わなければならないのか?

避ける方法があって、避けたい人がいるなら、
偏見の目を向けられることなく選択肢を提供できるような社会であってほしいなぁと願いながら、私はミレーナと付き合っています。

もし質問が寄せられたらQ&Aなどもやるので、お気軽にご連絡ください!

ナナでした。

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