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【留学経験談】大学寮での生活

社会人経験後に欧州へ留学し、遠距離恋愛をしているカップルのナナとジュウの、ナナです🐣

本日は、大学寮に住んでいるわたしの経験談について書きます。


大学寮について

わたしの通っている大学には寮が5棟ほどあり、そのうちの3棟に留学生が住めます。周りの学生によると、正規留学生用の寮と、交換留学生用の寮があるとのこと。交換留学生はカリキュラムに余裕があるので、夜中の出入りが多く、少し騒がしいとの噂です。わたしは、正規留学生の多い寮に住んでいます。

部屋のタイプは3つあります。

  1. 共有スペースを複数人とシェアし、寝室も相部屋

  2. 共有スペースを複数人とシェアし、寝室はひとり部屋

  3. 共有スペースも含めて、ひとり部屋

家賃は安い順に1→3→2で、わたしは一番安価な1のタイプに住んでいます。
もともとは3(もしくは2)への入居を希望していたのですが、競争率が高く、1じゃないと入居できないとのことだったため、泣く泣く相部屋で住んでいます。

利用率

留学生による大学寮の利用率について。
現地で出会った日本人留学生は、ほぼ全員が大学寮に住んでいました。
同じプログラムに通っている留学生たちも、7割ほどが大学寮に住んでいる印象です。残りの3割は、大学寮ではないルームシェア、もしくはひとり暮らしをしているようです。

国や地域によって利用率は全く異なるようですが、物価が高くなるにつれ、家賃も高くなり、安価な寮の競争率が上がると聞きます。
わたしの住んでいる地域は物価が比較的安いため、ひとり暮らしをする人が多いと思っていましたが、そうでもないようです。

住んでみた感想

メリット

1) 第一のメリットは安い!わたしの現在の家賃は、€150(€1 = ¥160 換算で24,000円 )です。しかも、水道・光熱費・Wi-Fi・洗濯機使用費込みです。
参考までに、近くでひとり暮らしをしようと思うと、諸経費込みで毎月 €400 は必要です。

2) 学校や中心街に近い立地も、ありがたいです。わたしが授業を受ける建物まで、徒歩15分ほど。寮の隣にスーパーがあり、中心街までは歩いて10分なので、生活がすべて徒歩圏内です。

3) ルームメイトと交流できることは、入居前に期待していなかったメリットです。わたしは2人のルームメイトと住んでいますが、学問領域はITと生物学、出身国はインドとスペインと、まったく異なるため楽しい。右も左も分からない到着初日にも助けてもらえてありがたかったです。

4) ひとり暮らしする場合に比べて、広いことも挙げられます。社会人として東京でひとり暮らしをした際に住んでいたワンルームと比べると、キッチンと寝室が分かれているだけでも嬉しい!

5) 大きな建物でセキュリティがしっかりしているので、安全性もメリットです。治安の感覚がない海外で生活する場合、少なくとも慣れるまでは安全性が担保された寮に住むことは大きなメリットになると思います。

デメリット

1) 共同生活に付随するすべてがデメリットとして挙げられます。生活空間や器具、キッチンやトイレの共有、衛生感覚や文化のちがい、生活リズムのちがいなど、イメージできるものはすべて。慣れるまで大変です。

2) 部屋によっては古かったり、使われている感があるかもしれません。例えばわたしの部屋には天井にキャラクターシールが貼ってあるなど(笑)。使用感が気持ち悪い!と思う方には向いていないと思います。

3) 学生しか住んでいないので、騒々しいときがあります。例えば大学や街でイベントがある日は、夜遅くまで外出してお酒を飲んだり騒いだりしている人がいるので、寮の入り口や外が騒がしくなる可能性があります。

4) わたしの寮では、洗濯機が寮全体でシェアされているので、洗濯物バトルが勃発します。順番待ちをしないと使えなかったり、洗濯が完了してすぐに取り出さないと勝手に動かされたり、少しストレスを感じる部分があります。

コメント

メリット・デメリットを洗い出してみましたが、今のところ、寮に満足している気持ちの方が大きいです。一番の要因は、いいルームメイトに恵まれたため、普段の生活で問題が発生することがなく、安さの恩恵を受けてストレスフリーで生活できています。

もちろんひとり暮らしには憧れますが、学生のうちは節約を重視し、限界が来るまで寮でお世話になります🐥

ちなみに、彼氏のジュウは大学寮ではなく「フラットシェア」をしています。別記事にて経験談を記録しているので、よければご一読ください!


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