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23.第12夜③キレイごとでは伝わらない! Girls & Boys(GB)がスマホで人生を壊さぬ為の楽しい言霊 (GBを狙うダブルY)教室編

🥺ゲームチェンジ(世の中と自分)を目指して書籍化希望です。
☆当作品の評価はスマホを持つ子供が自分を守る知恵を身につける事です。
「漫画化されて子供が読むイメージ」で感じてください

【どうしたい】
「やってはいけない」から「自分で自分を守る知恵」へ
【伝えたい】
①人生に関わる様々なスマホの危険を感じとる
②危険の既視感を作って地雷を避ける感覚を感じ取る
③地雷を踏んでも自分を見失わずに修正出来る感覚を身につける
【目標】
飽きずに最後まで楽しく読んでもらう⇒エンターティメント
知らず知らずの内に頭の中に残る組立て⇒指導でなく順応
【その為に】
明るく・鋭く・なるほどー・馬鹿らしく・率直に・いいノリで・
⇒シンプルに独自の解決策を示します
(当文章は書籍化による漫画やイラストをつける想定のシナリオ仕立です)
◎主要登場人物
☆ヒロッチ(中二) 主人公 身長155㎝ 元気者 ショートヘア
☆ハピー スマホ学園のスマホティーチャー 異世界からの召喚能力をもつ 
     チアダンスが好き。未来看護師的制服とゴーグル着用
☆マッサラン ハピーの先輩スマホティーチャー 普段はスーツ姿 長髪
       よくハピーの厄介事を押し付けられる 
☆校長 ハピー・マッサの上司。二人からよく厄介事を押し付けられる。
☆ウサギ男 スマホ学園アシスタント 親の立場から発言してくれるらしい

当ストーリー用語解説
GB (GIRLS & BOYSの略称) 
ダブルY(わいせつ野郎の略称) 

●あらすじ
スマホを買ってもらったばかりのヒロッチが偶然が重なって自分の夢の中の次元断層に「ズレたパラレルワールド」のスマホ教師であるハピーを召喚してしまった。ハピーを元の世界に戻すには「スマ地雷最短エスケープ講座」のコンプリートが必要だ。前回、ハピーは「GBを狙うダブルY」のテーマによりSoul watcher(魂の見守り人)を召喚した。そして新たな相談が・・・

第13夜③  の前に。。。。

看板の前でこちらに頭を下げ下げする校長
◎校長 「ハ、、ハピーめ・・・また、やらされてしまったわい。。。。」

◎ハピー
「だって、謝るのは上司の仕事だって教えてもらってたんだも-ん」
はじまりはじまりぃ―


◎マッサラン

「ところで校長 ! 学校のSNSに悩みの相談レターが来ています ! 是非、取り上げてほしいのですが……」
◎校長
「わかったぞい。ここのモニターにつないどくれ」
(モニターに目を隠した女の子の映像)
モニター画面
「私は中学生のミユリと言います。聞いてください。実は憧れていた先生から『好きだ』と言われました。とても嬉しかったです。それから毎晩、二人でSNSで連絡を取り合っていました。だけど2か月前にドライブに誘われて、いきなりキスをされてしまいました。そして1週間後には学校の空き部屋に呼び出されて体を触られたりスマホで下着姿を写真にとられたりしました。最初は好きだから仕方ないと我慢していたけど段々と嫌で嫌でたまらなくなって『SNSのやり取りや二人で会うのはやめましょう』と伝えましたが聞き入れてくれません。行為もやめてくれません。エッチな画像を先生がもっているので悪用される事も心配だし。お母さんも心配させたくないです。私はどうすればいいのでしょうか ?」
◎ヒロッチ
「ひどいよ。。学校の先生って生徒を守ったり育てていくのが仕事よね。守っていくべき人が何故、傷つけたりするの?はっ?これってやっぱりダブルY?? 独りよがりなダブルYなの ??」
◎校長
「そうじゃ。ダブルYの先生じゃ」
◎ヒロッチ
「先生がよく問題を起こしているのをネットや新聞で見かけるよ。ニュースで各県の教育委員会の偉い人達が頭を下げる写真をよく見ます。自分の学校の生徒やSNSで知り合ったGBにエッチな事をしたり、スマホやカメラで更衣室やスカートの中を盗撮したり、画像を保存していたり。。。。。実は前の講義でも気になってたんだけど先生にはダフルYが多いの?」
◎マッサラン
「来ましたね―。ド直球が」
◎校長
「さすがに職業別ダブルYのデータはないのぉ。但し
①少なくともどんな職業の人の中にも必ずダブルYが混ざっとると思っておくべきじゃろ。実際に問題が多発している以上、『先生が例外じゃない』とは言えんのぉ。
②-1 第11夜のアンケートで中学生以下に性的興奮を感じる成人男子5~10%がいたよの。仮に各職業に同じ割合でダブルYが存在していたとすればGBに多く接する職業程、問題発生数が多くなる可能性はあるのぉ」
②-2 芸能界で騒ぎが起きとるが、BOY好きのダブルYの存在が新聞やテレビで初めてあからざまになった。BOYに接する機会が多いの学校も同じじゃ。実際にダブルY教師の事件も発生しとる。BOYも他人事じゃないぞい」

◎ハピー
「あの~校長。言い過ぎではないですか ? 世の中の先生が全員、怒りますよ」
◎校長
「おぉすまんすまん。しかし全員が怒っとる訳じゃないぞい。3つのパターンに分けてみた。
①生徒の味方になってくれる教師
日夜、GBの為に頑張ったり味方になってくれている先生ほど、ダブルY同僚の存在は腹立たしくてやり切れんじゃろう。
②ダブルY教師
彼らは同様の事件を何度も繰り返す傾向が強い。そして罪を犯している自覚がない。不祥事を行わない為の研修を受けながら同時に「どうやったらバレずに悪さを出来るかな」と考えかねない輩じゃ。だからクビになっても他の学校に再就職して犯罪を繰り返したりもする。
③味方になってくれない教師
厄介事に関わりたくない大人はどこにでもおる。この人達に訴えても味方のフリをされつつ時間稼ぎをされかねん。被害者のGBが卒業したり、責任者の校長が定年退職したり、加害者教師が異動したりとか。もう生徒の安全は最優先ではないんじゃろうな。

この場合、ワシの発言に怒るのは③じゃ。『素人は現場の実状をわかってない』とか言ってな。自らダメぶりをアピールしたいのであれば挙手してくれ。本当は若かりし頃の情熱を思い出してほしいがな。

◎ヒロッチ
「じゃあダブルYが混じってるから先生には気をつけろという事なの?」
◎校長
「誤解してほしくないのは多くは立派な先生なんじゃ。しかしどんな仕事をしている人にも普通にダブルYがまじっているいう事なんじゃ」
具体的に気をつける行動は
①先生から外から中が見えない部屋に1人で呼ばれた時
→入る時に教室の外で「友達が待ってる」って言おう。本当に待ってもらっている方がいいのう。
②一対一でSNSでつながろうと言われた時
→親もSNSを見る事が出来ると言おう。自分の身を守る嘘は必要じゃ。多分、相手の方が大ウソつきじゃ。

「つながろう」とか「好き」と言われて嬉しいのはわかるが、世の中では先生がGBに悪さをはたらく事件が多発しており、先生達の間では「生徒と個人的にSNS等でつながらない」というのは常識なんじゃ。それをわかった上で生徒に接近するのだから既に頭のネジがぶっとんどるんじゃ。どんなに「いい事」を言ってもGBを守る気持ちは微塵もないぞい。自分の欲望優先じゃ。

◎ヒロッチ 
「だけど校長。私もミユリちゃんの立場だったら悩んじゃいます。『自分さえ我慢すればダブルY教師がそのうち諦めてくれる』とか『親に心配かけたくないから我慢しよう』とか思うかも。
◎校長
「我慢してもダブルYは別れてくれんぞ。自分の都合でしか考えれないダブルYは『やっぱり僕の事を好きなんだ』となりかねん。GB卒業後ならともかく、現在では今は『生徒と交際』をする事自体、まともな常識の持ち主ではないんじゃ。結局、我慢すればするほど自分自身を追い詰めてGBが苦しくなるだけじゃ。ダブルYには我慢するだけ無駄なんじゃ」
「『親を心配させたくないから我慢する』という気持はかえって親を悲しませるぞい。そんな事で喜ぶ親は一人もおらん。それはミユリちゃんが、精神的な後遺症で一生、苦しんだり生きる事が辛くなる事につながりかねないからじゃ。すると親は自分自身を責めるしかなくなるんじゃ。少しだけ強い勇気を出して親御さんに相談する事じゃ。我慢して抱え込むことは絶対にダメじゃ。話した瞬間、涙が溢れだすかもしれんが心が少し軽くなるかもの~
◎ヒロッチ
「あとミユリちゃんはダブルY先生を訴えると『嫌がらせや仕返しを受けないかしら』とかも悩んでるかも。例えば画像を拡散されちゃうとか、悪い成績をつけられるとか『そんな話は誰も信用しない』ってきつく言われたり」
◎校長
「GBに訴えられて学校や世間にバレたらクビの可能性が高いので加害者の教師が圧倒的に弱いんじゃ。その為には
①SNSのやり取りや画像は消さずに残しておく事じゃ。『消して』と言われても『消した』と言って残すんじゃ。スクショで別に保存してもいいぞい。それでも『そんなつもりはなかった』と逃げるダブルYの例もあるが、後で自分を守るかもしれない証拠はあった方がいい。。」
②ダブルYが画像を拡散させたら更にリベンジポルノ法に触れて刑事犯罪になりかねないので可能性は低いよの。
③GBを子供扱いして『俺は絶大な信頼がある。教育委員会へ言ったら、あなたが困ったことになるよ』なんて威張って口止めしても、本当に訴えると知ると『100万円払うから誰にも言わないでほしい』『給料がいいので先生を続けさせてほしい』と懇願してきた、なんて例もある。ゲス大人のいやらしさは自分の立場が弱いと思えば徹底的に媚びるし、強いと思えば先生という優位的立場を振りかざしてマウントしてくるんじゃ。特にGB相手だとな」

◎マッサラン
「校長 ‼ 学校が取り合ってくれないという事例もよく聞きますが」
◎校長
「時間稼ぎをされていると感じたら、すぐに方法を変えた方がいいじゃろうな。教育委員会を巻き込むという発想もあろうが、間違いがちなのは教育委員会は決して学校を強制的に指導出来る立場でも、怖い存在でもないんじゃ。それは教育委員会と学校は人事の行き来(例えば教育委員会⇒校長に昇進等)があって持ちつ持たれつなので、決定的な対立はしないんじゃ。名古屋市では教育委員会が校長会等に金品を送っていたとか。。勿論、立派で素晴らしい学校と教育委員会はあるんじゃが、逆に十分な調査をせずに隠蔽・時間稼ぎする学校や教育委員会もあるようじゃ。被害者を出してしまうと校長自身(ワシじゃないぞ)も処分を受けたり、経歴に傷がついて天下りしにくくなるからしれんからのぉ。ちなみに私立学校は教育委員会の管轄外じゃ」
「あとはマスコミを巻き込む方法もある。わいせつ教員問題については読売新聞も大々的に扱っとる」
◎ヒロッチ
「それは大げさすぎない ?」
◎校長
「全然、大げさじゃないんじゃよ。もうこの段階ではGBが致命的に傷ついている可能性が高いんじゃ。それにこの学校の隠蔽体質は後に予定しておるカリキュラムにて、違ったひどい形で登場するので中途半端にしておけないんじゃ。その為の対抗策として、外圧をかける必要もあるんじゃ」
◎ヒロッチ
「私達はどうしたらいいの ?」
◎校長
「『全ての先生の言う事=無条件に正しい』と思わない事じゃ。先生の中には素晴らしい先生はいるけどクズの先生もいると最初から思っておくべきじゃ。フェイクニュースと同じじゃ。それに先生がGBにわいせつ行為をはたらくと先生はクビだと知っとくべきじゃろ」
◎マッサラン
「なるほどなるほど。そうですね」
◎校長
「ところでマッサよ。。。お主ぃ、意図的に今回のテーマを取り上げたな?」
◎マッサラン
「あは?分かりましたぁ ! そうそう。万が一、この本が大ヒットして多くのGBやダブルYの目に触れる機会が増えれば、相当の抑止力になるかなー。なぁんて思いまして・・・」
◎ハピー
「売っれないわよ~こんな変な本」
◎マッサラン
「やっぱりそうですかね~」
◎ハピー&マッサラン
「ハッハッハッハッハァァ―」
◎校長
「ん------ちょっとは売れてほしいのぉ~」(涙)

【作者放言】親御様聞いて聞いて !
当章作成にあたって、最初に直近の一年間の教師による「わいせつ事件」を抽出して表にまとめたのですが出てくる出てくる出てくる。しかし、わいせつ教師を糾弾する事が目的でなく、減らす事が目的なんです。
どうすればいいのでしょう?

①先ずは構造的なを取り除いていくしかないと思います。闇とは組織内での忖度/建前主義/嘘/ご都合主義等の構造的な矛盾やネジレを指します。

わいせつ教師とは学校内で研修した程度では解消できない存在だと思います。依存症的傾向により、善悪を制御出来なくなった闇に潜む彼等を研修や掛け声で抑え込めない事は結果が語っています。それを学校の責任にしようとするから問題を隠蔽したり、被害の存在を認めなかったり、となるのです。勿論、学校側も悪いのですが、構図としては文科省から始まる『実効的な策のなさ』が教育委員会、学校を通して現場への『無策の押し付け』と化し、最終的に被害者のGBは悲しい目に遭遇するのです。そして文科省や知事が最後に被害者によりそう「救いの神」としてお出ましになる。なんか変です。微細は違ってもこんな構図です。
なるべくしてなっていますね

③スマホの拡がりとは「あらゆる箱の中にきれいな石とガラクタ(フェイク、嘘、クズ、ダブルY等)が混ざって入っている」という事実を当たり前と感じる価値観が必要になっていると思います。「先生の言ってる事は全面的に正しい」という幻想にこだわると闇が生まれます。実際にダブルY教師が存在するのに、存在しない体をとるからGBがはまってしまうのです。「親と子供が、学校には立派な先生はいるけどクズの先生もいる」と認識する事が至極普通の解だと思います。フェイクニュースと同じです。(子供達の為に頑張っている先生達にごめんなさい。闇は先生業界だけの問題でなく日本全体に淀んでいる話です)

世の中、方針や目標をたてる人はたくさんいても『実効性がある方法』を考えれる人はすごく少ないと思います。
結局、スマホの問題って社会の問題に辿り着きます。
少しでも問題点を抽出して教科書にない実効性がある解決のヒントを紡ぎ出そう。ここまで読んで下さってありがとうございました。

◎ハピー
「イエーーーーィ ! ♡ (感謝のチアポーズ) 」

《この項終了》










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