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26.第14夜 キレイごとでは伝わらない ! Girls & Boys(GB)がスマホで人生を壊さぬ為の楽しい言霊  いじめ特別編①いじめって何 ?

(少し改稿させて頂きました)
🥺ゲームチェンジ(世の中と自分)を目指して書籍化希望です。
☆当作品の評価はスマホを持つ子供が自分を守る知恵を身につける事です。
「漫画化されて子供が読むイメージ」で感じてください

【どうしたい】
「やってはいけない」より「自分で自分を守る知恵」へ
【伝えたい】
①人生に関わるスマホの危険の本質を感じとる
②危険の既視感を作って地雷を避ける感覚を身につける
③地雷を踏んでも自分を見失わずに修正出来る感覚を身につける
【目標】
飽きずに最後まで楽しく読んでもらう⇒エンターティメント
知らず知らずの内に頭の中に残る組立て⇒指導でなく納得力重視
【その為に】
明るく・鋭く・なるほどー・馬鹿らしく・率直に・いいノリで・
⇒教科書にない本質的な解決案を示す

(当文章は書籍化による漫画やイラストをつける想定のシナリオ仕立です)
◎主要登場人物
☆ヒロッチ(中二) 主人公 身長155㎝ 元気者 ショートヘア
☆ハピー スマホ学園のスマホティーチャー 異世界からの召喚能力をもつ 
チアダンスが好き。未来看護師的制服とゴーグル着用
☆マッサラン ハピーの先輩スマホティーチャー 普段はスーツ姿 長髪
よくハピーの厄介事を押し付けられる 
☆校長 ハピー・マッサの上司。二人からよく厄介事を押し付けられる。
☆ウサギ男 スマホ学園アシスタント 親の立場から発言してくれるらしい
☆ネット妖怪ビチ SNSやネットを通してGBをスマホに依存させようという意思が妖怪化した。ドーパミンの分泌強化が得意技。兄はネットつながり妖怪のパブロフ
●あらすじ
スマホを買ってもらったばかりのヒロッチが偶然が重なって自分の夢の中の次元断層に「ズレたパラレルワールド」のスマホ教師であるハピーを召喚してしまった。ハピーを元の世界に戻すには「スマ地雷最短エスケープ講座」のコンプリートが必要だ。さてネットいじめのテーマになった時、①「ネットいじめ」のテーマはいじめ全体を取り上げないとの改善されない②誹謗中傷、承認欲求、依存症(ドーパミン)に全て関連しあっているから深入りは避けれない、という校長の熱い主張により「いじめ特別編」になだれこんだ。

当ストーリー用語解説
GB (GIRLS & BOYSの略称) 
ダブルY(わいせつ野郎の略称) 

◎マッサラン
「実はスマホ動物園のサル山でいじめが多発しており問題になっています。原因を探る為、スマホ協会で「お猿ディープスキャン」という最新マシンを開発しました。なんとリュックサックとヘルメットを装着させるとサルと会話が出来るのです」
◎ヒロッチ
「スゴ―イ ! 」
◎マッサラン
「更には脳内の電気信号にアクセスしてサル自身も気付かぬ本音をAIが言語化するという革新的なマシーンなんです」
◎ヒロッチ
「スゴイ、スゴーイ ! !  大興奮よー」
◎ハピー
「じゃじゃーん このリュックサックがそのマシンです。お猿さんにこのリュックとヘルメットを背負わせて、僕がこのレバーのついたリモコン機を『猿スキャンGO ! 』って叫んで作動させるとこのスピーカーから音声が出るんですよ」
◎ヒロッチ
「きゃぁーなんかカッコいい―! !  !」
◎校長
「但し、このマシーンは何故か人間では作動しないんじゃ」
◎ハピー
(画期的なマシーンにしてはなんとニッチな。。。。でも人間で作動すると、悪用されたりしてとんでもない事になっちゃうかもね)
◎校長
「次の特別編はこのマシーンを使用する事から始まるぞい。ではハピー頼むぞい」
◎ハピー
「わかりましたぁ」
 スマイカツ ンサルサ オデノイ ナツゲエ トダンゲン二

召喚№17 スマホ動物園サル山のイジメ猿たち

カーテンが一気に開くとリュックサックとヘルメットを装着した猿たちが椅子に座っていた。

◎ハピー
「じゃあイジメ猿の皆さんに質問形式で答えてもらいますね」
◎ハピー
「じゃあ質問しますね。

質問  君は何故、他の猿をいじめるの ?」


◎赤色モンキー
「いじめてなんてないよ。いじっているだけだキィー。『いじりって何?』って? ん〜なんだろキィー」
◎マッサラン
「猿スキャンGO!」
(スイッチを入れてアンテナから電波がビリビリ―)
◎赤色モンキー
「相手をからかったり、弱点を指摘したり、、もてあそんで場を盛り上げるのがイジりかな。僕も目立てて気持ちいいし、相手も注目されて嬉しいみたい。ニヤニヤしてるし」
◎マッサラン
「猿スキャンGO!」
(スイッチを入れてアンテナから電波がビリビリ―)
◎赤色モンキー「先生がイジってる奴は僕らもイジりやすいキィー。無言のお墨付きみたいなもんだキィ。僕はイジられたくないけどキ」
◎ヒロッチ
「『相手を応援する気がない一方的ないじり』はいじめと変わらないよね。それに嬉しくてのニヤニヤじゃないと思う」
◎ハピー
いじめの語源は『いじる』に語尾の『める』が合わさった説もあります」

◎青色モンキー
「勉強がよく出来る奴は嫌いだキィ。先生によくホメられている奴も嫌いだキィ」
◎マッサラン
「猿スキャンGO!」(スイッチを入れてアンテナから電波がビリビリ―)
◎青色モンキー
「自分よりデキる奴は許せないキィー。うらやましい奴も許せないキィー。要は『面白くない奴』なんだキィー」
◎ヒロッチ
「これってただの嫉妬 ?」
◎青色モンキー
「嫉妬でイジメてるように見られると、かっこ悪いんで、そう見えないようにイジメるキィ」
◎ヒロッチ
「変なとこでかっこつけて、情けなくない~?」

◎黄色モンキー
「皆と違う意見の猿やちょっと不思議ちゃんをイジメたくなる。正義感が強い奴もイジメたくなる。皆と少し違うオーラを出してる奴をいじめたくなるっキィ―」
◎マッサラン  「猿スキャンGO!」(アンテナから電波がビリビリ―)
◎黄色モンキー
「要は『こいつは皆とは少し違うからイジめても大丈夫』って皆で共有しやすいからさっ。更に言うと反撃してこなさそうな奴。友達が少なめで応援団が少なければ尚、イジメやすいキィ」
◎ヒロッチ
「要は憎いとか嫌いとかじゃない相手をいじめてるって事?」
「先生が『何故、他の皆と合わせる事が出来ないの?』とか、『クラスの雰囲気を読め』とか言ってるのと関係あるのかなぁ?」

◎茶色モンキー
「別にいじめたくていじめてる訳ではないキィー。その時の皆のノリもあるし、一緒になってイジメないと仲間と認めてもらえないキィー」
◎マッサラン  「猿スキャンGO!」(アンテナから電波がビリビリ―)
◎茶色モンキー
「皆でイジメると全員が同じ方向を向いて仲間意識が高まる気がするキィ。自分にほこ先が飛んでこないから安心だし。」
◎ヒロッチ
「そんなの仲間じゃないよ。お互いにいじめられない様に共通のイジメ対象を作ってるだけじゃない。それに仲間内で誰かを順番に仲間外れにしたりする事もあるんでしょ ? 何よ?それって?」
◎茶色モンキー
「ん?? 何故だろう ?」
◎マッサラン  「猿スキャンGO!」(アンテナから電波がビリビリ―)
◎茶色モンキー
「イジメというより無意識に仲間である事の確認行為をしてると思うキィ。僕らはネットは得意でもリアルの人間関係の本音のやり取りが微妙なので、仲間外れにしても元の鞘に戻ってくるかを試す踏み絵になってるかもキィ」
◎校長
「面倒じゃのぉぉ。ワシだったら皆で朝まで飲んだら、すぐにアミーゴじゃわい」
◎ハピー
(レッドカードを出してホイッスルを吹く)
(カピバラ君とヌス宮に両脇を抱えられて連れ去られていく校長)
◎茶色モンキー
「でも。。。。僕も昔はいじめられてだんだキィー」
◎マッサラン  「猿スキャンGO!」(アンテナから電波がビリビリ―)
◎茶色モンキー
「いじめなんて止めてもらいたいと思う時もあるけど、今度は自分がいじめられそうで止めれなかった。。。。。ごめんなさい」

◎緑色モンキー
「最初はいじりでも段々と泣かしたくなってしまう。辛い顔をさせたくなってしまう。追い詰めたくなってしまう」
◎マッサラン  「猿スキャンGO!」(アンテナから電波がビリビリ―)
◎緑色モンキー
「親の無理解や暴力はイヤだし、家で居心地が悪くて気持が満たされる場がないキィ―」
◎マッサラン  「猿スキャンGO!」(アンテナから電波がビリビリ―)
(暗転してマッサランが頭を抱えて慟哭)(今回の僕のセリフはこれだけなのかぁぁぁぁぁ)

◎緑色モンキー
「でも段々とエスカレートして、気が付いたらイジメないと気が済まない自分がいるキィ。それにイジメてると何もかも忘れられて気持ちいいキィ。ワクワクする感じだキィ」

◎桃色モンキー
「ネット上で嘘の噂を流したり、相手になりすまして他の人にひどいメッセージを送るのキィ。直接、嫌がらせのメールを送ったりもするっキィー」
◎マッサラン  「猿スキャンGO!」(アンテナから電波がビリビリ―)
(百回でも二百回でも言ってやるぅぅぅぅ~)
◎桃色モンキー
「つらい顔や困った顔を想像するだけでワクワクしちゃうの。『自分の方が偉い』って満たされる気がするキィー」

◎ヒロッチ
「その話って何かに似てるぅ」
「自分を価値ある人間として認められたい的な・・・・・
①相手は自分によって不快になる→相手から意識される存在になる事でしょ !
②困らせたり辛い思いをさせる→相手より自分の方が上の立場だと思えるよね
③ネット越しにひどい仕打ちをする→相手が嫌な気持ちになる事を想像して期待する/ワクワクする
④最初はいじりだったのが段々、エスカレートする。

(闇にキラーーーン と光る目が)
◎謎の声
「・・・承認欲求が満たされてドーパミンドパーッかもね」
◎ハピ―
「出てらっしゃい ! !」(近くの空間に対戦車ミサイルを放つ)」
◎ビチ(よけながらヒラヒラと舞い降りる)
「はっはぁ気付いたぁ~? 私は誰かを貶める事によって得られる『負の承認欲求』って呼んでるン。相手が嫌な思いをする事を期待してワクワクしてしまう。ドーパミンドパーッよっ ! ! 」
◎ヒロッチ
「いじめで承認欲求を満たして、どんどんエスカレートしていく・・・はっ ! ! !  それって何だか『依存症』にそっくり?! 」
◎(退場が解けたらしい)校長
「自分の中の欠落を他人を傷つける事で満たして代替する行為じゃ。『明日はどうやってイジメてやろう。ワクワク』とかな」
◎ビチ
「スマホのおかげでイジメがハードルが下がって忙しくなって大変よーー。じゃあねん♥」
◎校長
「おーい、頑張らんといてくれぇぇぇ―」

◎ヒロッチ
「今までいじめって悪い事だとは知ってたけど『自分かしなければいいんだ』って思っていただけで全然、深く考えてなかったの。でも何なのこれは・・・・・・」
「相手をうらやんだり、嫉妬心によっていじめてる ?」
「仲間意識の共有の為にいじめてる ?踏み絵 ?」
「ストレス解消や自分を満足させる為にいじめてる ?」
そして「楽しくて気持ちがいいからいじめてる ?」

「どんどんエスカレートして、いじめが原因で登校拒否になったり自殺もあるんでしょ ! ねぇ! これってどうしたらいいの ?」
◎マッサラン  「猿スキャンGO!」。。。。。。。。
「えっ?もういいのぉ------- ?」

                            <つづく>



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