不屈のNBAプレーヤー　

渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツがウエスト上位のブレイザーズを109-107の僅差で降して勝利を収めた。

この接戦の中で渡邊雄太は20pts7rebを記録し、3Pも5本成功させるなどの大活躍を見せてチームの勝利に大きく貢献した。

渡邊雄太はレギュラーシーズンが開幕した後も高い3Pの成功率を維持し、出場機会を獲得することに成功していた。

持ち味であるディフェンスを活かしながら課題であった得点力にも磨きをかけて、良い形で今シーズンのスタートを切ることにも成功している。

そんな良い流れを築いていた矢先、渡邊雄太は試合中に足首を負傷してしまい一時離脱を余儀なくされてしまった。

しかし常に崖っぷちで戦い、生き残り続けて来た渡邊はその勢いを落とすことはなかった。

復帰した試合でも怪我前と同じような活躍を見せ、二桁得点を記録するという好調ぶりを引き続き示した。

そして18日(日本時間)のブレイザーズとの試合で、とんでもない大活躍を記録して見せたのだ。

渡邊は結果が出なくなれば終わりの厳しい世界で、好調を築いたにも関わらず、怪我という不運に見舞われ、そのリズムが乱れてしまっても尚、素晴らしいパフォーマンスを維持してみせた。

逆境をホームとしてきた渡邊が、ここまでの経験を通して築き上げた不屈の精神は自信とガッツを育み、ブレないプレーイングを可能にさせた。

だからこそ彼の活躍は、その一つ一つに大きな意味と重みがあって、多くのNBAを愛する日本人に感動を与えてくれるのだ。

日本から見たら雲の上のような存在だったNBAのスター選手たちと肩を並べ、目覚ましい活躍を記録していく渡邊雄太の姿に胸を熱くさせずにはいられない。

ここからさらに存在感を示していくような予感を抱かせる渡邊雄太は、きっと更なる活躍と成長をNBAの舞台で見せてくれることだろう。