スポマガ

格闘技を中心にスポーツに関する記事を綴ります。

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最近の記事

[UFC306] メラブ・ドバリシビリ、遂に王座を手にする!

バンタム級タイトルマッチをメインイベントに据えたNOCHE UFC。 ファイト・オブ・ザ・ナイト級の試合が立て続けに行われた今回のナンバーシリーズは非常に見応えのある内容となった。 その中でも大きな注目が向けられたのがメインとコ・メイン、そしてロペスとオルテガが激突したフェザー級のランカーマッチだ。 それぞれの試合の結果は今後の流れに大きな変化を生み出していくことになる。 フェザー級 ランカーマッチ ○(13)ディエゴ・ロペスVS.●(3)ブライアン・オルテガ ※ロペ

    • デメトリアス・ジョンソンが築いた偉大なキャリア

      9月7日に開催されたONE168の中で発表されたデメトリアス・ジョンソンの引退。 ONE Championship 彼はその日をONE世界フライ級チャンピオンという王座を保持しながら迎え、ONE史上初の殿堂入りを果たすことにもなった。 そうして長いキャリアの締め括りを素晴らしい形で飾り、多くのファンに祝福されながらその舞台を後にしたジョンソン。 そんな伝説的なMMAファイターは、その晴れ舞台に辿り着くまでにも多くことを成し遂げ、輝かしく偉大なキャリアを築いてきた。

      • [Bellator]ウスマンがシャブリーとの一戦を制して、王座の防衛に成功!

        Bellatorライト級のタイトルマッチが行われ、王者であるウスマン・ヌルマゴメドフがアレクサンドル・シャブリーの挑戦を受け、そのベルトをかけて戦った。 ライト級 (C)ウスマン・ヌルマゴメドフVS.(1)アレクサンドル・シャブリー ※ウスマンの5R判定勝ちで王座防衛に成功 非常に多彩な立ち回りで相手を翻弄し、攻略するための的を絞らせなかった王者ウスマンはシャブリーの強力な打撃を捌きながら有効な攻撃をヒットさせることでポイントの確保に成功し、5Rの判定勝ちを収めて王座を防

        • [ONE168]スーパーレックがハガティを下して同時2冠王者となる!

          ・9月の注目カード 以前に武尊との激闘に勝利したスーパーレックがバンタム級キック&ムエタイ同時2冠王者であるジョナサン・ハガティとのタイトルマッチを制したことで、すでに獲得しているキックボクシングのフライ級王座に加えて、キックとムエタイの同時2冠王座の獲得にも成功したため、キック&ムエタイの同時2冠王座とキックボクシング2階級制覇を同時に成し遂げることに成功した。 バンタム級タイトルマッチ キック&ムエタイ ●(C)ジョナサン・ハガティVS.○スーパーレック・キアトモー9

        [UFC306] メラブ・ドバリシビリ、遂に王座を手にする!

          井上尚弥、4団体統一王座の防衛に成功!!

          井上尚弥がTJ・ドヘニーを7回TKOで下して4団体統一王座の防衛に成功した。 水抜きからの大幅な戻しで11kgも体重を増量してきたドヘニーだったが、王者・井上の前になす術なく最後は井上のラッシュ後に発生した腰付近の故障によって続行不可能となりレフェリーストップとなった。 今回の防衛戦も終始井上がペースを握り、ドヘニーの一発の脅威に対してもまるで問題が無いような立ち回りで対処しながら、ラウンドを重ねるごとにギアを上げていった井上はドヘニーをロープ際に追い詰め続け、元世界王者

          井上尚弥、4団体統一王座の防衛に成功!!

          [格闘技]9月の注目カード

          [UFC][UFC306] (9/15) 『バンタム級タイトルマッチ』 (C)ショーン・オマリーVS.(1)メラブ・ドバリシビリ 『女子フライ級タイトルマッチ』 (C)アレクサ・グラッソVS.(1)ヴァレンティーナ・シェフチェンコ ・フェザー級・ランカーマッチ (3)ブライアン・オルテガVS.(12)ディエゴ・ロペス ・ライト級 ダニエル・ゼルフーバー(15-1)VS.エステバン・リボビスク(13-1) ※UFC3連勝中(UFC・3-1)    ※(UFC

          [格闘技]9月の注目カード

          日本ボクシングの黄金期

          7つの世界タイトル戦が行われるボクシングの大きなイベントが10月13・14と2日間に分けて開催されることになった。 これは軽量級における日本ボクシングの黄金期が到来したことによって生まれたビッグイベントである。 バンタム級を支配する日本人チャンピオン 現在スーパーバンタム・バンタム級の王座は日本人が占拠していることに加えて、王座を狙うランカーの中にも比嘉大吾や那須川天心・堤聖也など有望な日本人ボクサーがいるため、層の厚さが感じられる状況となっており、異常なまでの活躍と強

          日本ボクシングの黄金期

          [RTU]日本人ファイター、準決勝で散る。

          先週末行われたROAD TO UFCの各階級トーナメント準決勝に、勝ち上がっていた日本人選手4名が出場したが、4名とも決勝に駒を進めることは出来ず、準決勝敗退という結果になった。 今回のRTUのシリーズを見て日本人選手が決勝に勝ち上がり、UFCとの契約を勝ち取るためにはストライキング能力の強化が必須であるように感じた。 スタンド時の攻防に不安定さがあるため、オフェンシブな攻撃に出ることが出来ず手数が少なくなってしまったり、長所となっている組み技を効果的に活かしていくことが

          [RTU]日本人ファイター、準決勝で散る。

          迫る井上尚弥の防衛戦

          9月3日に行われる井上尚弥の防衛戦、その決戦の時が刻一刻と迫って来ている。 今回チャンピオンに挑戦するのはアイルランドのベテランボクサーであるTJ ・ドヘニー。 元IBFスーパーバンタム級の世界王者であり、現WBOスーパーバンタム級2位のボクサーである。 年齢は37歳とすでに大ベテランと言える域に達しているが、それでも尚世界2位のレベルに位置しているというところから、フィジカルやパワーに優れ、経験と技術を豊富に蓄えていることが伺える。 なので、当然一発あたればチャンピ

          迫る井上尚弥の防衛戦

          ミドル級・ウェルター級に動き&TUF決勝!

          5Rの激闘が行われたメインイベントのミドル級ランカーマッチ。 タイトル戦へと繋がっていく戦いはお互いに一歩も引かない熱戦となった。 ミドル級 ●(5)ジャレッド・キャノニアVS.○(12)カイオ・ボハーリョ ※ボハーリョの5R判定勝ち 序盤からジャブとカーフを使った中間距離からの攻撃でペースを握ろうとしていたボハーリョは、テクニックとスピードの部分でリードを得ていた。 一方のキャノニアは頑丈さとパワーでボハーリョの攻撃を耐えながら強打でダメージを負わせつつ、ボハーリョ

          ミドル級・ウェルター級に動き&TUF決勝!

          [MLB]大谷翔平、40-40をサヨナラ満塁弾で達成!!

          大谷翔平がまた一つ記録を達成した。 日本人初そして史上最速で「40HR-40盗塁」という記録を達成した大谷は40-40を成し遂げた史上6人目のメジャーリーガーとなった。 それだけでも物凄い事だが、その達成の仕方がまた凄い。 9回の裏、2アウト満塁、1打逆転のチャンスというまるで漫画のような場面で大谷に打順が回って来るという、もう持っているとしか考えられない展開で記録達成の機会がやってくる凄さ。 そしてそこで対戦成績の良くないピッチャーを相手にしながら、その初球を捉えて

          [MLB]大谷翔平、40-40をサヨナラ満塁弾で達成!!

          ランカーマッチの結末

          UFC305で行われたランカーマッチが分けた明暗。 ヘビー級・ライト級・フライ級、それぞれの階級でランクを持つファイターがぶつかり合い鎬を削った。 「光の差す次のステージへとの進む者」と「スポットライトから外れた者」に分けられるALL OR NOTHINGのランカーマッチ。 その結果と内容を振り返っていきたい。 ヘビー級 ●(10)タイ・トゥイバサVS.○(12)ジャルジーニョ・ホーゼンストライク ※ホーゼンストライクの3R判定勝ち 2連勝を記録しランクを上げること

          ランカーマッチの結末

          [UFC305] ドリカス・デュ・プレシ、衝撃の一本勝ちで王座発防衛に成功!

          ミドル級タイトルマッチ ○ドリカス・デュ・プレシ(C)VS.●イズラエル・アデサニヤ(2) ※デュ・プレシの4R一本勝ち(リアネイキッドチョーク) 1Rからまともに打撃をヒットさせられずにいたデュ・プレシはテイクダウンとバックテイクでRNCのチャンスを作るが、ほとんどの場面でアデサニヤにペースを握られる展開となった。 アデサニヤは距離を掴み、的確に打撃をヒットさせ、特にボディへの有効打が多く、確実にデュ・プレシにダメージを蓄積させていく。 ボディのダメージで機動力を失っ

          [UFC305] ドリカス・デュ・プレシ、衝撃の一本勝ちで王座発防衛に成功!

          [UFC305] 新旧王者対決!アデサニヤVS.デュ・プレシ

          いよいよ迫ったUFCミドル級のタイトルマッチ。 元王者のイズラエル・アデサニヤが復帰戦で現王者であるドリカス・デュ・プレシに挑戦する。 ミドル級タイトルマッチ (C)ドリカス・デュ・プレシVS.(2)イズラエル・アデサニヤ 相性の構図で言うと、つい最近行われたウェルター級タイトルマッチと同じような状況になっているのではないかと思う。 中間距離から試合を作っていくエドワーズと、スタミナと圧力でゴリ押しながら打撃と組みをアグレッシブに仕掛けていくムハマッド。 エドワーズ

          [UFC305] 新旧王者対決!アデサニヤVS.デュ・プレシ

          平良達郎、遂にランキング1位へと手を伸ばす!

          既に報道されているように、UFCフライ級ランキング5位の平良達郎が次戦でぶつかる相手に関する情報が出されている。 その相手はフライ級ランキング1位のブランドン・ロイバル。 アグレシッブなファイトスタイルを持つロイバルは、スタンド・グラウンドの両方で強度の高い戦いが出来る上に、175cmとフライ級にしては長身でサイズとリーチに優れた選手となっている。 また、フィニッシュ決着が多い選手でもあり、判定となった試合もスプリット決着になるなど、タフでハードな試合を生み出す激闘型の

          平良達郎、遂にランキング1位へと手を伸ばす!

          [UFC]ラスベガス95、印象的な試合の感想

          ①●マルチン・ティブラ(8)VS.○セルゲイ・スピバック(9) ※セルゲイ・スピバックの1R一本勝ち(腕十字) 今回のメインイベントであるヘビー級のランカーマッチ、両者は以前にも対戦した経験があるため、今回の1戦はリマッチとなっている。 前回はティブラの判定勝ちであったが、今回は過去の経験を活かしたスピバックに軍配が上がった。 ストライキング勝負の時間を省略し、早々にティブラを組みの展開に引き摺り込んだスピバックだったが、上手く対処したティブラのカウンターを受け、逆にテ

          [UFC]ラスベガス95、印象的な試合の感想