怒りを素直に出すべきか否か
目の前に怒り狂っている人間がいるとき、僕は、正常に思考出来なくなる。どうやら、相手の怒りのボルテージにあてられるようだ。
結局、こちらの対応としては、相手の怒りに完全に圧倒されるか、もしくはこちらもブチぎれるかのどちらかである。(大抵、どちらもロクな結果にならない)
さて、本題である。人にされたら嫌なことは自分もしない、というのが僕のモットーなので、僕はあまり怒らない。イライラはするし、凄く表情に出るけど、声を荒げて怒ることはめったにない。最後に怒ったのは、たぶん営業マン時代だ。
だからなのか、大声で怒鳴っている大人を見ると、「幼稚だなぁ」と感じる。もう立派な大人なのだから、自分の感情をオブラートに包むぐらいの品性は持とうよ、と内心呆れている。
なんだけど…最近、ちょっと考えが変わった。というのも、ここしばらく、生きるのがなんとなく空しい。これは、感情を抑制しているからではないか、という仮説を得たからだ。本能が壊れている、と言っても良い。
感情(怒りや悲しみといった負の感情を含めて)を押さえつけることを究極的に推し進めると、ロボットになる。そんな人生、楽しいのだろうか。人生が無色透明で無味無臭で、平坦で、そんな人生、楽しいのだろうか。
もっと、感情を素直に出して、目の前の相手と真剣に「対決」すべきかもしれない、と考えている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?