この気持ち、何て言おう

～味わい深い人生だから～

期日までに仕上げても追加される仕事。
いつも何かに追われている。
人の話を聞かなければいけない立場。
常に感情をコントロールする。
仕事が休みでも作る弁当。
365日親として働いている。

そして今日、歯を抜いた。
口の中に血の味が広がる。
麻酔が切れてきてジワリジワリと疼く。
早めに痛み止めを飲んでも疼く。
やるせなく、何もかもが腹立たしい。

何でいつも引き受けてしまうのだろう。
歯のケアやメンテナンスをする暇もないくらい、忙しい日々なのに！
何でいつも笑ってるんだろう。
寝ている間に強く歯ぎしりをするくらい、ストレスを抱えているのに！
何でいつも休みがないんだろう。
早起きの息子に起こされるくらい、疲れが溜まっているのに！

怒りに限らず自分の感情を抑え込んでいると、時に自分の想いがわからなくなってしまうことがある。
悲しみや怒り、苦しみと言った見たくない感情だけでなく、喜びや希望、願いさえも見失ってしまう。

きっと、これまでにも経験したことがある。
ずっと好きだったものに急に興味を失ってしまった…
今自分が何をやりたいかわからなくなってしまった…

自分の感情を、自分の想いを自覚していなくては、生きている意味を見失ってしまう。

今日わき起こった「この気持ち、何て言おう…」と、noteを開いた。
『今日も1日頑張ろう♪』過去の投稿が目に止まった。
「今日もこうして朝が来て、目が覚め、生きている。それだけでありがたいではないか。
空がだいぶ明るくなってきた。私の心にも明るい光が差し込んでくる。」

こんな風に感じ、過ごせている私がいた。
「幸せな私」は、過去に確かに存在しているのだ。

やるせなさや怒りの感情は、希望や願いを叶えるための必要悪かもしれない。表裏一体。
上手くいかない私への怒りパワー、自分を励まし、幸せな私へとシフトチェンジする。全部が自分自身。
ありのままを見つめて、時には歯ぎしりをギリギリするほど噛みしめて、味わい深い人生を歩むことにしよう。