映画レビュー 41作目 ボヘミアン・ラプソディ

今回は、記憶に新しいと言っても、6年前に公開されたちまち、第3次クイーンブームをもたらした、
ボヘミアン・ラプソディをレビューする。

ストーリーは、ボーカリストを失ったスマイルが、
フレディ・マーキュリーと出会って、クイーン
としてバンドを再スタートさせる。
たちまち、クイーンは、大ヒット、しかしメンバー内に葛藤が生まれ、次第に絆は壊れていってしまう。
そんな中、市場最大のチャリティ・イベント、ライブ・エイドからオファーがくる。
と言った内容だ。

私個人の感想を伝えると、最初こんなに大ヒットする映画だとは思わなかった。
むしろ、大失敗に終わってしまうのではないかとも思った。
1番最初に、公開された特報映像が、(残念ながら、
再びその映像を探す事はできなかったが)個人的には期待外れだったからだ。
あのクイーンを実写で?
特に日本のファンは厳しいぞ!
大丈夫なのだろうか?
そのような気持ちが取れない中、映画は公開、
最初の公開週がそこそこ良かったときいて、なんとかコケなくてよかったと心から思ったものである。
その後、私の心配は、見事に外れ、クイーンを知らなかった世代の人やクイーンの曲をテレビ聞いた事があっても詳しい事は知らなかった人が映画によって、ハマっていき、その結果、第三次クイーンブームを起こすことになった。

私はこの映画の時期、そこそこ忙しく、映画館でみれたのは翌年の春頃だった。

実際に映画を見て感じたことは主に2つある。

1つ目は、俳優さんが実際のクイーンのメンバーにしか見えない事だ。
特に、グウィリム・リーが演じたブライアン・メイはどの時期でもブライアン・メイにしか見えない。
本当は本人がブライアン・メイ役を演じているのではないかとしか思えなかった。
また、どの時代のパフォーマンスも本人達のパフォーマンスそのままである。
実際に、俳優さんたちでクイーンツアーを行ってほしいものである。

2つ目は、実際の話と映画のストーリーが異なって
いる点が多いことである。
・フレディのエイズ感染判明時期
・アメリカでの人気
・ボヘミアン・ラプソディシングルカット秘話
・クイーン活動休止
とあげていくとキリがなく、映画鑑賞時、となりの方が、泣いているのがわかったので、
おいおい実際の話違うだろ!、ここはこういう感動
話じゃないんです!泣くところじゃないんです!
とツッコミを入れながらでないと視聴ができなかった。

星は4.2
日本公演の様子などカットされたシーンが山ほど
あるみたいなので、ぜひ完全版を見てみたいものである。

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