映画レビュー 25作目  ゴジラ-1.0

今回は、日本では、明日発表となる第96回アカデミー賞に視覚効果賞にノミネートされているゴジラ-1.0をレビューする。

第二次世界大戦の末期、神木隆之介演じる特攻隊員の敷島は、戦争で死ぬのが怖くて、大戸島に零戦が故障したといった嘘を言って逃れる。
その夜、島にゴジラが訪れる。
20ミリ砲で撃つように指示を受けるが、撃つ事ができず、被害を起こしてしまう。
終戦後、浜辺美波演じる大石と彼女が抱えていた赤ちゃん明子との生活が始まる。
彼は、戦争中に残された機雷を除去する仕事に就く。
その仕事をしているある日、ゴジラが再びやってくると言った物語である。

https://m.youtube.com/watch?v=x7ythIm0834

この映画をみた感想は、主に2つある。

1つ目は、音響がものすごい迫力があるという事だ。
今回、私が行った映画館は、imax 4dxと言った施設ではなく普通の映画館だった。
しかし、飛行機の音、銃声、ゴジラの鳴き声、
ゴジラのテーマ曲など全てが迫力があり、実際に現場でその音を聴いているようだった。
この音響は、絶対に自宅では聴く事が出来ない音だなと思った。
この音だけでも、劇場に行った価値はあると思う。

2つ目は、ゴジラの登場シーンがあまりにも少ないという事だ。
もっと、ゴジラが表れて被害を起こし、それに対して、どうやってその被害を防ぐかを議論して対峙するシーンが見たかった。
映画を見ている時、神木くんと浜辺さんの恋愛映画を見に来ているのではない!
(見た事がないので例えが合っているかどうかわからないが)永遠の0を観にきているのではないという気持ちが非常に強く出てしまった。
その為、期待はずれな映画でもあった。

星は、内容に関しては3つ。
ただ、アカデミー賞をぜひ取ってほしいと心から思う。
明日の結果が楽しみである。

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