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クレタ島~その2~

みなさま、こんにちは。

実は、WSET Diplomaというワインの資格獲得に向けて勉強中のわたしなのですが、先週酒精強化ワインの試験を受けてきました!

酒精強化ワインとは、辛口のワインや発酵途中でまだ甘味のあるワインに96%くらいの高いアルコール度数をもつスピリッツを加えて作られるワインです。有名どころだと、シェリーやポートがそれになります。
アルコール度数が普通のワインよりも高いので、開けてすぐに飲み終わらなくてもダメにならないワインです^^

試験はテイスティングと筆記なのですが、今回のテイスティングにでてきたワインはとても特徴的なワインたちばかりで他の年と比べて簡単でした。ありがとう神様、、、という感じです。

次は5月に一番大きい試験が控えているので、まだまだ勉強は続きます。

さて、今回も前回に引き続きクレタ島での旅について!

イラクリオン港についたのは夜だったので、その日はホテルに泊まり次の日から行動開始!

朝ごはんはセンターにあるカフェで^^

カフェの目の前にある噴水
カスタードパイ「ブガチャ」

私が大好きなのがこの「ブガチャ」!

甘すぎないカスタードが薄いパリパリのパイがに包まれて、その上にはシナモンがかかっています。
最高においしいので、ギリシャに来たら是非食べてみてください。
最高においしいです。

その後はイラクリオンの街を散策。

センター街

センター街には有名ブランド店や、お土産屋さんが連なりにぎわっています。

ヴェネチアのロッジア

イラクリオンで最も重要な建物の1つがこの「ヴェネチアのロッジア」。
クレタ島でヴェネチア時代に建てられた建物です。

1541年に建てられたこの建物では、かつて位の高い男性たちが集まり、政治の討論や交流が行われたそう。
オスマン帝国支配時には武器庫として使用され大きなダメージを受けました。
1915年にリノベーションが始まりますが、世界大戦で止まってしまい、45年後の1961年に再開され、1979年に終了しました。

現在は、様々なイベントや展示が行われています。

その後、リララキス ワインズへ。

リララキス ワインズは私たちのサプライヤーの1つで、イラクリオンから車で40分程度のところにあります。

リララキス ワインズの入り口
中にはセラーとテイスティングスペースがあります

1966年に設立されたリララキス ワインズは現在2代目。この50年間でクレタ島固有の品種「ダフニ種」と「プリト種」を復活させたパイオニア的存在です。

クレタ島はとっても大きな島なので、しっかりとその品種に適した畑を見極めるのが大事になります。

リララキス家は特に、自分たちの土地を深く理解し、その生態系が保たれるようにブドウ栽培を行っています。

生産者のバートさん
ワイナリーで昔使われていた、ブドウを圧搾する機械
葉っぱが白くなっているのは、カビ病から樹を守るためにスプレーされた
自然由来(オーガニック)の防カビ材
奥に見えるのは、植えられて1年くらいの若いブドウの樹 リララキスは、
土地の研究を進めてよりその土地に適した品種に植えなおしている

その後、ブドウ畑でピクニック♪
ちなみに、これは事前予約すればみなさん楽しめます^^

リララキスのワイン3種類
ほうれん草とチーズボール
ブドウの葉とズッキーニの花のドルマデス

クレタ島の多様な品種から、多様なスタイルのワインを生産しているリララキス ワインズのワイン。

ノスティミアでも輸入しているので、是非試してみてください^^


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