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夢を語ろう。それが生きるってこと。

デジモンテイマーズの主題歌でこんな歌詞があります。
「夢見ることがすべてはじまり それが答えだろ」

35を過ぎて、子ども時代に観ていたアニメの歌詞が、胸に染みます。

私は、「理科を楽しむ活動」を2022年11月からはじめました。

対象は主に小学生ですが、親付きの幼児さんも仲間に加わることがあります。

この活動は、もともと、21歳の私が抱いた夢の実現です。

35歳になったら、自分のやりたいこと「自然と子どもに関わること、環境教育や理科教育に携わること」やれたらいいな。って漠然と思ってました。
だから、23歳~34歳の約10年間は、学びの時間にしようかなって。

現実には自分の思い描いた、計画通りの学びの時間とはならず、個人では抗えない大きな壁を前にどうすることもできなくて、人生に絶望しかける期間もありました。

自分の夢はきっと叶わないんだろうなって、そう思ったら、とてもとても悲しい気持ちになりました。

そんな私は、今思えば、知らず知らずのうちに学んでいたんだと思います。子どもの育ちだったり、親子の関係だったり、自然と人の関わりだったり、今の活動を始めるにあたって必要なことをたくさん。

山登りのルートだっていくつもあるように、人生の山もルートがいくつもあって、私は最初に選んだ道の崖から落ちてしまったけれど、他の人に助けられて、こっちにも道があるよと教えられたり、いつの間にか自分でも道を作っていたりして、気づいたら、登りたい山の5合目に辿りついていた。
そしてまた、この山の頂上を目指そうと思えるようになった・・・!

正直、まだまだ自分に足りないところがいっぱいあることは分かっているのですが、自分のペースで、みんなと力を合わせながらやることで、不完全でも、柔軟な変化ができる組織として活動していけると信じています。

夢を語れないとき、私は生きているのが苦しかったです。
夢を語れる今は、大変でも、生きている実感があります。

本人が笑顔で語る夢ならなんだっていいんです。

みんなでご飯をたべること。
お姫様になること。
山に住むこと。
クワガタと結婚すること。
息子の場合はカブトムシかな。

それが生きるってことにつながるって、私は思います。

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