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映画 / 本 / 服 / 旅

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【子供を産み育てるということ】20歳の私が考えている、今の所の結論

女として生まれてきて、生物学的に子供を産むことができる機能を持っている以上、避けては通れないトピックである。 それと同時に、非常にセンシティブで、全ての人とフランクに話せる話題でもない。同性とも異性とも、家族、友達同士でも意見が分かれ、しかも譲れない部分が多く、それのせいで関係が壊れることもある。最悪の場合、命すら落とすこともあるくらい。 私が個人的にこれについてずっと考えている理由の一つには、 女性の幸せは結婚して子供を産み育てること、 という古いけれどいまだに存在する

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    • 【ドラマ日記|ブラッシュアップライフ】

      脚本が天才だった。 リズミカルでコミカルなテンポの良さは、まさにコメディの最上級という言葉がぴったりで、 それと同時に、記憶を持ったまま、自分が生きてきた今世を繰り返し生きるというのは、どういうことなんだろう、と本気で考えてしまった。 あさみが二度目の人生を一度目とほぼ同じ感じで進めていっている時、もっと派手に生きればいいのに!と思ったが、 私だったら、自分の人生、どこを変えるだろう、と考えたけれど、一つ決断を変えたら、出会えなかった人、一生交わらない世界線、できなかっ

      • 置かれた場所で咲く、ということ

        置かれた場所で咲け、 使い古されたこの決まり文句を私はずっと信じられなかった。 自分が置かれている場所、置かれる環境は選べないのに、そこで咲け、 とは、なんとも無責任な言葉だと思っていた。 その陳腐な代名詞は、微妙に咲いて、とっとと散れ、 と言っているようで、軽蔑さえしていた。 だから私は、その定型表現に逆らうようにずっと生きてきたように思う。 生まれてからの19年間、その時自分が置かれた状況から、いつもできるだけ遠く。敷かれたレールから、なるだけ外れて、生きようとし

        • 【映画にまつわる思い出】

          私は、洋画をよく見る家庭では育たなかった。 毎週金曜日の夕食後は, アイスとポテチを片手に映画を鑑賞、 最新の映画が公開されると, 家族と一緒に映画館に見に行く、 好きな芸能人といえば、ハリウッド俳優、 そういう環境ではなかった。 だから、中学2年生の時、同じクラスで仲良くなった洋画マニアの友達に出会うまで、私は、金曜ロードショーでやっている、吹き替え版の洋画しか見たことがなかった。 私が中学生だった2017年頃、世の中は空前のK-POPブームで、クラスのみんなは韓国

        【子供を産み育てるということ】20歳の私が考えている、…

          あんまり頑張れなかった過去のツケは必ず回ってくる

          第二志望として受験した大学から、Application has been rejected と書かれたメールが届いた。高校の評定が基準に届いていないため、と書いてあり、とうとう自分が全力で努力してこれなかった過去3年間が、今になって悪い方向に全て向かってきていることが顕著になってきた。 もし、全力で取り組んでいたら、どんな結果でもそれを受け入れることができるし、縁がなかったんだな、ですぐ次に進めると思う。でも、あんまり頑張りすらしてこなかったら、悲しい、というよりも、やって

          あんまり頑張れなかった過去のツケは必ず回ってくる

          【読書日記|汝、星のごとく】

          なんて贅沢な時間だったんだろう、 読み終わった時、真っ先にそう思った。 暁海と櫂の世界はとても美しくて、でも、呼吸が止まるくらい苦しかった。 344ページ、ずっと苦しくて、ほんのたまの瞬間だけ楽しい時もあったけれど、ずっと苦しくて涙が止まらなかった。 今までの自分の人生と、これからの自分の人生に刺さる言葉が散りばめられていて、今、この時期に(初版から2年も経ってしまったけれど、、!)この本に出会えたことに何か意味があるんじゃないかと感じたくらい。 2023年、本屋さんに

          【読書日記|汝、星のごとく】