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人の顔を知るって業務改善に繋がるの?

 こんにちは。私は某グループ会社の子会社に出向を命じられ、現在システム機能を扱う会社の営業マンです。小売業からシステム会社へ転職したような気持ちの中、未だにLevel1の若輩者がデジタルを駆使し自身のアイデアを基に何かを成し遂げたいと思っています。前回投稿の記事のコンティニューになるのでまだの方は是非ともそちらも読んでくれると嬉しいです。

1.改善したい従業員さん検索機能をピックアップ

前回思考した中で優先順位をつけた内容

前回自分の中で期待感に焦点を当ててやりたい事を選定した中で実装イメージも少しあった従業員さん検索機能。
その後もパソコンで検索かけてみましたがと既に実践出来ているデジタルコンテンツもありました。

前回の解決策を再表示

業務課題:人物名と顔が一致しない場合のコミュニケーションの取りづらい環境を打破したい。背景として現在はリモートワークが多く、且つデスクはフリーアドレスの座席なので人の見分けをつけたい。
改善案:携帯カメラ等で撮影し、どの部署の誰かすぐに発見できる。                            実装案:今週学習したTeachable Machineの内容になるのですが、上の2つよりは一番実装イメージはあります。ただ会社には人物の部署名と携帯番号はあるのですが、会社に全員の顔が登録されていない。でももし作れるのなら一番作ってみたいと思う機能です。

 解決策についてはまだ構想中ではありますが、AR機能などを使用した情報認知機能等も勉強して実装させたいと思っています。
 1点ネックとなる事は、実装に本人写真が必須となり実装する被写体に難を示します。実装までダミー等で被写体を作成しても良いかと思いますが、実際は会社全体を巻き込むプロジェクトになりそうです。
 そんな実装案も不安定なままですが、自分だけの発想ではなく同僚にも伺おうとこの状態で意見を取りましたが、散々でした。

2.意見出しの結果

営業部内5人からフィードバックをもらいましたが、完全にノックアウト寸前です。

4月に出向してきたIさん


※良い点
私も出向してきたばかりでそんな機能があれば使いたいですよ。
※疑問点
顔写真はどのように撮るかですよね。防犯カメラにその機能を搭載してとかじゃないといきなりカメラ向けて話しかけたりしたらただの盗撮犯みたいになりませんかね。

ごもっともです。

2年前に出向してきた部長

※良い点
確かにまだ全然顔と名前が一致しないからこの機能はあってもいいよね。
※疑問点
そもそも2年前からもうリモートだったから辛かったけど、何とかやってたきたよ。確かに顔見えてなんぼだけど顔見えなくても何とかなってたよ。

部長!リモート飲み会では顔合わせて仕事したいし先方にも顔合わせに行きたいと言ってませんでしたか。

3年前に出向してきた先輩

※良い点
まああってもいいよね。発想はおもしろいと思う。
※疑問点
今でもTeamsに画像登録していない人いるでしょ。君もだけど。顔出ししたくない人もいるわけさ。別に顔知ったから仕事出来るわけではないでしょ。

私の場合、人事部に送付した画像が、取り込みエラーとの連絡が来ただけで申請はしたんです。

温厚な先輩

※良い点
急な資料提出で手渡しする時、新人に渡す場合なんかは便利なのかもね。
画像とリンクする中で自分もその人の顔を覚えられる。
部署異動も知らないうちに変わっていたらその人との会話のきっかけになるね。
※疑問点
確かに営業としては各システムの人の名前と顔を一致させて覚えたいと思うけど、今はそうじゃなくてもメールや電話のやり取りで会話出来ているから必須ではなくなっているのかもね。

良い点を探して下さり感謝してます。

的確な意見をいただける先輩

※疑問点
そもそも顔出ししなくても会話出来ているからこの機能は無意味。
風土としても顔出しが不要になっているのに今更時代錯誤。
顔と名前が一致できたらどんなメリットがあるの。

指摘が痛すぎて直視できません。

3.フィードバックを受けて

 営業部の皆さんからフィードバックを受けて自分が今後に向けてどうしたいか正直振り出しに戻ったと感じました。
 良い点もいただけていましたが、特に疑問点が目について前に進めない状況で方向転換も視野に入れて考えようと思います。
 そもそも5W1Hの定義が弱かったのでしょうか。前回取捨選択を考えていました「何のために誰のために」と「感謝されるような機能」から「自分が1番やりたい事」を掛け合わせた内容が内部フィードバックを受けて独りよがりだった事に気づきました。

4.人の顔を知るって業務改善に繋がるの?

 以前の出向元の営業はそもそもお店に巡回に行くことが当たり前で、上司からは「お店を指導しに行くのではなく、顔を知ってもらい、人となりを見てもらい、信頼を勝ち取ることがその後の指導にも会話にも活きる。」と言われていましたが、現在はZoom、Teams、Google Meetsとオンラインコミュニケーションツールが多数あり、今や確かにオンラインで面接、講習は当たり前になっておりパーソナルな部分はppt1枚で自己紹介等あったりするので実際は顔を合わせて会話することなく会話が出来る事は事実です。
 コミュニケーションとデジタルを繋げるには難易度が上がったように思いますが、それでもコミュニケーションをデジタルで円滑にする何かを探ってみようかと思います。

5.レベル1-3セーブポイント

 壁が大きすぎて目下絶望中ですが、もう一度違う視点からコミュニケーションとデジタルを繋げる方法を考えます。皆さんも今回の記事に対してフィードバックをいただけると嬉しいです。
 最後に今回もドラクエⅢに例えてみますと、レーベの村のじいさんから「ひかりのたま」を受取らずにいざないの洞窟の大きな壁を壊せずにいる私はまだLevel1でしたー。
 ここまで読んでくれてありがとうございます。また次回の投稿でお会いしましょう👍

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