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読書が好きになったきっかけ


先日、松浦弥太郎さんの「エッセイストのように生きる」と運命的な出逢いをしました📕🌿

全く読書をしてこなかった私。本屋で手に取るものはいつも本屋が店頭で、沢山の方に読まれている本ですよと、おすすめしている本。私も本好きになりたい、その焦りからなのか、本選びから間違っているような読書体験しかしたことがなく、私にぴったりだ!と思える本に出会えたことがなかったんです。

しかし!今回初めて、最後の一文まで心をときめかせながら、読み終えることができたんです🌞本屋でタイトルと目次を見て、びびっと、これ私好きだと、運命を感じて手に取ったところから間違いじゃなかった!!


全5章で構成されているこの本。

第1章 エッセイとは、なにか
第2章 エッセイストという「生き方」
第3章 書くために、考える
第4章 書くために、読む
第5章 エッセイの書き方

エッセイストのような生き方って、どんな生き方?
エッセイストの方や書くことを仕事にしている方しか当てはまらないのでは、と思ってしまう目を引くタイトル。けれど、読むと自分の生活に落とし込める視点や考え方ばかり!エッセイストである松浦さんによる、日々を大切に、自分の気持ちを大事に生きるための解説本といえるでしょう。

松浦さんの角のない、丸みを帯びた柔らかい言葉とともに、心にすーっと入ってくる繊細で豊かな考え方の中には、言語化できていなかった私の大事にしたい軸や生き方、新たな気づきとなるような暮らしの知恵が沢山詰まっていました。

私の心にすーっと入ってきた言葉の一部を、ここでご紹介します🌿

足りないことに不平不満を言うのではなく、自分に起こったこと、自分の目の前にあるものとまるごと向き合い、受け入れるのが「感謝すること」の本質なんだな、と。

エッセイとは、いつまでも忘れたくない、ずっと心に残しておきたい宝物を、書き記して残す営みなのです。日々の暮らしの中で湧き出てくるたくさんの感情たちを、僕たちはかんたんに失ってしまいます。

自分に起きているすべてをそのまま認めること。意味や価値があると考えること。この全肯定の生き方ができるようになると、自分にまとわりついていた生きづらさがほどけていきます。自分の中にネガティブな感情が生まれにくくなり、生まれてしまったネガティブな感情もすっと溶かせるようになるのです。

より効率よく生きようとする姿勢は、人をつまらなくします。むだや余白があるからこそ、自分の内面が豊かになっていく。


自分の中に好奇心があることは、どれだけ財産を持っていることよりもはるかに人生を豊かにしてくれます。考えたいことや気になることがたくさんあって、毎日あたたかい気持ちで「これはどういうことだろう?」と心躍りながら生きていける。

言葉を見れば、松浦さんの人柄、生き方が読み取れますよね。

人生において、こんなにも大事にしたいと思える言葉に出逢えたのは、大きな財産!!付箋を貼る手も止まらなかった!今の私の価値観、軸と重なるコンパスのような本になりました📕✨

生きていくなかで、起こる出来事や生まれる感情は、一期一会。その出逢いを、学びに変え、明日の糧にしていくには、一つ一つに目を向け、考えるということ。それが大事なんだと改めて考えさせられました。


最後にもう1つ、松浦さんの言葉をシェアして終わりたいと思います🌿

言葉づかいとは心づかい。自分の心があらわれるものです。よく「言霊」と言いますが、僕も「言葉」は回り回って自分に返ってくるように感じます。ですから、だれかとふつうに話すときにも、文章を書くときにも、なるべく「いい言葉」を選ぶようにしています。
耳にうれしい言葉を使うことは、自分の心と暮らしを守ってくれます。「ありがとう」と感謝する言葉や人をほめる言葉、安心させる言葉、優しい言葉。
ポジティブな言葉を使うように意識するだけで、ふしぎなほどおだやかな気持ちで過ごせるようになります。心身のコンディションがよくなって、さらにポジティブな気持ちになる。

言葉は、五感が働いて、心が働いて、生まれるもの。
そうして言葉に秘められたパワーは、人の心が動かされるほど大きいです。
noteや本、会話などで多くの言葉に触れ、その言葉に込められたパワーをいただいて、今日も楽しんで生きたいと思います🌿

読んでくださった方、ありがとうございます🌞
松浦弥太郎さん、素敵な言葉をありがとうございました💐


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