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勝手に予想!本屋大賞2024【6~10位】

少々ご無沙汰しておりました!
気が付けば3月も終わり、新年度が始まっちゃっていました・・・

本屋大賞発表を間近に控え、3月はノミネート作を中心に読み、読み、読みまくってました!
それ以外の図書館貸し出し本も急いで消化していたため、読んでいたら3月が終わっていました。

ギリギリではありますが、
今年は本屋大賞ノミネート10作品を読了することができたので、順位予想に挑戦してみようと思っています!

その前に、本屋大賞の選出基準をもう一度おさらいしておきましょう。

本屋大賞とは、「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本」に贈る賞。
「書店員さんが売りたい」というのが一つのポイントかなと思います。

10作品読んでみて予想をする中で、いろいろな要素が頭に入ってきます。

これはどんな読者にも受け入れられそうな作品だなとか、
これは好みが分かれるかもしれないなとか、
この作品に大賞を取ってほしい!とかとか…

勝手に予想!と銘打ってはいますが、当てちゃうよ!というスタンスではなく、完全に個人的に、私が読んで面白かった順に、今年のノミネート作をご紹介していこうと思います♪

では早速10位からご紹介。

10位『放課後ミステリクラブ』知念実希人

児童書から初のノミネートでした!
子ども向けといえど大人もしっかりと楽しめるミステリー作品。
この作品を機に、大人だけでなく本好きの子どもたちもにとっても、本屋大賞というイベントが楽しめるようになってくれるといいですね♪

9位『水車小屋のネネ』津村記久子

家庭環境に恵まれなかった10歳差姉妹の、40年間という長きにわたる物語。
素敵な出会いに恵まれ、環境が変わっていく中でも変わらない姉妹の絆。
置かれた環境に嘆くことなく、淡々と助け合って強く生きる2人に勇気をもらいました。

8位『レーエンデ国物語』多崎礼

壮大な王道ファンタジーシリーズの第1作目がノミネートしました!
争乱による苦難と苦境の下、波乱に満ちた冒険に出た主人公・ユリアの目をみはるほどの成長に心を打たれます。
過酷な運命が待ち受ける中、ユリアがとった選択は・・・
時間を忘れて別世界へ飛び込み、素晴らしい時をユリアと共に過ごしました!

7位『君が手にするはずだった黄金について』小川哲


著者を彷彿とさせる主人公が出会った人物に対し、巡らせていくちょっといじわるな思考。だけどどこかがおかしいことに気づき始め・・・いつの間にか読者にも突き刺さる。「自分」と向き合わざるを得なくなります。
新感覚の読書体験ができてオススメです!

こちら、詳しい感想も書いていますのでよかったらのぞいてください♪

6位『リカバリー・カバヒコ』青山美智子

本屋大賞と相性バツグンの青山さん、今年も安定のノミネートでした!
私も大ファンです。

連作短編集になっていて、一話完結型で、とても読みやすいです。特に最終話には、驚きの仕掛けが。「カバヒコ」の周りに集まる人々の悩みに共感し、小さなつながりにじんわりと心が温まります。

こちらも過去に感想記事を書いています!
気になる方はチェックしてみてくださいね。

個人的予想、6~10位のご紹介でした。いかがでしたか?
YouTubeでも予想動画がたくさん上がっていて、本屋大賞の盛り上がりを感じています!

次回は上位、1~5位のご紹介です!お楽しみに^^

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